獣拳戦隊ゲキレンジャーの第36話を見ました
修行その36 ムキュムキュ!怪盗三姉妹
「美希さん、何されてるんですか?ラーメンのびちゃいますよ」
「うん、サイダイオーの能力を分析していたの」
「サイダイオーは獣拳の神、まだわしも知らない未知なる力が秘められているのかも知れん」
「なぁ、ケン。俺もサイダイオー使ってみてえ。使わせろよ」
「ダメダメ、操獣刀は俺のもんなんだから」
「よく言うぜ」
「操獣刀は貸しただけじゃ」
「他の誰かが使ったらもっと大きな力が発揮できるかもしれないわね」
「そういや、レツは?レツはどこ行った?」
シャッキーがエレハンの家に居候することになり、
レツが引越しの手伝いをする羽目になっていた。
そんな中、エレハンが大事にしている時価20億円の伝説のダイヤを狙って、“怪盗花吹雪三姉妹”と名乗る仮面の女3人組が出現する。
蕾を心に感じ、体で花と咲かせる美の拳法“嬌花拳”を使う彼女達にダイヤを奪われてしまう。
「いや~ん、やっぱり理央様は当主の座がお似合いね。でも、ロンの奴、『そう、もう今までの獣拳は要らない。激獣拳に勝り、臨獣拳を凌ぐ極みの拳、それが幻獣拳』あんなこと言ってたのにどこ行っちゃったのかしら?大体、今までメレ様…」
当主の間に入ってきた落ちこぼれのリンシーとぶつかってしまう
メレ。
「確か、お前、試しの郷で100回以上はねられている落ちこぼれね。どうしてもリンシーじゃなくて、リンリンシーになりたい?あんたね、人に物を頼む時にはそれなりの準備って者があるでしょ。賄賂よ、わ・い・ろ言わなきゃ分かんないの?いってらっしゃ~い」
メレへの賄賂にしようとダイヤを狙うリンシーの乱入により、ダイヤは再びエレハンの元に戻る。
そこで三姉妹は、仮面を外した姿でエレハン達に酒を飲ませてダイヤを奪うことにする。
しかし、
レツの戦う姿の美しさに魅了された三女のチェリーは、卑怯なやり方は“美しく奪う”流儀に反すると、酔っ払った
レツを連れて姉から逃走する。
レツは追ってきた姉達に応戦するが、酔いが残っているため足元がおぼつかない。
すると
レツはさらに酒を飲み、酒が彩る大輪の花“ジャガー酔拳”、そして酔いつぶれて寝ながらも戦う“眠り拳”で応戦する。
眠っていても戦えるほど獣拳の修行を重ねてきた
レツの心意気の美しさに感動した三姉妹はダイヤを諦めることにする。
そこに現れたブトカはこっそりダイヤを奪って
メレへの貢物にする。
「あの落ちこぼれリンシーどこにいるのよ。何してたのよ?これ、私にくれるの?分かったわよ、ご褒美に強くしてあげるわ。リンギ・無限烈波。やば、ツボを間違えちゃった」
喜んだ
メレは、褒美を与えようとして、間違ってブトカを巨大化させてしまう。
一方、スクラッチでは
ケンは操獣刀を貸りているだけだと知った
ジャン達が「自分も使ってみたい」と操獣刀の奪い合いになる。
ジャン達から逃げてきた
ケンは、巨大ブトカと遭遇する。
「操獣刀もサイダイオーも俺はぜってぇ渡さねえぞ。来やがれ、サイダイン!!」
「出ました、来ました我らがサイダイン。対するブトカは獣拳の神に一体どんな戦いを挑むのでありましょうか!?」
ケンはサイダインを獣拳変形させ、サイダイオーで巨大ブトカに応戦する。
猛攻撃で、あっという間にブトカを撃破するのだった。
「力の差は誰の目にも歴然。私の実況はもはや不要です。帰ろ、ぶ~ん」
「もう終わり?まぁ、いいか。こんな素敵なダイヤも手に入ったことだし」
メレは手を滑らせてダイヤを落とすと、ダイヤが割れてしまう。
「何よ、これ。ただのガラス玉じゃない。あの馬鹿リンシー、どこまで間抜けなのよ!?まったく、とんだ時間の無駄だったわ。あぁ、理央様、まだ瞑想中。ロン、あんた、今までどこに?」
「同胞を呼んでおりました」
「あんた、誰?何、この汚い棺」
「この中にも同胞が眠っております。メレ、これからはあなたを合わせた4人でお仕えするのですよ」
「4人?」
「幻獣王に」
「幻獣王?」
「それは俺のことか?」
「そうです、幻獣王・理央様」
臨獣殿では、
理央を“幻獣王”にする計画が進んでいた。
次回、「ギャンギャン!お見合い問答無用」
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