BLEACHの第151話を見ました。
第151話 吹き荒れる暴風!踊るアランカルとの遭遇
無事に再会することを誓い、虚夜宮内で別々の道を進む
一護、
石田、
茶渡、
ルキア、
恋次。
どこまでもまっすぐに続く廊下を進む
一護は後ろから迫る足音を感じて振り返ると、それは泣きながら
一護を追ってきた
ネルだった。
「会いたかったっす、イツゴ。会いたかったっす…ぅ!!」
「テメー!!」
「イツゴ…ぅ…」
「ったく、しょうがねえな。泣くなよ」
仕方なく
ネルと合流することにした
一護は、その時何者かの霊圧を感じる。
一護と
ネルの行く手を阻むその霊圧の主はボタンが弾け飛びそうなパツンパツンの破面服に変なモサモサした腰布を着けたドルドーニと名乗る破面だった。
あまり強そうには見えないドルドーニのNoは103。
一護は面倒くさそうにその挑戦を受ける。
変な動きで
一護の攻撃を避けていくドルドーニ。
「何や?覗き見かいな。あんまり、ええ趣味やないな、東仙さん」
「心外だな、君も奴らの動きが気にかかってここへ見に来た口だろ?市丸」
「いややな、冗談やないの。そない怖い顔せんといて」
「ぁぁ…ぁ…」
「東仙さん、何とかして、この子」
「ワンダーワイス」
「ぁ…ぅぅ…ぁ…」
「何や、あの難しい子がアンタにえらい懐いてるな」
「純粋な者はそれ同士惹かれ合うものだ。その子が何について純粋なのかはまだはかりかねるがな」
「成程な。どうりでこの僕には仲良うしてくれへんはずやね」
「まともな者なら誰でも君に警戒心を抱くさ。そんなことより、見ろ。奴ら五人に分かれたぞ」
「あら、ホンマや。バラバラになったら勝率落ちるで。あの子ら自分の実力分かってんのかいな」
「あぁ。しかも奴ら、面白い所を通っている」
「あぁ、三桁の巣(トレス・シフラス)やね」
「トレス…?」
「あぁ。お前はまだここへ来たばかりだから知らんだろうな。教えておいてやろう。三桁の巣、三桁の数字は剥奪の証、階級を剥奪されし者。つまり、三桁の数字を持つ者全てが十刃落ち(プリバロン・エスパーダ)だ」
道を進んでいた
石田の前にも十刃落ちの破面が現れる。
ドルドーニは自分が十刃落ちであることを
一護に教え、攻撃を仕掛ける。
「足下などわざわざ目で見て確認するものではないぞ!!」
ドルドーニの蹴りを喰らって壁に叩きつけられる
一護。
「卍解し給えよ、ニーニョ。悪いことは言わん、今のままのニーニョじゃ何をやっても我輩には勝てんよ」
「嫌だね」
「何故?」
「十刃落ちってな、要するに十刃じゃねえんだろ?」
「そうだが」
「だったら尚更だ!!こっちは十刃全員倒さなきゃいけねえんだ!!十刃でもない連中にいちいち卍解なんか使ってられねえんだよ!!だから俺は卍解なしでテメーに勝つ!!」
「成程、ニーニョの気持ちは良く分かった。それでは我輩から一言言わせてもらおう。舐めるな」
片手で刀を受け止められている
一護を放り投げたドルドーニは鞘から少しだけ刀を抜く。
「旋れ、暴風男爵ヒラルダ)!!」
「クソ、刀抜かなくても解放できんのかよ!?」
「何をしている?構えたまえ」
ドルドーニの両側に竜巻が渦巻き、その先端には蛇のような顔が出来ていた。
そして、ドルドーニ本人の肩には角のようなものがあり、脚にも渦が巻いていた。
ドルドーニの攻撃を喰らって吐血する
一護は月牙天衝をしても簡単に避けられ、更に攻撃を受けてしまうのだった。
「イツゴが死んじゃうっす…」
隠れていた
ネルの仮面が青白く光り始める…。
BLEACH 破面・虚圏潜入篇 1 〈完全生産限定版〉