CLANNAD -クラナド-の第21話を見ました。
第21話 学園祭にむけて
学園祭が近づき、演劇部の活動も本格的になり、基本である幸村先生が教えてくれた発声とカツゼツの練習をする。
「難しい~」
「あたしも舌噛んじゃいそうなの」
「渚、台本は進んでるのか?」
「はい。話を思い出しながら少しずつ書き進めています。明日には完成すると思います」
「音響は椋とことみ、照明は私と陽平、演出と舞台監督は朋也でいいわね?」
「はい。そして役者は私がやります」
「だんだん演劇部っぽくなってきましたね」
「他にも決めなきゃいけないことがたくさんあるの。衣装とか音楽とか」
「衣装はどうしましょうか?」
「裁縫得意な奴いる?」
「やってやれないことはないと思うけど…」
「あたしもあんまり自信ないの」
「となると…」
役者の
渚はもちろん、音響や照明を担当する
杏達の頑張り、そして
早苗も衣装の制作を手伝い、舞台の準備は着々と進んでいく。
「帰ったか。俺様の素晴らしい遺伝子を受け継ぎし娘と、どっかの馬の骨よ」
「誰が馬の骨だ!!」
「いい物を借りてやったぞ」
渚のために演劇のビデオを
秋生が借りてきてくれ、そのビデオを見ることになる。
「演劇のビデオか、確かに参考になりそうだ」
「はい。私、演劇見たことないから助かります」
「お前、芝居見たことないの!?」
「小学校の演劇鑑賞会も病気で休んで見られませんでしたから」
「またしても部長の爆弾発言か…」
そのビデオを見た
渚は演劇に感動し、涙しています。
「おい、泣いてたら研究にならねえぞ」
「でも、物凄く感動してしまったんです…ぅ…。演劇ってこんなに凄いものだったんですね。私のなんかこれに比べたらままごとみたいなものです」
「いんじゃないか?ままごとみたいなもんだって。真剣にやれば人の心に届くはずだ」
「そうですね、そうかもしれないです」
「何だ、こんな遅くまで渚とラブラブか?」
「さっきのビデオ見てたんだよ」
秋生はビデオに齧りついてる
渚に気づかれずに丁度いいと、
朋也を連れ出す。
「探し物があるんだろ?これよりコードネームおまるを遂行する」
「おまるじゃないってのに!!」
物置の中を
秋生と
朋也で探すのだが、なかなか見つからず、
渚が幼い頃に使っていたおまるが出てきた。
翌日、ビデオを見ていたら物凄いアイデアが思いついたという
渚はクライマックスで歌を入れれば物凄く盛り上がるはずだと
朋也に提案する。
「お前、歌に自信あるのか?」
「音楽の時間に歌うくらいです。でも、歌を入れればとても良くなる気がします。ダメでしょうか…?」
「ダメってことはないさ。でも、劇をよくしようとかあんまり気張って考えすぎない方がいいんじゃないか?別に商業演劇じゃないんだし、お前のしたいようにすればいいんだよ。お前が作った、お前の舞台なんだから」
「私の作った舞台…。そうですね、私歌いたいです。だから歌います」
「あぁ、それが一番大切だと俺は思う」
渚が作ってきた台本を皆で読む。
「面白いの?これ」
「はい、私は面白いと思います」
「私達も色々調べたの。でも、何ていうお話か分からなかったの」
「まだお話の途中なんですよね?」
「はい」
「どうだ?何かBGMに合いそうな曲知らないか?」
合唱部の子達にも聞いたりすると、仁科がCDを貸してくれ、お話に合ったBGMも選んでくれる。
「賑やかだな」
「お前、何で眼鏡かけてるんだ?」
「視力が弱いからに決まってるだろ」
「今までかけてなかったじゃん」
「眼鏡をかけた自分の顔はあまり好きじゃないんだ」
コンタクトを提案されても、怖いらしい
智代の気持ちが分かると言う
ことみ。
「私のことはどうでもいい。調子はどうだ?」
「見ての通り、着々と準備が進んでいる」
「でもまだまだです、本番はこれからです」
「これからも道は続いている。お互いに頑張ろう、約束だ」
渚と指切りをする
智代。
「やっぱりお前はいい子だな、お前でよかった」
「物凄い後輩だよね」
早速、音楽に合わせて演技してみる
渚。
『誰もいなかった部屋、でも今はこんなにも大勢の人がいる。ひたむきに頑張り続ける渚と同じ時間を傍にいて共有している。皆で喜びを分かち合うために。お前は凄い奴だよ、渚』
リハーサルの日を迎え、無事にリハーサルをこなすことが出来た
渚だが、翌日に本番を迎え緊張して眠れずにいた。
朋也の部屋にやってきた
渚は隣に座る。
「緊張して眠れないか」
「やっぱり分かりますか?」
「お前がぐっすり眠ってる方が驚くよ、俺は。この際、緊張できるだけ緊張してみればいいさ」
「分かりました。力いっぱい緊張してみます」
リハーサル中、舞台袖が暗いことを知り、本番では懐中電灯が必要だと物置で探していた
渚は偶然過去のアルバムを見つけてしまう。
トイレで夜中に起きた
朋也は
渚がアルバムを広げていることに驚く。
「この写真…」
「古いアルバムや日記が出てきて…岡崎さん、私知らなかったんです。お父さんも昔、お芝居を…。なのに私のために二人とも自分の夢を…」
「渚、何も考えるな。今は身体を休めろ。ここは俺が片付けておくからちょっとでも寝ておくんだ。いいな?」
そこに
秋生もやって来る。
「しくったぜ…よりによって最悪のタイミングじゃねえか。この野郎…」
次回、「影二つ」
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