我が家のお稲荷さま。の第13話を見ました。
第13話 お稲荷さま。女子高生になる
昇の通う赤城高校の文化祭に、
クーと
透、
コウの3人が遊びにやってきた。
「どうだ?」
「どうだも何も普通の服でよかったんだけどな…」
「学校は制服じゃなきゃダメなんだろ?」
「文化祭は一般の人も来るから制服じゃなくてもよかったんだよ」
学校には制服だろうと言って、女性徒の制服を着た
クーは、
昇に人だかりで見えないバルーンアートが見たいからと肩車を強要したりと、やりたい放題で彼を振り回す。
その頃、
クー達と別行動をとっていた
透と
コウは、お化け屋敷を出た後、
槐と名のるシスターと出会う。
昇は
佐倉の喫茶店へ一人でやって来た。
「あれ、天孤さんはどうしたの?」
「えっと、確かに一緒のここに入ったんだけど何かあれ美味そうの一言と共にどこかに駆け去っちゃって…」
――まさか、天孤さん、気を遣ってくれたとか!?仮にそうだとすると、あたしの高上への気持ちに気づいてる!?こうして、気を遣ってくれるということは私を応援してくれてるってこと…?ってことは少なくとも天孤さんは高上の恋人ではないということで…でも、そうなると次に気になって来るのはコウちゃんの存在なわけで…。あの子は高上の何なんだろう…気になる、聞きたい
昇はスコーンセットを頼み、
佐倉は
コウとの関係を聞きたくても聞けずに黙っていると、
昇が
佐倉に気遣い、バンドを見に行こうと誘うのだった。
「透、透!!食いたいものを食え」
クーがたい焼き、たこ焼き、焼きそばなどを手に
透と
コウと合流する。
「どうしたの?こんなに」
「もらったのだ」
「何か変な術使ったの…?」
「おいおい、俺を何だと思ってるんだ?俺は売り物を見つめながら、『すっごく美味しそう』と言っただけだぞ。それだけで、『ど、ど、どうぞ持ってって下さい』と品物を寄越しおったのだ。欲しいとも食いたいとも言っとらん。ま、男子だけで店番してる店を狙ったことは認めるが」
「次は男に化けて、女子だけで店番してるとこに行こうかな…」
「やめてよ」
「冗談だ」
透は人ごみの中にいる他の人には見えていない狐耳の男性を見つめ、
クーもそれに気付く。
「よぉ、久しぶりだな、空幻」
「奇遇だな」
「お前…何だ、その恰好は」
「この学校の制服だ」
「お前がそれを着る必要はあるのか?」
「ないのか?」
「まぁ、好きにしたらいい。ところでお前、解放されたというのは本当だったんだな。何十年ぶりになるかな」
「何十年ぶり?おいおい、何百年ぶりだろ」
「変わってないな」
「そうでもない。お前こそ変わってない。こいつは玉耀、天孤だ、俺と同じ」
「へぇ。ってことは玉耀さんもキツネ…なんだよね?」
「銀狐だ」
「へぇ、銀狐…友達?」
「「友達!?冗談じゃない!!」」
「そう…。ギョクヨウさんのギョクヨウってどう書くの?」
「ギョクは玉だろ、ヨウは光の横にヨを二つ書いて集めるって字の上半分のあれを書くんだ」
「ふ~ん、じゃあタマちゃんだね、あだ名」
「ハハハハ、いいな。タマちゃん、ハハハハハ!!」
タマは最近、鬼の動きがおかしく、お金を集めていると
クーに忠告する。
「何のために金を集める?」
「さぁな、分からん。だから不気味なんだが」
「財宝をかき集め、隠し持つ鬼の一団か…。絵的に面白いんじゃないのか?人間の民話に出てくる鬼のイメージそのままだ」
「面白がるなよ。その鬼の一団はこの近くにいるらしい。なぁ、興味が湧かないか?奴らが金をかき集めている理由。何をしようとしているのか、そして、その大金そのものに。どうだ?」
「どうだとは?」
「山分けだ」
「遠慮する」
「何故?」
「俺には俺の仕事がある」
タマは、前言撤回すると言って去って行く。
昇と
佐倉はバンドが見終わり帰ろうとするが、
紅葉がアイドルとして舞台に立ち、歌を歌い始める。
見とれる
昇を無理やり連れて行こうとする
佐倉だったが、
紅葉の視線を見て、自分への挑戦状だと受け取るのだった。
次回、「お稲荷さま。電話をかける」
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