マクロスFの第20話を見ました。
第20話 ダイアモンド・クレバス
「素敵なステージだったわ」
「また歌いたくなったか?」

「言ったでしょ、私はもういいの。シェリル・ノームはもう…」
「嘘はつくなよ、シェリル。お前が歌を捨てられるはずがない。じゃなきゃ、お前の歌があんなにたくさんの人間に届くもんかよ。俺だって舞台に立ってた人間の端くれだ。本物と偽物の違いくらい分かる」

「アルト…」
「お前はどうなんだ?ミシェル。お前の恋はどこにある!?」
「…!?」
ふらついた
シェリルを支える
アルトの姿を見た
ランカは2人が抱きついていると勘違いしてしまうのだった。
「嘘…。あ、あの…あたし…ごめんなさいっ!!」
ランカはその場から走り去るも、足を滑らせて階段から踊り場に落ちてしまう。
「嫌だ、もう…死んじゃいたい…」
ハワードを狙う狙撃手だったが、第2形体のバジュラが出現したことで殺されてしまい、学園中には悲鳴が響き渡る。
「残念ながら婚約は破棄させてもらうよ、キャシー」
「こっちから願い下げよ!!」
オズマと
キャサリンは
レオンの手下に囲まれてしまうも、
レオンにはハワード自身からの電話で生きていたことを知るのだった。
「馬鹿な…」
「残念だったな、三島」
オズマは隙を突き、手下を倒し、
キャサリンと逃げる。
「バジュラ、なの…!?」
「ランカ!!歌ってくれ、お前の歌であいつらを大人しくさせるんだ」
「でも…」

「この街を守るためだ。皆のために、頼む」
「…!?嫌だ、歌えない…よ…ぅ…こんなんじゃ歌えないよ…!!あたし…あたし…もう…ぅ…嫌だ、こんなの!!あたしはバジュラと戦うための道具じゃない!!こんなのもう嫌だよ…ぅ!!…ぅ…」
シェリルは
ランカをビンタし、抱き締める。

「落ち着いて。歌うのに気持ちがいるのはよく分かる。でも、あなたはプロなのよ。できることをなさい。あなたの歌声には力がある、私の望んでも得られない力が」
「頼む、ランカ」
胸が痛く、感情レベルが下がってしまった
ランカはアイモを歌い出すのだが、バジュラの攻撃は激しさを増すだけだった。
オズマは今、広がっている光景を11年前のようだと思い出していた。
マクロスクォーターの前に出フォールド反応でバジュラが出現してしまう。
船内のバジュラが呼んでしまったようだった。
「ミシェル!!ルカ!!」
「先輩!!」
「無事か!?」
「だけど、何でこんなにバジュラが…!?」
「アイランド内で繁殖していたのかもしれません」
アルト達は
ミシェルらと合流するのだが、
シェリルや
ナナセと炎で分断されてしまう。
「私達は大丈夫、早く行ってこの騒ぎを止めなさい」
「だが…!!」
「私を誰だと思ってるの?」

「必ず助けに来る!!」
ランカの手を繋ぎ、逃げる
アルト。
――アルトくんの手が熱い…。そうだ、前にも誰かに手を引かれて…その時も手がとっても熱くて…
ハワードの前に
レオンが立ち塞がり、銃撃してしまう。
オズマと
キャサリンはハワードの亡骸を見て、
キャサリンは泣き崩れてしまう。
アルト達はS.M.Sの基地に到着する。
「なぁ、ミシェル。さっきの答えを教えてくれないか?」
「はぁ?」
「お前の恋はどこにある!?」
「行方不明で現在捜索中さ。そんなもんあったかどうか、俺自身忘れちまったがね」
「確かに…お前は臆病者だ!!」
クランは
ミシェルを殴った後、キスをする。

「私は…お前が好きだ、ミシェル!!」
「お、お前、こんな時に何を…」
「馬鹿、こんな時だからだ!!いいか、ミシェル。よく覚えておけ。アルト、貴様もだ!!ミシェル…死ぬのが怖くて恋ができるかぁぁ!!」
一方、シェルター内に避難した
シェリルは
アルトの言葉を思い出す。
――まだ、届くと思う…?ランカちゃん、あなたが希望の歌姫なら、私は絶望の中で歌ってみせる
シェリルはイヤリングを付けて、ダイアモンド・クレバスを歌い出す。
「なぁ、アルト。人を本気で好きになるのは命懸けなんだな…」
ミシェルは
アルトにそう話す。

バジュラがついにゼントラーディー化している
クランの所へやって来たため、
ミシェルは
クランを守るため、バジュラに貫かれてしまうも、最後の力を振り絞ってバジュラを倒す。
「ミシェル…」
「ごめんな、クラン…今まで言えなくて。俺も…お前のこと…愛して…」

艦に開いてしまった穴に吸い込まれるように
ミシェルは外へ排出され、
アルトが助けようとするも、穴が修復されてしまう。
「ミシェル!!」
艦内に残されたのは
ミシェルの割れたメガネだけだった。
次回、「蒼のエーテル」
マクロスF O・S・T・2(仮)

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