Phantom ~Requiem for the Phantom~の第20話を見ました。
KOKIA / KARMA
第20話 故郷
キャルを失い、生きる意味を見いだせずにいた
玲二だったが、
エレンの告白を聞き、彼女との約束を果たすため、ともに生きる道を選ぶ。
それから2年の逃亡生活を経て、日本に身を隠していた
玲二と
エレン。
エレンは名を“江漣”と改め、
玲二と共に普通の若者として高校に通って平穏な日々を暮らしていた。
美緒に屋上で告白された
玲二は友達から始めようと出かけることになる。
クラスメイトの早苗からデートプランを受け取っていた
玲二を女性ライダーが見つめていた。
だが、いきなり美緒のキーホルダーが女性ライダーによってサイレンサー付きの銃で撃ち落とされる。
玲二は
エレンのいる教会へ向かい、追っ手が来たことを告げる。
「インフェルノ?」
「分からない。だが、無言の警告を受けた」
「そう、夢から覚める時が来たのね。できることなら、あなたにはいつまでも夢の中にいて欲しかった。昔のことなど忘れて」
「君は?」
「私は…私は告解がまだだから」
「告解?誰に懺悔するんだ?」
「神様に直接。いつかは会えるはずだから」
エレンは
美緒の“気持ち”を利用させてもらうことにし、
美緒の父親は梧桐組の組長であることを明かす。
「意外と持たなかったな、この暮らしも」
「…逃げる支度もしておかないと」
「あぁ、そうだな。逃げないとな」
「無理しないで。こんな時なら泣いていい。今のあなたならまた昔みたいに…」
「そんなのは勝手すぎる。この位覚悟してて当然だ、俺達は追われる身なんだから」
「いいえ、あなたは忘れていた。でも、それでよかったの。私だってそれで嬉しかった。この半年、あなたの笑顔も、夜寝る時の顔も本当に幸せそうだった。それを見ているだけで私も幸せになれた。生まれ故郷というものがこんなにも人を癒してくれるならあたしだっていつかは…。そう思って夢を見られた。だってあなたは約束してくれたもの。いつかは私にも故郷を見つけてくれるって。今までのあなたの幸せが、嘘であってほしくない。またいつか戻ればいい。私達が出て行ってもこの国がなくなるわけじゃない。いつかきっともう一度帰って来れる日が来るわ、本当の意味で普通の暮らしを取り戻せる日が。今はその時じゃないというだけ」
玲二の前に現れた女性ライダーは懐中時計を持っていた。
「生きて、いたのか…キャル!!」
次回、「憤怒」
TVアニメ『Phantom ~Requiem for the Phantom~』ED主題歌::地獄の門
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