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テーマ:アニメあれこれ(25354)
カテゴリ:DARKER THAN BLACK
DARKER THAN BLACK-流星の双子-の第10話を見ました。
![]() ![]() episode10 偽りの街角に君の微笑みを… 「空港の周りの道路は封鎖しました。ですが、今現在BK-201の足取りは掴めていません」 『奴はボートを使って海に逃走した』 「何故それを!?」 『我々のシステムからは決して逃れることなど出来ない。奴の再上陸地点が分かり次第連絡する』 ドールシステムを使って、黒の居場所を掴んでいた三号機関だが、居場所が分かっても捕まえられないのは何故なのかと話す鎮目をしり目に、未咲は車で黒を探しに出てしまう。 麻子との再会を果たした蘇芳は不安な面持ちだったが、麻子に抱き締められ、安堵の表情を浮かべる。 自分は蘇芳だと苦笑しながら訂正するのだが、それを聞いた麻子は顔色を変え、車を止めてガタガタと震え出してしまう。 「私の蘇芳は…もう死んでいる」 「ママ…」 「呼ばないで!!汚らわしい…狂ってる…」 思いがけない言葉に耳を疑う蘇芳を、麻子は拒絶し始める。 ショックを受け、その場を後にする蘇芳の小さな体は悲しみに震えていたが、唯一の心の拠り所の黒は姿を消したままだった。 闇雲に探すだけでは黒を見つけられないと、栄養ドリンクで気合いを入れ直そうと未咲が自動販売機で買って飲んでいると、偶然に蘇芳とジュライを発見し、二人を車に乗せて保護する。 「元気だった?」 「普通」 「そっか、普通が一番。BK-201は一緒じゃないんだ?」 「あんな奴、すぐに殴るし、変な特訓させるし、ろくでなしの大酒飲みだし…。でお、お酒はやめてくれた」 「君は女の子だよね?」 「あなたも僕のこと紫苑だと思ってた?紫苑じゃないよ、それどころか蘇芳ですらないかもしれない――」 そこで記憶を辿るために池袋へ向かうのだが、水族館の辺りは13年前から立ち入り禁止区域だった。 「記憶違いなんて嘘だよ。だって僕はちゃんと覚えてる。ママの事も、水族館の事も…」 一方、マオは人間だった頃に声をかけた麻子の事を足首を見て、早く国に帰った方がいいと勧められたことを思い出す。 「もうすぐこの地で太陽を見上げることはできなくなる」 ――そして、俺が日本を発った数日後… 東京で爆破が起こり、地獄門が現れたのだった。 更に、組織の仕事でモスクワの大学で麻子と再会したマオは博士の研究室へ潜入するためにたまたま通りかかった黒猫に憑依したのだが、組織のいざこざに巻き込まれ、 突然起こった爆発によって実体を失くしてしまうのだった。 麻子は訪ねてきた未咲の話を信じ、少しづつパブリチェンコ博士の話を聞かせてくれ、マオの実体が巻き込まれた爆発によって蘇芳も死んでいた。 「答えろ、銀はどこにいる?」 「銀…?」 意識が朦朧としている沢崎はイザナミとイザナギを会わせてはいけないと怯えるように言葉を繰り返していた。 「大きな災厄。進化…未来の記憶を持つ老婆…彼女が記憶していた、何通りもの未来。世界は走り出している三鷹文書に記された恐ろしい記憶に」 怯える沢崎の頬に手を触れた黒は俺が止めると言い聞かせると、その言葉に安心した沢崎は涙を流し、気を失うのだった。 外へ出た黒を待っていたマダムは蘇芳の事を赤い星と呼び、紫苑が現れたことをほのめかす。 「三号機関は彼女をどう扱うつもりかしら?」 「…!?」 その頃、蘇芳は爆発の際、蘇芳の遺体をMEにかけようとしていたパブリチェンコを見つけた麻子の話を聞いていた。 我が子をそんな風に扱うパブリチェンコが信じられず、遺体を取り戻した麻子はそのまま彼と別れ、遺体を火葬して遺骨を持って日本に帰国したというのだ。 「そして、今日あたしの前に蘇芳が――いえ、あの子の偽物が現れた」 「偽物?」 「蘇芳にそっくりだった…伏し目がちなところも、色素の薄い唇も。まるで完全なコピー…きっと、紫苑の能力が…」 思わずこの場を逃げ出してしまった蘇芳は追いかけてきた未咲に自分の気持ちを明かす。 「なんていうかさ、思ってたよりはショックじゃないんだ。契約者だからかな?それともコピーだから?」 「契約者とかコピーとか関係ないんじゃないかな?泣きたくなったら泣けばいい」 その時、未咲に襲いかかろうとする黒に蘇芳が止めに入る。 「何故お前が三号機関にいる?」 「こちらの質問が先!!耀子はどこ!?」 ダメージを受けた未咲は後を追う事も出来ず地面にはいつくばるだけとなってしまう。 「李くん――」 葉月は沢崎の元に辿り着くも、血まみれになって既に事切れていたおり、黒に復讐を誓う。 水族館での家族の一日を蘇芳に与えたのも紫苑だった。 「あの子は痛みを知らなくちゃいけないんだ。蘇芳の痛みは何色だろう?弓張月のオレンジだ――」 眠ってしまったジュライを抱えて部屋に入る黒に蘇芳は名前で呼んでほしいと頼む。 「俺にとっての蘇芳はお前だ、蘇芳」 「どうして涙が出るの?あんたが信じてくれなかった時、痛かったんだ。殴られるよりずっとずっと痛かったんだ。よく分からないことだらけなんだ…あんたが僕を蘇芳って呼んだ時、嬉しくなって…でもそれが銀を助けるためだって知って、モヤモヤして…あんたは僕のパパを殺したろくでなしで暴力振って大酒飲みで最低の奴で。なのに…離れてたらさみしくなって…どうしてこんな気持ちになるんだろう?マオでもいい、教えてよ」 眠ってしまった蘇芳とジュライを見てマオと話をする黒は蘇芳に俺自身を見ていたのかも知れないと話す。 次回、「水底は乾き、月は満ちる…」 ![]() ![]() ![]() ![]() DARKER THAN BLACK -流星の双子- 2【Blu-rayDisc Video】 http://turquoisefloor.blog107.fc2.com/blog-entry-1089.html http://fanblogs.jp/kibounohikari/archive/193/0 http://soraxcan.blog59.fc2.com/blog-entry-1415.html
Last updated
December 13, 2009 05:03:30 PM
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