バクマン。の第20話を見ました。
第20話 協力と条件
サイコーと
シュージンは自分達が和解して再びコンビを組んだことを知らない
服部を驚かせようと、2人は推理ものの連載用ネームを完成させることにする。
一方、
香耶も推理物に悩む2人のサポートをすることになり、3人で仕事場にこもる日々がスタートする。
「その小説とかDVD、あたしが見て要点まとめて高木に渡す。そしたら高木もネーム進められるし、時間短縮にもなるでしょ?高木と真城の成功はあたしの夢だもの」
「夢って…携帯小説は?」
「諦める」
「早っ。お前、もうちょっと考えてから行動しろよ…」
「売れるかどうか分からない携帯小説より2人の手伝いの方が役に立つでしょ?」
「確かにアイデアの抽出とかしてくれたら助かるかも」
「でも、小説とか映画って雰囲気もあるから自分で見た方がいいと思う。見吉とシュージンじゃ感じ方も違うだろうし」
「それはあるかもな」
「でも、それじゃ時間が足りない…」
「いいんだよ。俺、焦りすぎてたのかも。亜豆がデビューして人気も出てきてるって聞いて取り残されたみたいに思ってさ…。だからもう18までにアニメ化なんて…」
「ダメ!!そんな物分りいいの真城らしくない」
そんな中、
亜豆がアニメ「聖ビジュアル女学院」の新シリーズで新EDでCDデビューすることが決まり、仕事場でOAを見た3人はその姿に触発をされ、ますますやる気をみなぎらせる。
半年後、
サイコーと
シュージンはネームを8話分も
服部のもとに持ち込むと、改めて高校在学中に連載したいと訴えた。
サイコーと
シュージンの熱意にほだされた
服部は、連載の実現に向けて金未来杯での好成績と、2週に1本の原稿を持ってくることを条件として提案する。
「連載も決まってないのにですか?」
「そうだ。本当なら週に1本だが、近未来杯の原稿もあるし君達にはアシスタントもいないから仕上げはしなくていい。近未来杯での好成績と2週に1度の原稿、この2つがクリアできたら連載会議に出そう」
「やります!!」
「このネームを原稿にするんじゃなくて、このレベルを原稿にしたものを2週に1本だ。つまり、1本上がるごとに持って来てもらい、次の打ち合わせをする」
「連載の予行練習ってことですか?」
「そうだ」
「普通、そこまでしますか?」
「しないな。しかし、僕はそこまでしたい。そのくらいできなければ、高校行きながらなんて描けない」
帰りながら
福田に会い、
福田も金未来杯に出ることを聞き、俄然やる気になる。
そして、金未来杯にエントリーされたと
服部から連絡が入り、
サイコーは
亜豆にメールを送るのだった。
次回、「文学と音楽」
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