銀河機攻隊マジェスティックプリンスの第10話を見ました。
#010 狩るもの、狩られるもの
チームラビッツはウルガルにマークされた可能性がでてきたために
シモン司令が最上級機密事項である
ジアートの映像からウルガルが人に似た外見をしていること、アッシュがウルガルからの亡命者の技術提供で作られたことが明かされる。
更にその亡命者である
テオーリアはウルガルが衰退している中で遺伝子に進化を促す操作を人工的に加えて宇宙の各所に放つという試みが為されたと話す。
「異なる惑星、環境に晒された遺伝子は独自の生態系を作り出すはず。その中にはウルガル人の衰えた生命力を補えるほどの力強い進化を遂げた人種も現れるはずだと」
「つまり、遺伝子の播種計画ということですか?」
「計画は成功し、宇宙の各所に放たれた遺伝子は各々の進化を遂げました。そして今、私達はそれを収集し、自分達の命を保つために使っているのです。かつて遺伝子を送り込んだ惑星に繋がる空間通路を開き、進化を遂げた種が見つかればこれを回収してるのです。私達はこの行為を“狩り”と呼んでいます」
「狩り…ウルガル人にとって地球人は狩りの獲物なんですか?」
「我々も水産資源を保つために稚魚を放流して繁殖を促す、それと同じだ」
地球人がウルガル人に生み出された種族であることが明かされ、ウルガルの次の標的が地球であることを知った
テオーリアの母が地球に脅威を知らせるために
テオーリアがやって来たのだった。
ケレス大戦でまともに戦うことができたのはアッシュを使っている部隊だったため、優れた資質としてウルガル人にマークされた可能性があることも伝えられた
イズル達はダメージが癒えぬまま、ますますの激化を余儀なくされる戦いを前にそれぞれに思いを馳せる。
「地球人とウルガルの奴らが似てるのも当然だよな。同じ遺伝子からできた種族なんだから」
「原生種族だとよ、冗談じゃねえぜ」
「これからの戦いはますますきつくなる。アッシュ部隊の補充が間に合えばいいんだが…」
「チームラビッツ…どうして私達にそんな名前が付けられたのか分かった気がするわ。ラビッツ…文字通り私達は実験用のウサギだったのよ」
「ウサギならウサギでいい。でも、僕らはそう簡単に狩られたりはしないよ。ウルガルの人達は間違ってる、自分達が生き延びるために人間を狩るだなんて!そんな相手には絶対負けない!」
一方、
ジアートは自分の獲物である
イズルのことを
皇帝ガルキエには一切喋らずにいた。
「よかろう、好きにするがいい。」
「感謝します、兄上」
「だが、お前が何も言わぬならお前のラマタを仕留めてしまうかもしれん、心得ておけ」
「無論、その辺りの雑魚に喰われるようならそれも雑魚。私のラマタとしては相応しくなかったということです。ですが、その恐れはないかと。私のラマタはそう易々と狩られはしまい」
次回、「オペレーション・アレス」
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