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カテゴリ:読者参加型ファンタジー小説
踊螺木偶 「いつの間に、こんなところへ来てしまったのだろうか。 誰だ、そこに居るのは?」
蜘蛛娘凛 「見たな~、私の本当の姿を」 踊螺木偶 「その顔は、凛さんでは! ミミの日の魔法で、化け物に変えられたのか!」 蜘蛛娘凛 「踊螺木偶さんでしたか。 変えられたのではなく、これが私の本当の姿。 時々、本当の姿に戻って、脱皮しないと成長できないのよ」 踊螺木偶 「それは面白い。 どれだけ成長したのか、元の姿に戻った時が楽しみだ」 蜘蛛娘凛 「楽しみって、どういう意味?」 踊螺木偶 「私なんて毎年、老化の一途。 1年が2~3週間にしか感じられない。 それに比して、若い人は羨ましい。 1年経てば、それだけ背も伸びるし」 蜘蛛娘凛 「胸も大きくなったか、て~?」 踊螺木偶 「いいえ、そんなはしたない事を考えている訳ではないです」 蜘蛛娘凛 「胸が大きくなるって、はしたないこと? 教授は、鎖骨にしか色気を感じないとの噂は本当?」 踊螺木偶 「小ぶりの足も好きですよ」 蜘蛛娘凛 「という事は、りなおりかさんの大足は嫌いってことだね」 踊螺木偶 「あんなに大きいとは知らなかった。 最初から分かっていれば・・・・・」 蜘蛛娘凛 「今、別れるなんて話をしたら、ありのまま女王、かんかんよ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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