女流作家で天台寺ご住職の瀬戸内寂聴さん。
源氏物語などの現代語訳の本を持っていたりする程度で、あまり良く知りませんでした。
今日でお寺の住職を退かれるということで、今朝のめざましテレビではこの瀬戸内寂聴さんを特集していました。
この青空説法を聞くために、多くの人々がバスツアーで訪れるそうです。
宗教というものに、特別な感心があるわけでもない私なのですが、今朝聞いた話には、「なるほどなぁ・・」と思うことがいっぱい。
人生は苦を乗り越えるためにある。自殺を考える人、する人。誰でも、誰かに必ず必要とされている。苦を乗り越えずに自らの命を絶つことは、その役割を果たしたことにならないのです。
ここで活字で書いても胸に響かないかもしれないのだけれど、寂聴さんが話すとこれまたとっても信憑性があるというか、説得力があるというか、「そうかぁああ」などと思ってしまうのです( ̄∀ ̄)b
波乱万丈の人生を送ってきた寂聴さんみたいですが、現在の年齢は80歳を越えていると聞いてびっくりしました。
それに、なんで、あんなに若いの?( ̄∀ ̄*)
あれだけの人々が話を聞きに来る、あるいは救いを求めてやってくる。
やはり、それだけのオーラというか、カリスマ性というか、不思議と人が集まるものを持っているのでしょうね。
たった一言で、心の雲が取れたような気持ちにもなったりするから、多くの人がわざわざ遠くまで聴きに行くんでしょう。
仏教のことはあまりよくわからないのだけれど、すごい力だと思いますね。
寂聴さんの説法を聴くことは一つのキッカケで、人間、心の切り替えによりスッキリ悩みも解消できることも多々あるんだろうと思いました。