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2007年06月30日
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カテゴリ:読書

世阿弥 晩年の謎

花と幽玄が
からみあい、
とけあった
濃密な夜の舞があった。


世阿弥、波瀾の生涯




秘すれば花なり
秘せずば花なるべからず


『風姿花伝』『花鏡』などの芸論や数々の能作品を著した能の大成者・世阿弥。彼が佐渡へ流されたのは、七十二歳の時だった。
それから八十過ぎまでの歳月の中、どのように逆境を受け止め、老いと向き合い、そして死を迎えたのか…。

命には終りあり
能には果てあるべからず



新潮社
「秘花 瀬戸内寂聴」
帯紹介文より。




夢枕獏先生の新刊 陰陽師「夜光杯ノ巻」(6月29日発売。)を買い求めに本屋に行ったとき、同じ並びに陳列されて



「買わないのかぃ?読みたいだろ?」
…と後ろ髪をガッチリ掴んで離さない帯の紹介文に負けて

買いました( ̄▽ ̄;)
二冊とも発売したての新刊だから3000円の出費なり(汗)




恥ずかしながら、うっすらとしか知らない観阿弥・世阿弥親子のお話に息を吹き込んだ瀬戸内寂聴さんの文体に引き込まれちゃいます。


足利義教将軍の書状にて佐渡へ流罪と言い渡されるショッキングなシーンから様々な過去の回想に展開していきます。


能楽関連本に梅若六郎さんと対談をされているほど能にも造詣が深い瀬戸内寂聴さん。
もちろん、創作・着色された部分が多くあるにしても世阿弥のこの生涯を自身が回想していく様は
「能を読んでいる」
ようで、気付くと三分の一までは読み進めてしまいました。



あと残りのページを読み終えてもきっと「お薦め」と言える一冊です。




日記に書きたいことが山ほど出来ちゃって追い付かない(笑)

来週は3日に悪三郎くんと再会(≧m≦)

4日には…会社で送別会(´。`)・・


スケジュールの順番的には逆のほうがよかったけどな…(苦笑)







あ!
陰陽師新刊「夜光杯ノ巻」もお忘れなく(≧m≦)←先に母に奪われ待機中だけれど期待は裏切らないハズ









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最終更新日  2007年07月02日 18時44分15秒
コメント(4) | コメントを書く


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 Re:秘花 ー世阿弥晩年の謎ー(06/30)   Arabesqu さん
あ、これ、、私も密かに読みたいと…。
でも、「リチャード3世」も初日までに読めなかった私…ですから。
「陰陽師」もあったのですね。今日、世田谷パブリスクシアターの下の本屋で買えばよかった…。
でも、いつか読んでみよう、「秘花」。

昨日今日、連チャンで悪三郎殿にお会いしてまいりました。
ノックダウン状態です。 (2007年06月30日 21時18分47秒)

 Arabesquさん   あめみこ さん
なかなか忙しい中で本をとなると気合が必要ですね(笑)
悪三郎殿に連チャン!
よくお時間とれましたねぇ(^ー^)
家からだと往復三時間弱、舞台三時間…となると休日でもなかなかですね~
でも私にしては異例の残り2回。楽しみです。テンポがよくなったらしいですね~。
秘花。面白いですよ~
是非( ´∀`)/
(2007年06月30日 23時21分58秒)

 あら!   ルビコン さん
陰陽師『夜光杯ノ巻』発売されてたんですね!

「オール読物」に最近、連載されてないからどうしたのかしらん。。。と思っていました。
楽しみーーーーー!


「秘花」

私も読もうと思って、今、図書館の順番待ちです。

瀬戸内さんのフィルターを通した世阿弥の晩年、どんな風になってるんだろうと興味津々でしたから、あめみこさんの感想は嬉しいです。
一気に読めてりまう、という事ですから、こちらも楽しみです。

私、この本の紹介記事を読んだとき、もしこの本がベストセラーとかになって、ドラマ化or映画化って話が上がったら、萬斎さん主演で・・・って事にならないかしら・・・なんて勝手に妄想してしまいました。

いくつものIFを繋ぎ合わせてる辺り、ちょっと妄想過ぎるんだけどね(汗)

お能もやろうと思えばきっとできるだろうし、写実的な映像の演技もできるし、年齢的にも、回想の部分も晩年の部分も両方イケルよなぁ~なんて(笑)

きっと、本を読みながら妄想で読むんだろうなぁ。 (2007年07月01日 15時09分31秒)

 ルビコンさん   あめみこ さん
すでに図書館で予約済みですか~。さすが(^ー^)
またブログでもご感想聞かせてください♪
世阿弥…と言っても過去に誰か演じたことがあるのか、ないのか全く知らないのですが、『IF』
妄想止まらない~(笑)
考えつかなかった!
世阿弥が美童であったことは何となく知ってはいたものの、現代の役者でこの人物を演じられるのは…いないよ~、萬斎さんしか(≧m≦)←あほ炸裂
美童は…さすがに無理だろうけど(笑)ちょうど将軍義満から寵愛され芸能に関しても全盛期だった若き頃~晩年に至る変身ならできそう。父として芸能者としての苦しみ、無情感…何か絶妙に演じてくれそう。
もちろん、能役者の演技は狂言師 野村萬斎ならできるでしょー(´∇`)
世阿弥を萬斎さんが演じるなんて…はぁ( ̄▽ ̄)=3…考えただけでもコーフン(笑)
美童はどうする?
美しき十代…それこそ梅若さんちの慎太朗さんとか(^ー^)
わはは♪妄想止まらなくなっちゃいましたよ~
秘花ドラマ化熱望(笑)
(2007年07月01日 21時02分15秒)


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