2010年梅干作り・その2
赤しその話を、もうひとつ。塩漬けした梅が2週間経ったので、そろそろ赤しそを入れましょう。梅干の漬け方を書いた本には、とてもきれいな赤色のシソが載ってますが、私が手に入れられるものは、大抵半分以上の葉が緑がかってます。基本は「梅1kgに対して赤しそ100g」だそうですが、私はこの通りにした事が有りません。いつも梅2,5kgに対して紫蘇を3束か4束買い、取れた分を入れてます。そして、それだと大抵、基本より少なめ(大体160~180g)です。一方、緑がかった葉は、その倍以上あります。(写真左が梅干用、右がジュース用です)どうして本の通りにしないのかって? ただのケチ根性です!あ、いけない。お里が知れちゃう。それぐらいでもソコソコ赤くなりますから、私的には、それでOKとしてますのよ。用意するのは、赤しそと、赤しその2割の分量の塩、です。作り方は、ですね。1.赤しそを丁寧に洗い、しっかり水気を切る(私はサラダ用の水切り器を利用してます)2.ボールに入れた赤しそに、まず塩の半分を全体に振り、葉を折らないように優しく馴染ませます3.シンナリしてきたら徐々に力を入れて揉み、赤黒いアクを出します4.しっかりアクを絞ったら、きれいなボールにシソを戻します5.残りの塩を振って、もう一度揉みアクを出します6.別のボールに、シソと塩漬けしている梅の白梅酢適量を取って赤しそに加え、ほぐします7.塩漬け梅に、赤しそを広げてのせ梅酢を戻し、容器を静かにゆすって全体に馴染ませます後は、重石を戻し、梅雨が明けて天日干しするまで待ちます。・・と、ここまで書きましたが、梅干には赤しそを必ず入れないといけない!と言う事はありません。シソを加えていない白梅干も、売ってますものね。その辺はお好みで、どうぞ。また、赤しそが売られている期間は案外短いので、見つけたら買って作業6まで行い、別容器に入れて保存しておき、塩漬け後2~3週間してから入れてもいいと思いますよ。これが誰かの一助になり、梅干仲間が増えると嬉しいなぁ