しがなき男の楽天イーグルス応援ブログvol.2

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  【戦評】 2010年4月25日(日) 〇楽天イーグルス４-３日本ハムファイターズ 勝利の方程式で1点差試合をモノにしたのがイチバンの収穫！

  東北楽天ゴールデンイーグルスは4/23からの日本ハム3連戦で今季初の同一カード3タテ！ さらに今季初の3連勝を収め、これで4月月間成績10勝11敗、通算12勝16敗としました。まだ借金が4ありますが、4月のみみればあと1勝でイーヴンです！ これでゴールデンウィークにむけて勢いがついてくれればいいですね！〇楽天イーグルス４-３北海道日本ハムファイターズ▼この日、田中の後に二番手として2イニングをゼロに抑えたプロ2年目の辛島航。初のお立ち台となりました！この試合、ちょっと、いや、かなりビックリしました(汗) 6回にまさかの押し出し含む3四球と被安打2で、マー君が突如崩れてしまった光景です。滅多に見ないですから。しかし、どうにか今季初の3連勝です！この勝利の意義は、二番手の辛島、三番手の川岸が終盤3イニングをよくゼロに抑えて、リードした試合展開の試合を勝ち試合にきちんとつなげた、という点です。(そのため、辛島、川岸は、お立ち台にも呼ばれましたね！)(逆転タイムリーを放った嶋も呼ばれています)なにやら巷？では「辛島─川岸」を「KKコンビ」(ほんとか？)と呼んでいるらしいですが、そんな頼もしきKKコンビが今季同一試合で揃って登板したのは今日いれてここまで5試合あります(下記参照)■KKコンビ(辛島─川岸)の登板試合履歴4/1ロッテ2-3 ラズナー(5回1/3。負)─辛島(2回)─川岸(2/3)4/7日本ハム6-3 長谷部(5回1/3。勝)─小山(1回。H)─辛島(1回2/3 。H)─川岸(1回。S)4/10オリックス6-1 岩隈(7回。勝)─辛島(1回)─川岸(1回)4/20ロッテ8-2 永井(7回2/3。勝)─辛島(1/3。H)─川岸(1回)4/25日本ハム4-3 田中(6回。勝)─辛島(2回。H)─川岸(1回。S)この5試合の成績は4勝1敗。その1敗となった4/1ロッテ戦はラズナーが4回に3失点して2-3と1点ビハインドのまま終盤の味方逆転勝利に望みを託し、辛島─川岸を投入したのでした。ということは、辛島─川岸ラインの登板中に点をとられて勝ち試合を負け試合にしてしまったケースは、ここまでないのです！さらに、この試合の勝利の意義で大きいのは、1点差試合をモノにしたことです。これで今季の1点差試合は2勝7敗となりました。もう1つの1点差勝利は3/28西武戦でした。マー君先発で8回に追いつき1-1。延長突入で10回裏に渡辺直のセカンドへの当たりの間にサヨナラを決めた試合ですね。この試合はマー君が10回投げ切っているため、1点差試合を勝利の方程式/継投策でモノにした試合は今日の1戦が今季初なのです！(ココ大きいね！)これで勝利の方程式がうっすらからぼんやりくらいまで見えてきたかな？(←あえて謙虚な書き方をしました)試合後のブラウン監督のインタビューもこのKKコンビには饒舌＆高評価ですね！記者「2番手の辛島投手は好リリーフを見せましたね」ブラウン「辛島は若いけど能力がある投手だ。相手がどうこうより、自分のやるべきことが出来ている。これからも自分の長所を生かして投げ続けて欲しいね」記者「最後の川岸投手も安心して見ていられましたね」ブラウン「川岸はストライクがしっかり投げれているし、キャッチャーミットにボールが入る前に微妙にボールが動くから打者としては厄介じゃないかな。ハートも強いから7・8・9回に出せる投手だし、その準備も出来ているね。また、川岸の娘さんは可愛いから、大きな力になってるんじゃないか（笑）」(球団オフィシャルサイトより)以下、箇条書きにします。◎終わってみればマー君は6回自責点2。クオリティスタートの内容。今季ここまで6試合に先発したがいずれもQSをクリアしておりQS％は100％！！頼もしき若きエースです！◎この3連戦を実況担当した渡邊直樹アナがある意味面白い！今日も三塁線に内野安打などが相次ぎ、ひとこと。「三塁線に何かこの世のものではない生物が棲みついているのかもしれません。今日のKスタ宮城！」◎打撃好調！リード面にも冴えをみせ！盗塁も決める！今季７７７状態の嶋だが、じつは盗塁阻止率だけはここまで芳しくない(4/23データで.211。1位が日本ハム・鶴岡の.385)。しかし、今日は2回、先頭打者で安打出塁した糸井のニ盗をよく刺した！！◎聖澤の動きがあいかわらず良いね。3回ノーアウト2,1塁の場面で三塁線にナイスなセーフティのバントヒットを決めたシーンは絵になる！！◎嶋の勝ち越しタイムリーはもう少し伸びてスタンドまで入るんじゃないか？！と思った。◎タケシさんは1本ヒットでたけど打球があがらないところをみると、まだまだかなー。◎それにしても渡辺直は失策も多いけど(今日も1つ記録)ファインプレーもあったり、きっちり打点をあげたり、今季はジェットコースターのようなパフォーマンスだなぁ。今季はずっとこういうスタイルでいくんだろか？(4/23データで、パリーグ遊撃手部門で失策5個でワースト1位。ちなみに4個でワースト2位はロッテの西岡)■楽天・田中の球種別割合108球(マスクは嶋)ストレート・・・36(57)スライダー・・・28(29)フォーク・・・11(3)シュート・・・25(11)カーブ・・・6(3)チェンジアップ・・・2(18)(カッコ)内は前回4/18登板時のもの※データスタジアム社提供のYAHOO一球速報換算。マー君の新球「ドロップ(ヨシボール)」はどうやらスライダーに換算されているかもしれません。■楽天・辛島の球種別割合24球ストレート・・・15スライダー・・・4チェンジアップ・・・4カーブ・・・1■楽天・川岸の球種別割合11球ストレート・・・7シンカー・・・2スライダー・・・2■日本ハム・武田勝の球種別割合96球ストレート・・・30スライダー・・・32シュート・・・12チェンジアップ・・・22■日本ハム・武田久の球種別割合4球ストレート・・・2スライダー・・・2■日本ハム・谷元圭介の球種別割合18球ストレート・・・8スライダー・・・10■日本ハム・宮西尚生の球種別割合3球ストレート・・・2スライダー・・・1■楽天投手陣vs日本ハム打線ストライク/ボールカウント推移表赤紫の網掛け=空振り、黄緑の網掛け=ファウルストレート･･･St、カーブ･･･Cur、スライダー･･･Sl、カットボール･･･Cut、シュート･･･Sh、フォーク･･･Fo、シンカー･･･Sin、チェンジアップ･･･Ch、パーム･･･Pa、ナックル･･･Kn、ストライク-ボールの順です。※こちらの表が全く違う試合のものを掲載してしまいました。4/26の7:30に正しい表に差し替えました。---------------------------------------------------■本家ブログの過去記事はこちらをクリックして下さい。----------------------------------------------------■こちらのブログの過去記事はこちらをクリックして下さい。----------------------------------------------------現在ブログ村のランキングに参加中！ぜひみなさんの御協力をお願いいたします。本家ブログでは皆様のご支援のおかげで、ブログ村「楽天イーグルス部門」長らく1位でした！厚く御礼を申し上げます。このたび、こちらのブログでも1位になりました！(^○^)/にほんブログ村

  2010年04月25日

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  【記録】　4/24楽天戦の日本ハム・ダルビッシュ有の投球をデータ分析してみた！

  昨日、Kスタ宮城で行われた楽天イーグルス戦に先発登板した日本ハム・ダルビッシュ有の投球内容をデータで分析してみました。昨日の夜は、ツイッター上でいろいろありましたねぇ。ダルビッシュが試合直後につぶやき始め、それを気にくわんというファンを名乗る人物がダルビッシュに噛みつきました。そして(ここからは直接見ていないので推測で書いている部分もありますがTLを見ていると)夜のスポーツニュースで、ノムさんと広沢さんが出てきて、ダルビッシュの直球と変化球のクセを説明したそうです。昨日は鉄平に3度ニ盗を試みられ2度成功されましたが、おそらくその解説でとびだしたんでしょう。このことにダルビッシュがオフシーズンならまだしも、とマジシャンの話を例に出してつぶやくも、気に食わない自称ファンやクセをすぐ直せ！と恫喝するような@付投稿を飛ばす人やらでエライ騒ぎになっていました。ぼくの立場としては、ダルビッシュの主張も、テレビでクセを解説したノムさんと広沢さん(あるいはそのどちらか。ここは見てないのでわかりません)の主張も、ある程度、理解します。プロ野球ファンとしては、そのような話題を目の前にぶら下げられたら、馬のニンジンみたいにほいほいと身を乗り出してしまうのは、ある意味、自然だと思います。一方、楽天ファンとしての立場はそんな重要な楽天の内部情報を公開して！という気持ちもあります。さらに、ダルが言うマナーの問題という主張もそうだなぁと思います。しかし、それで、ツイッター上で、気軽に何の深い分別もなしに、直接容易にコンタクトがとれるから、ダルビッシュ相手に、ダルビッシュをはけ口に、ダルにああしろこうしろだの直接つぶやくのは全く違うと思うのです。これはちょっとひどすぎる！！！！ ツイッターはそのようなコミュニケーションツールではないはず！！！おかげで、ものすごく気分の悪い夜でした。念のため、丁寧に書いておきますが、ダルビッシュにその責任は全くありません。さて、昨日のダルビッシュの球種割合です。ここではデータのみを提示して終わりにしたいと思います。なにせ、ダルの今季他登板のデータを持ち合わせていません(汗)　ダルのだけ毎試合チェックしようかなァ。■日本ハム・ダルビッシュ球種別割合135球ストレート・・・46(34.1％)スライダー・・・43(31.9％)フォーク・・・15(11.1％)カーブ・・・11(8.1％)シュート・・・17(12.6％)カットボール・・・3(2.2%)■日本ハム・ダルビッシュの打巡別球種割合◎1巡目(33球)・・・直球15、変化球18。St15、Sl10、Fo3、Cur2、Sh3◎2巡目(36球)・・・直球15、変化球21。St15、Sl7、Fo2、Cur6、Sh5、Cut1◎3巡目以降(66球)・・・直球16、変化球50。St16、Sl26、Fo10、Cur3、Sh9、Cut2■日本ハム・ダルビッシュの初球割合初球ストライク・・・打者15人初球ボール・・・打者18人初球直球・・・打者11人初球変化球・・・打者22人※初球打ちの1回聖澤、5回牧田、6回嶋はストライクゾーン、2回山崎武はボールゾーン。■日本ハム・ダルビッシュの被安打結果球2回、鉄平の中安・・・スライダー3回、聖澤の左中ニ・・・ストレート4回、中村紀の中安・・・ストレート5回、牧田の中ニ・・・スライダー6回、草野の中安・・・スライダー■日本ハム・ダルビッシュの奪空振履歴15回2回、鉄平の4球目・・・スライダー2回、中村紀の4球目・・・ストレート3回、牧田の1球目・・・スライダー3回、聖澤の5球目・・・カットボール3回、渡辺直の3球目・・・スライダー3回、渡辺直の4球目・・・フォーク(空三振の結果球)4回、中村紀の2球目・・・ストレート(エンドランのためボール球を振りにいく)5回、聖澤の4球目・・・カットボール5回、聖澤の5球目・・・スライダー(空三振の結果球)5回、渡辺直の1球目・・・スライダー5回、渡辺直の3球目・・・スライダー6回、鉄平の2球目・・・フォーク6回、中村紀の3球目・・・シュート7回、牧田の3球目・・・フォーク(空三振の結果球)8回、山崎武の3球目・・・シュートストレート・・・2スライダー・・・6フォーク・・・3シュート・・・2カットボール・・・2■ストレート履歴ストライクゾーン・・・24(52.2％)ボールゾーン・・・22(47.8％)※ボールゾーンのストレートでファウル1個、空振り1個、フライアウト1個。1回聖澤○(左飛)1回渡辺直●(ボール)○(見逃し)○(投ゴ)1回高須○(一ゴ)2回山崎武●(左飛)2回鉄平○(ファウル)●(ボール)2回中村紀○(ファウル)○(空振り)○(投ゴ選)2回草野●(ボール)2回嶋○(見逃し)○(見逃し)3回牧田●(ボール)3回聖澤●(ボール)○(見逃し)○(左中ニ)3回渡辺直●(ボール)3回高須○(ファウル)4回山崎武○(遊ゴ)4回鉄平●(ボール)●(四球)4回中村紀●(空振り/盗塁失敗)○(中安)4回草野●(ボール)●(ボール)○(右飛)5回嶋●(ボール)○(中飛)5回渡辺直●(ボール)○(遊ゴ)6回高須●(ボール)○(見逃し)6回山崎武○(ファウル)6回中村紀●(ボール)6回草野●(ボール)●(ボール)○(見逃し)7回牧田●(ファウル)7回聖澤○(ファウル)7回渡辺直●(ボール)●(四球)7回高須○(ファウル)8回中村紀●(ボール)○(ファウル)■スライダー履歴ストライクゾーン・・・20(46.5％)ボールゾーン・・・23(53.5％)※ボールゾーンのスライダーで空振りが3個、ゴロアウトが1個1回渡辺直○(見逃し)1回高須●(ボール)●(ボール)2回鉄平○(空振り)○(中安)2回中村紀●(ボール)2回草野○(一ゴ)2回嶋●(ボール)3回牧田●(空振り)○3回渡辺直○3回高須●(ボール)○4回山崎武●(ボール)●(ボール)5回嶋●(ボール)5回牧田○(中ニ)5回聖澤○(見逃し)●(空振り)5回渡辺直●●(空振り)(空振り)6回高須○(見逃し)●(遊ゴ)6回山崎武●(ボール)●(ボール/すっぽ抜け)○(三邪飛)6回鉄平○(見逃し)●(ボール)●(ボール)●(四球)6回中村紀○(見逃し)●(ボール)●(ボール/盗塁成功)●(四球)6回草野○(中安)6回嶋○(一ゴ)7回牧田○(ファウル)7回聖澤○(見逃し)○(ニゴ)7回渡辺直●(ボール)●(ボール)8回山崎武○(見逃し)8回中村紀○(見逃し)■日本ハム・ダルビッシュvs楽天打線ストライク/ボールカウント推移表赤紫の網掛け=空振り、黄緑の網掛け=ファウルストレート･･･St、カーブ･･･Cur、スライダー･･･Sl、カットボール･･･Cut、シュート･･･Sh、フォーク･･･Fo、シンカー･･･Sin、チェンジアップ･･･Ch、パーム･･･Pa、ナックル･･･Kn、ストライク-ボールの順です。---------------------------------------------------■本家ブログの過去記事はこちらをクリックして下さい。----------------------------------------------------■こちらのブログの過去記事はこちらをクリックして下さい。----------------------------------------------------現在ブログ村のランキングに参加中！ぜひみなさんの御協力をお願いいたします。本家ブログでは皆様のご支援のおかげで、ブログ村「楽天イーグルス部門」長らく1位でした！厚く御礼を申し上げます。このたび、こちらのブログでも1位になりました！(^○^)/にほんブログ村

  2010年04月25日

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  【戦評】 2010年4月24日(土) 〇楽天イーグルス３-０日本ハムファイターズ エース岩隈、今季初完封勝利！ 芸術品というべきナイスピッチング！

  東北楽天ゴールデンイーグルスは日本ハム5回戦に勝利を収め、これで今季初のカード3連勝に王手をかけました。4月月間成績は9勝11敗、通算では11勝16敗としています。今季初、公式戦では通算4度目となるWBC組の、岩隈×ダルビッシュの投げ合い。この試合、勝利に導いたのはKスタを埋め尽くした大勢のイーグルスファンの力も大きいことでしょう！(Kスタで入場客数が1万7千人を超えると勝率が大幅アップするらしいです。今日は18,153人！)この日は、バックの守備陣も好プレーを魅せてくれました！▼この日得点圏に走者を背負った唯一のピンチは3回表。2アウト2,1塁。一打同点かという場面。森本の二遊間に飛んだ打球を高須がジャンピングキャッチ！ ニゴロとしてエースを助ける！ 実況アナおもわず「バットを持たなくても必殺仕事人！」▼1点リードの4回表。先頭打者の稲葉のライトヒット性のゴロを、近鉄時代の同僚でもあるファースト・中村紀洋が、見事なプレーをみせてくれました。かっこええなぁ！！ 〇楽天イーグルス３-１北海道日本ハムファイターズ岩隈はこれで2試合連続完投勝利！ そして今季初の完封勝利！27個のアウトのうち、内野ゴロが17個、外野フライが4個、三振が6個。この数値のみをみても、岩隈本来のピッチングが今日はほぼ満点状態でできていた、といえそうです。それにしても、エース岩隈のピッチングは、ほんと、芸術に値する素晴らしい内容でしたね！　まるでキャンパスに自在に絵筆を走らせる名画家のようで、改めて今日は見惚れてしまいました。下記表を見て下さい！ 3回と8回をのぞく合計7イニングを三者凡退に抑える内容！ まるで全部赤で塗りつぶすのは味気ないと言わんばかりに青色を適当に配したような印象すら受けます(というのは言いすぎ？ｗ)では、細かくみていきましょう。下記が今日のクマの球種割合です。■楽天・岩隈の球種別割合121球(マスクは嶋)ストレート(St)・・・36(29.8％)(ここまで36.5％)スライダー(Sl)・・・28(23.1％)(ここまで31.2％)フォーク(Fo)・・・27(22.3％)(ここまで20.7％)シュート(Sh)・・・21(17.4％)(ここまで9.2％)カーブ(Cur)・・・8(6.6％)(ここまで2.5％)カットボール(Cut)・・・1(0.8％)(ここまで0.0％)真ん中のパーセンテージが今日のもの、右のここまでというのが開幕～前回登板までの割合です。これをみると、直球の割合が減り、変化球が増加。その変化球でもシュートの割合が増えていますね。岩隈は元々変化球投手ですが、本日はさらにその割合が高まったといえそうです。とはいえ、ストレートの走りが悪かった、という訳ではありません。下記に岩隈が日本ハム打線から奪った空振りの履歴を掲載しました。みてみると稲葉から4度もストレートで空振りをとっています。それに今日打たれたヒット2本の結果球はストレートではありません。ストレートも変化球も良い状態だったと判断できそうです。■楽天・岩隈が空振りを取った球種履歴3回、鶴岡の2球目・・・カーブ4回、高橋の3球目・・・フォーク5回、二岡の3球目・・・シュート6回、飯山の5球目・・・フォーク7回、稲葉の3球目・・・ストレート7回、稲葉の6球目・・・ストレート7回、高橋の4球目・・・フォーク9回、森本の2球目・・・スライダー9回、稲葉の1球目・・・ストレート9回、稲葉の2球目・・・ストレートさらに、今日はコントロールも絶妙でしたねぇ。この試合与えた四球は3回の田中賢介への四球わずか1個のみ。この四球も得点圏に走者を置いて昨年対戦成績が岩隈に不利な田中賢でしたので(対岩隈09年打率.545、11打数6安打)、ヘタにヒットを打たれて失点するよりも歩かせてもOKという判断だったのでしょう。ですから、問題なしです。岩隈はこの日、日本ハム打線に合計24回ファウルを打たせましたが、まさに「打っている」ではなく、「打たせている」という内容でした。ほとんどの場面でボールをひっかけて打つようなシーンが多く、岩隈の手のひらで踊らされているような印象を受けました。■楽天・岩隈の打巡別球種割合◎1巡目(30球)・・・直球11、変化球19。St11、Sl4、Fo6、Sh7、Cut1、Cur1◎2巡目(45球)・・・直球10、変化球35。St10、Sl13、Fo10、Sh8、Cur4◎3巡目以降(46球)・・・直球15、変化球31。St15、Sl11、Fo11、Sh6、Cur3こちらは日本ハム打線の1巡目と2巡目、3巡目以降の岩隈の球種割合です。1巡目から変化球主体でしたが、2巡目に入るとさらにその割合が増加、その中でもスライダーが4球から13球へ増えています。2巡目と3巡目の割合はほぼ変わらず、ですね。こうしてみると、今日の難しい試合をよくリードした嶋は、岩隈の特徴をもはや完全に吸収・理解したといえそうです。現在、藤井が2軍調整中ですが、藤井が再び1軍合流した時、はたして岩隈とバッテリーを組むことがあるのかどうか？という点が気になってきました。ブラウン監督の判断はいかに？！さて、今日は元から打てないだろうとは思っていましたが、こういう高次元の試合では、本当にミスが命取りになりますね。ダルビッシュは8回を投げて3失点。しかし自責点が1というところに、日本ハム野手陣にミスが多発したことを雄弁に物語っています。その象徴が楽天が先制点をあげた2回でしたね。1アウト後、センターヒットで出塁した5番・鉄平が6番・中村紀の2球目にニ盗を試みました。鶴岡が二塁へ送球するも悪送球となり中堅へ球がテンテン。その隙に鉄平は三塁へ到達。ノリは6球目の外角のボールくさい球をひっかけて投ゴロとなりましたが、スタートをきっていた鉄平が本塁突入、阻止しようとダルビッシュがグラブトスで鶴岡に送球するも高くそれてバックネット方向に球がテンテンとしたのでした。これで楽天が先制したわけです。楽天が追加点を奪った6回も日本ハムのミスが絡みました。2アウトとなってダルが意識したのか、鉄平を2ストライクから四球で歩かせ(対ダルビッシュ09年対戦打率.667、9打数6安打)、その後、鉄平にニ盗を決められ、中村紀もフルカウントから四球。2アウト2,1塁、草野がセンター前へ適時打となるヒットを放ちます。当然二塁の鉄平はホームイン！ 一塁のノリも果敢に三塁へ走塁をみせ、センターの糸井が三塁へ信じられない悪送球を犯し、これでノリさんもホームベースを踏んだのでした。ミスの怖さを改めて再認識した試合になったともいえます。この日、鉄平は3度出塁し3度ニ盗を試み、2回成功しました。この積極的な走塁は評価すべきです。昨年、楽天はダルビッシュが先発した試合で2勝。負けた試合が1試合ありましたが、それもダルビッシュに勝利投手はつかない試合でした。いずれも、通常より多く盗塁でゆさぶりをかけていたことは、以前のブログのどこかの記事に書いたとおりです。このデータ、ブラウン監督が把握していたかどうかは知りませんが、ナイスな采配だったと思います。さて、ダルビッシュが楽天相手に先発するなんて、年にそんなにありませんから、気が向けば、ダルビッシュの投球も上記のクマのように分析してみたいと思います。■楽天・岩隈vs日本ハム打線 ストライク/ボールカウント推移表■日本ハム・ダルビッシュ球種別割合135球ストレート・・・46スライダー・・・43フォーク・・・15カーブ・・・11シュート・・・7カットボール・・・3■日本ハム・ダルビッシュvs楽天打線 ストライク/ボールカウント推移表赤紫の網掛け=空振り、黄緑の網掛け=ファウルストレート･･･St、カーブ･･･Cur、スライダー･･･Sl、カットボール･･･Cut、シュート･･･Sh、フォーク･･･Fo、シンカー･･･Sin、チェンジアップ･･･Ch、パーム･･･Pa、ナックル･･･Kn、ストライク-ボールの順です。▼最後に...昨日と今日、ベンチリポートを務めたのは久々に見る牛丸智子アナ！着ている青のTシャツはいわくまくま！欲しいですっ！---------------------------------------------------■本家ブログの過去記事はこちらをクリックして下さい。----------------------------------------------------■こちらのブログの過去記事はこちらをクリックして下さい。----------------------------------------------------現在ブログ村のランキングに参加中！ぜひみなさんの御協力をお願いいたします。本家ブログでは皆様のご支援のおかげで、ブログ村「楽天イーグルス部門」長らく1位でした！厚く御礼を申し上げます。このたび、こちらのブログでも1位になりました！(^○^)/にほんブログ村

  2010年04月24日

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  【記録】 ダルビッシュ有vs楽天イーグルス　全対戦履歴！１４試合対戦で３勝１１敗

  さてさて、今日は、楽天・岩隈と日本ハム・ダルビッシュ有との投げ合いですね！楽しみですね～((o(^∇^)o))東北楽天ゴールデンイーグルスは2005年シーズンから参入しましたが、ちょうど同じ年にプロ入りを決めたのが、ダルビッシュでした。ここに、これまでの楽天とダルビッシュの対戦履歴を全て掲載します。ちなみに、ダルビッシュが救援陣で登板した試合もありますが対象外、あくまでも先発で出てきたときの試合が対象です。(また、オープン戦は除外してあります。今季はオープン戦で1度対戦がありましたね！)ダルビッシュが先発として楽天に立ちはだかったのは、この5年間で14試合。14試合のチームの勝敗は楽天3勝11敗となっています。先頭に☆印をつけたのは岩隈とダルの投げ合いの試合です。■2005年9月18日(日)楽天０-１２日本ハム：楽天先発は一場。勝利投手はダルビッシュ。敗戦投手は一場□2006年4月13日(木)楽天５-２日本ハム：楽天先発は一場。勝利投手は一場。敗戦投手はダルビッシュ■2006年6月30日(金)楽天１-２日本ハム：楽天先発は愛敬、勝利投手はMICHEAL、敗戦投手は小倉■2007年4月14日(土)(札幌ドーム)楽天１-６日本ハム：楽天先発は青山。勝利投手はダルビッシュ、敗戦投手は青山■2007年7月13日(金)(フルスタ宮城)楽天２-６日本ハム：楽天先発はバス。勝利投手はダルビッシュ、敗戦投手はバス■2007年8月9日(木)(札幌ドーム)楽天２-４日本ハム：楽天先発は山村。勝利投手はダルビッシュ、敗戦投手は山村☆■2007年8月29日(水)(フルスタ宮城)楽天４-５日本ハム：楽天先発は岩隈。勝利投手はダルビッシュ、敗戦投手は有銘■2007年9月19日(水)(東京ドーム)楽天０-６日本ハム：楽天先発は田中、勝利投手はダルビッシュ、敗戦投手は田中■2007年9月26日(水)(札幌ドーム)楽天１-２日本ハム：楽天先発は田中、勝利投手はダルビッシュ、敗戦投手は田中☆■2008年4月10日(木)(札幌ドーム)楽天０-１日本ハム：楽天先発は岩隈。勝利投手はダルビッシュ、敗戦投手は岩隈■2008年7月17日(木)(東京ドーム)楽天１-３日本ハム：楽天先発はドミンゴ。勝利投手はダルビッシュ、敗戦投手はドミンゴ☆□2009年4月3日(金)(札幌ドーム)楽天３-１日本ハム：楽天先発は岩隈。勝利投手は岩隈、敗戦投手はダルビッシュ■2009年7月2日(木)(札幌ドーム)楽天３-６日本ハム：楽天先発は朝井。勝利投手は林、敗戦投手は有銘□2009年8月7日(金)(Kスタ宮城)楽天３-１日本ハム：楽天先発は田中。勝利投手は田中、敗戦投手はダルビッシュ---------------------------------------------------■本家ブログの過去記事はこちらをクリックして下さい。----------------------------------------------------■こちらのブログの過去記事はこちらをクリックして下さい。----------------------------------------------------現在ブログ村のランキングに参加中！ぜひみなさんの御協力をお願いいたします。本家ブログでは皆様のご支援のおかげで、ブログ村「楽天イーグルス部門」長らく1位でした！厚く御礼を申し上げます。このたび、こちらのブログでも1位になりました！(^○^)/にほんブログ村

  2010年04月24日

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  【戦評】 2010年4月23日(金) 〇楽天イーグルス１１-２日本ハムファイターズ ラズナー、井野と組んで今季初勝利！来日2度目の完投勝利！

  東北楽天ゴールデンイーグルスは、降雨の厳しい環境のなか、日本ハム3連戦のアタマをとり、これで、4月月間成績8勝11敗、対日本ハム戦3勝1敗、通算10勝16敗としました。えーと、その前に今日は2本目のブログ記事です。1本目「【記録】 楽天イーグルス ブラウン監督の采配を考える！ 引き続き、スタメン選手起用を取り上げる！」もよろしくお願いします！さて、ラズナーは昨年Kスタで行われた4/12西武戦(スコア4-1)以来となる来日2度目の完投で今季初勝利を飾りました！ ようやく勝ちましたなぁ。とりあえず、よくやってくれました！パリーグライヴTVを観てたんですが、試合中盤に実況アナが「今まで、この人がラズナーなの？っていう出来ですよねぇ」と言っていましたよ。▼序盤のピンチ、2回2アウト2,1塁。日本ハム7番の今浪を、この試合日本ハム打線をキリキリマイさせたチェンジアップで空振り三振にとるラズナー。〇楽天イーグルス１１-２北海道日本ハムファイターズ今日のスタメンを見て、捕手が打撃好調の嶋ではなく、先日1軍昇格したばかりの井野を起用してきたことに、多くの楽天ファンがびっくりしたはずです。井野の起用についてブラウン監督は「昨年ファームでラズナーと組んで良い結果を残していた」からと取材陣に述べました。もちろん、ブラウン監督は昨年広島の指揮を執っているわけですから判るはずもありません。しかし、昨年のファームのデータをもきちんと活かしたということでしょうねぇ。(解説の西崎さんは、ラズナーと監督が話していくなかで相性の良い井野を見つけた可能性に言及していましたが)さて、下記が今日のラズナーの球種別割合です。■楽天・ラズナーの球種別割合126球ストレート・・・63(50.0％)(今まで53.4％)チェンジアップ・・・35(27.8％)(今まで2.3％)カーブ・・・21(16.7％)(今まで17.7％)カットボール・・・7(5.5％)(今まで26.6％)まんなかのパーセンテージが今日の割合、右が今季これまで(は嶋と藤井がマスクをかぶりました)の割合です。ここでぱっと目につくのは、チェンジアップが劇的に増加し、カットボールの割合がが極端に減ったことです。(※このデータはYAHOO一球速報をもとにしています。各種報道でフォークボールだと報道されるかもしれませんが、そのフォークはチェンジアップですので、御了承下さい)チェンジアップ・・・これまで2.3％⇒今日27.8％カットボール・・・これまで26.6％⇒今日5.5％この点がファームでラズナーが井野と相性が良かった点ですね！下記のストライク/ボールカウント推移表を見て下さい。この日、ラズナーが空振り三振を奪ったのは4個ありましたがそのうち3個がチェンジアップで奪っています。さらに、空振り三振以外の空振りをとったのは、この日、10回ありました。下記です。1回、稲葉の6球目・・・チェンジアップ2回、今浪の5球目・・・チェンジアップ3回、中嶋の3球目・・・チェンジアップ3回、陽の1球目・・・カーブ5回、小谷野の2球目・・・カーブ5回、今浪の3球目・・・チェンジアップ6回、大野の3球目・・・ストレート7回、糸井の2球目・・・カーブ7回、小谷野の4球目・・・チェンジアップ9回、今浪の1球目・・・チェンジアップ10回の空振りのうち、チェンジアップで奪ったのは実に6回を数えました。さらに、27個のアウトのうちチェンジアップでゴロアウトやフライアウト、三振にとったのはいくつあったかというと、、、1回の田中賢1回の稲葉2回の高橋2回の今浪3回の田中賢4回の糸井7回の糸井7回の小谷野8回の大野8回の陽9回の糸井9回の二岡9回の今浪じつに13個ありました！井野がチェンジアップの良さを引き出した点がラズナーのナイスピッチングの要因だとは思いますが、そのほかにもいろいろあったかもしれません。まぁ、そのいろいろの中に早めに打線が効果的に点を積み重ねていった点が大きいでしょうね。他にも勝利の要因はあるとは思いますが、今日はここまで、ということで。■日本ハム・カーライルの球種別割合68球ストレート・・・45カットボール・・・13チェンジアップ・・・5カーブ・・・3フォーク・・・2■日本ハム・榊原の球種別割合40球ストレート・・・16スライダー・・・18カーブ・・・3チェンジアップ・・・2シュート・・・1■日本ハム・山本の球種別割合49球ストレート・・・38スライダー・・・5フォーク・・・5カーブ・・・1■楽天・ラズナーVS日本ハム打撃陣ストライク/ボールカウント推移表赤紫の網掛け=空振り、黄緑の網掛け=ファウルストレート･･･St、カーブ･･･Cur、スライダー･･･Sl、カットボール･･･Cut、シュート･･･Sh、フォーク･･･Fo、シンカー･･･Sin、チェンジアップ･･･Ch、パーム･･･Pa、ナックル･･･Kn、ストライク-ボールの順です。▼あとは、山崎のおとっつぁんの本領発揮が望まれるところです。本日3打数0安打。犠牲フライの1打点のみ。。。---------------------------------------------------■本家ブログの過去記事はこちらをクリックして下さい。----------------------------------------------------■こちらのブログの過去記事はこちらをクリックして下さい。----------------------------------------------------現在ブログ村のランキングに参加中！ぜひみなさんの御協力をお願いいたします。本家ブログでは皆様のご支援のおかげで、ブログ村「楽天イーグルス部門」長らく1位でした！厚く御礼を申し上げます。このたび、こちらのブログでも1位になりました！(^○^)/にほんブログ村

  2010年04月23日

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  【記録】 楽天イーグルス ブラウン監督の采配を考える！ 引き続き、スタメン選手起用を取り上げる！

  引き続き、ブラウン監督の采配、特にスタメン起用について考えてみたいと思います。昨日のブログに4/21までのスタメン表を掲載しましたので、あわせて御参照下さい。下記URLです。。http://plaza.rakuten.co.jp/shibakawa/diary/201004220000/ スタメン起用で象徴的だったのは、今季やってくれそうな中村紀洋を4/9オリックス戦のスタメンからはずしたことではないでしょうか？その時、僕は４/9付ブログで「中村紀も得点圏打率.500なものの最近5試合の打率は.125と振るわず。そのため気分一新のベンチスタートだったと思います」と書きました。(付け加えると、直近5試合の打率は振るわないものの、直前の日本ハム3連戦では5四死球出塁しており、出塁率は維持できていたと思います)試合後、記者団から「中村紀洋選手がスタメンから外れた理由は？」と訊かれ、ブラウン監督はこう答えていました。「彼はシーズンを通して活躍してもらわなければいけない選手だ。37歳という年齢だし、今日は当日移動で即ゲームというスケジュールだったこと、金子投手との相性も考えてスタメンから外した」この試合、中村紀はベンチで大声を出し、若手に積極的に声をかけていたと報じられています。次の試合、4/10オリックス5回戦では1塁スタメンで出場。4打数3安打1打点1得点1二塁打の今季2度目の猛打賞となる打棒を魅せてくれました。うーむ、ブラウン監督は、どうやらリフレッシュ休養させる選手起用をする監督さんですねぇ。(もっともMLBではよく見られる選手起用で、なんら不思議はありません)中村紀が休養した4/9は、草野が久々にスタメン(三塁)で出場。今季初打点を挙げ(2打点)、。「いいバッターであることを再認識した。問題はポジション。策を練っている」とブラウン監督も改めて草野を評価、ここまで代打出場が多かったものの、フィリップスが下に落ちたこともあり、翌日からほぼ三塁スタメンで出場することになりました。同様の選手起用がないか、いくつか調べてみました。真っ先に思い当たるのは、4/15に休養だった渡辺直人です(この日は遊撃スタメンは西村)。前日の西武戦で4-6と2点を追う6回、ノーアウト2,1塁で送りバントを捕邪飛にしてしまう大失態を犯しました。バントミスは他にもいくつかあり、またここまで打率.215と低迷。4/15のスタメン外れはリフレッシュ休養の意味合いとともに、反省の意味も込められていたのかなと思います。翌4/16ホークス戦では遊撃スタメンで出場。4打数2安打1得点。初回は先頭打者として出塁し、きっちり先制点のホームを踏んでいます。河北新報の記事を引用します。「元気のないチームの中で、渡辺直が攻守にわたり気を吐いた。打撃では杉内から２安打を放ち、「思い描いている打撃になってきている」と調子は上向き。一回は先頭打者で打席に入って右前へ。続く鉄平が好機を広げ、高須の二ゴロの間に先制のホームを踏んだ。五回には中前へきれいに運んだ。遊撃の守備では二塁付近への難しい打球を何度も軽快にさばき、ムードを引き締めた。「試合展開は悪かったけど、やるべきことをやろうと集中していた」と話した。」この渡辺直人へのリフレッシュ休養も見事だったと思います。さて、ここまでのブラウン監督のスタメン選手起用で、イーグルスファンの間で最も不満があるのは、秘蔵っ子のアンディ･フィリップスの起用でしょう。いっこうに調子が上がらないフィリップスに対し、僕もブラウン監督の堪忍袋の緒がどこまで長いのか？興味津々で注目していましたが、遂に、4/10オリックス戦で、打撃不振に悩むフィリップスとリンデンの両選手をスタメンからはずしてきました。この日、御存じのとおり、純国産打線(山崎武、中村紀、草野らの活躍)でBs先発・中山をノックアウトしました。ブラウン監督は両外国人選手を外したことに「フィリップスとリンデンの調子が上がらなかったので、他の選手を使うことで得点能力が上がるか見たかった。フィリップスはあす（１１日）、登録を抹消し、ファームで状態が上がるのを待つ」とその判断の理由を述べています。(ちなみに、リンデンの代わりに左翼スタメンで出場した宮出は4打数1安打1打点1得点と2度得点に絡む活躍をみせました！)翌4/11に予言どおりフィリップスは利府へ旅立ちました。一方のリンデンは再び左翼スタメンで出場しました。試合中番にBs先発・木佐貫から同点弾となる今季3号ソロを放つ3打数2安打1打点の活躍！ ブラウン監督も「リンデンは左打席では良い状態が続いていたのだけど、失投をミスっていた。今日は、ちゃんと打ち返してくれたね」とその活躍を讃えていましたね。さて、野手はこのぐらいにして、捕手をみていきたいと思います。中谷が怪我でファームへ行ったり、嶋の打撃が絶好調なこともあり、ここまでスタメンマスクは25試合のうち18試合で嶋がかぶっています。さかのぼってみると、4/3ソフトバンク戦、4/9オリックス戦、4/15西武戦ではマスクをいずれも藤井に譲っています。4/3は先発が岩隈なので藤井がマスクをかぶるのはこれまでの流れからありえますよね。4/9は「嶋は昨日の試合ラズナーの暴投を後逸し失点に繋げてしまった点、ラズナーをリードして大量失点になり精神的にショックを受けているであろう点、最近5試合の打率が.167と振るわない点などがありリフレッシュさせる意味で今日はお休みなのでしょう」ね(4/9ブログより)。4/15は、直近2試合で嶋がマスクをかぶって負けたこと、またラズナーの前回登板で結果を出すことができなかったことで、リフレッシュ休養だったように思います。僕は、このようなブラウン監督のリフレッシュ休養策は評価していきたいと思います。これはこれで道理がとおる考え方ですし、ブラウン野球の根幹の1つだと思いますし。また、福盛、青山、リンデン・・・と怪我人続出のチーム状態の中、これ以上、故障者を出すわけにはいきません。シーズン通して、選手のコンディション管理に心を配るのは指揮官としての責務だとも思います。さらに、このリフレッシュ休養が適度に選手を刺激して、次の出場では好活躍をみせる場面も上記のように目立っていますしね！(代役で出場した選手もそれなりに結果を残している！)---------------------------------------------------■本家ブログの過去記事はこちらをクリックして下さい。----------------------------------------------------■こちらのブログの過去記事はこちらをクリックして下さい。----------------------------------------------------現在ブログ村のランキングに参加中！ぜひみなさんの御協力をお願いいたします。本家ブログでは皆様のご支援のおかげで、ブログ村「楽天イーグルス部門」長らく1位でした！厚く御礼を申し上げます。このたび、こちらのブログでも1位になりました！(^○^)/にほんブログ村

  2010年04月23日

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  【記録】 楽天イーグルス 今季ここまでのスタメン履歴 ブラウン監督の選手起用を考える！

  楽天戦が降雨のため中止になったため、その時間を利用して、ブラウン監督の采配、特に「選手のスタメン起用」について考えてみたい。下記図が4/21までのスタメンになる。ここまで全試合でスタメン出場しているのは、指名打者の山崎武司と、今季から右翼・中堅を兼任することになった鉄平のみである。この両者は打の精神的支柱のため、よほどのことがないかぎり外れることはないのだろう。現在山崎武は調子がイマイチだが、それでも、打線を下げるという意見はあるにせよ、外せ！という乱暴な意見はごく少数派にちがいない。鉄平は外野守備の要のため、現状が打撃不振でも外す訳にはいかない。今季から「1番・センター・聖澤」を積極的に売り出そうとしているブラウン監督。実際25試合のうち16試合で1番･中堅でスタメン起用されている。聖澤が中堅に入る時は、鉄平が右翼へ回るかたちになっている。また、聖澤は出場するなら中堅で、というかたちに現状ではなっている。左翼は基本、リンデンだ。怪我のため4/17に登録抹消になってしまったが、よほどのことがないかぎり、再び合流すれば、この方針は変わらない、と思える。リンデンは草野が左翼に入る時のみ右翼の守備に就いている。遊撃は今季も渡辺直人が務める。昨季はリーグNo.1守備率だったが、今季はここまで失策数も多く、打撃でもバントミスなどが目立ち、昨年と比較すると、いまいち精彩を欠く場面も目立つ。もっとも、ファインプレーも多いのだが。渡辺直もそこそこ打てば、遊撃のメインで起用されるだろう。小坂が上がってきて、早く、尻を叩いてもらいたい！三塁は、今季はやってくれそうな中村紀洋が15試合、草野が10試合という状況。フィリップスが下に下がったおかげで、それまでワリをくらっていた草野が三塁で起用されることが多くなり、ノリはフィリップスがいなくなった一塁にまわるケースが目立つ。二塁は、昨年は不完全燃焼だったにちがいない高須洋介。ここまでスタメンをはずれたのはわずか2試合のみ。昨季の故障の影響やベテランということもあり、ブラウン監督は適度な休養を与えることを公言している。しかし、オープン戦のときから好守備連発していたので、怪我の後遺症もさほどなく、今季は体が調子がよさそうだ。捕手は嶋が25試合中18試合でスタメンマスクをかぶる嶋がブレイク中だ。走攻守で一皮むけたプレーを連日見せてくれている。野村監督時代に吸収した様々な野球理論をいよいよ咀嚼･消化してその結果が出てきている、といえそうだ。ノムさんという重しがなくなって、自分らしいプレーが最も良い方向でできているのは、嶋かもしれない。さて、ブラウン監督の犠打数問題や球数制限について、本当にそうなのか？と疑問を投げかけてきた本ブログだが、今回も同様の趣旨で1つやってみたい。「ブラウン監督は前日猛打賞の選手を翌日ベンチスタートにしたりする」こんなこと、もしくはこれと似たような趣旨のことを、評論家や解説氏、実況アナやメディアが言っていたのを耳にしたことはないだろうか？つまり、昨日沢山打ったから今日は打たない、というわけらしい。どうやら、確率の「クラスターの錯覚」が、その考えの根底にあるらしい。確かに、予め3割きっちりしか打たない打者がいるとすれば、昨日5打数3安打なら、今日は5打数0安打になる。だったら出さないほうが良い、という考えも、納得できる部分も、ある。だが、果たして、本当に、ブラウン監督は、そのような選手起用をするのだろうか？ ここでは広島時代については遡って調べない！(そんな余力は残念ながら...ない！、過ぎたことは気にしない！)そのため、今季ここまで猛打賞を記録した楽天選手の翌日(翌日がノーゲームなら次の試合)はどうなったか？を探ってみたい。楽天イーグルスの猛打賞履歴は、今季ここまで(4/21終了時)9回、7人記録している。全て掲載する。3/31ロッテ戦、高須(6打数3得点5安打2打点2二塁打1本塁打)3/31ロッテ戦、鉄平(6打数1得点4安打3打点2内野安打2二塁打)3/31ロッテ戦、嶋(5打数1得点3安打3打点1二塁打)4/2ホークス戦、山崎武(4打数2得点3安打2打点1四死2二塁打)4/2ホークス戦、中村紀(3打数1得点3安打5打点1四死1二塁打1本塁打)4/3ホークス戦、リンデン(4打数1得点3安打1二塁打)4/7日本ハム戦、渡辺直(4打数1得点3安打1内野安打)4/10オリックス戦、中村紀(4打数1得点3安打1打点1二塁打)4/13ライオンズ戦、嶋(3打数3安打)以上だ。この中で、次の試合、スタメンからはずれベンチを温めた選手は、、、1人もいない！とりあえず、現状ではこのようになっている。ブラウン監督の選手起用については、次回の記事でも触れてみたい。---------------------------------------------------■本家ブログの過去記事はこちらをクリックして下さい。----------------------------------------------------現在ブログ村のランキングに参加中！ぜひみなさんの御協力をお願いいたします。本家ブログでは皆様のご支援のおかげで、ブログ村「楽天イーグルス部門」長らく1位でした！厚く御礼を申し上げます。このたび、こちらのブログでも1位になりました！(^○^)/にほんブログ村

  2010年04月22日

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  【戦評】 2010年4月21日(水) ●楽天イーグルス０-６千葉ロッテ ドラ１ルーキー、戸村健次 初先発初登板　全投球詳細掲載

  東北楽天ゴールデンイーグルスは郡山で行われたこの試合を落とし、これで4月月間成績7勝11敗、通算9勝16敗、対ロッテ戦2勝3敗、球団創設年から福島で行われている試合の通算成績は2勝5敗となりました。(05年は4/5F戦で4-5、4/6F戦で1-10の負け、06年は6/28L戦4-1の勝利、07年は8/14Bs戦8-2で勝利、08年は5/13オリックスに2-8、09年7/10ロッテ戦で4-10)さて、昨日は戸村がノックアウトされたところまで中継観戦しました(そこから花見に出かけました)。聖澤が昨日に続いて本塁で刺したとか良いプレーもあったらしいですが、スルーして、戸村の全投球内容を掲載します。▼ドラ1ルーキー・戸村健次のプロ初先発初登板。良いところもみせてくれたピッチングだった。打たれて当たり前、課題はあって当たり前。これから一歩一歩着実に成長していってほしい。●楽天イーグルス０-６千葉ロッテマリーンズ　ハイライト映像、スコア詳細、戸村健次の初登板初先発成績防御率13.50、回数2回2/3、打者数16、投球数61、被安打5、被本塁打0、奪三振4、与四死球3、失点4、自責点4◎61球の球種割合ストレート・・・39、スライダー・・・19、フォーク・・・3◎奪三振の結果球ストレート・・・1、スライダー・・・3◎被安打の結果球ストレート・・・4、フォーク・・・1初回の先頭打者、西岡に左翼へレフト・横川の頭を越えるかという当たりを打たれるも横川がよく追いついて捕りました。荻野貴には右翼へ飛球を打たれましたが、右翼から左翼に風速5.7Mの風が吹いていたこともあり、押し戻されて鉄平が捕り2アウトをとりました。ロッテ打線のうるさ方の1,2番を討ち取ったことが初回ゼロに抑えた点では大きいですね。続く井口にはアウトローを中心に攻めるも四球。金泰均の1打席目は最後の球を内角の絶妙なコースへスライダーで見逃し三振にとりました。この金泰均から2回の大松、サブローと「三者連続三振」を記録しましたね！特に圧巻だったのは、空振り三振となった大松の1打席目です。カウント2-2から外角のスライダーを投げ込み、大松のバットが空を切ったわけですが、このスライダーが田中マー君ばりの縦に大きく変化する変化球で、僕の目を釘付けにしました。戸村が崩れるきっかけとなったのは、3回1アウト2塁で迎えた井口の2打席目でしょうか。内角の直球をセンターのフェンス直撃の二塁打とされるわけですが、この2球目は嶋のリアクションからサインミス？と思われるフシがありましたね。自分のサイン見落としで適時打を打たれてしまい、多少なりとも動揺があったのかもしれません。続く4番･金泰均には初球のストレートを右翼ポール付近まで到達するホームラン性の当たりを飛ばされ、2失点。さらに、大松も初球から振りにいき、ショート後方にポトリと落ちるテキサスヒット。サブローをアウトローで空振り三振にとるも、福浦にも適時打を浴びて、ここで降板となりました。こうみてみると、どうでしょう？　打たれた球はいずれも高めの甘いストレートだったことが分かります。初球ストライクが欲しい場面での被安打も目立ちました。プロの1軍では甘い球は痛打される！ということを実体験したことでしょう。しかし、スライダーが良いですねぇ。マー君やクマのスライダーは130K台(140K出ることもある)ですが、戸村のスライダーは110K台後半から120K台前半を計測。ストレートが130K台半ば～140K台のため、これで緩急をつけることができますよねぇ。さらに曲がりが横変化のものと縦変化のものを持っている点も魅力的なところですね！本人も「スライダーは自信を持って投げられた」と取材陣に語っているようです。(4/22スポニチアネックスより)まぁ、とりあえず、こんなもんでしょうね。今回の登板はあらかじめ決められていたことではないはずです。先発ローテを担うはずだった青山や長谷部が故障離脱したために、上で試運転させてみようか、という意味あいが強かったはず。これから一歩一歩着実に歩んでいってほしいです。1回表:ロッテの攻撃ノーアウト。西岡。左飛1アウト。荻野貴。右飛2アウト。井口。四球2アウト1塁。金泰均。見逃し三振2回表:ロッテの攻撃ノーアウト。大松。空振り三振1アウト。サブロー。空振り三振2アウト。福浦。右安。2アウト1塁。里崎。四球2アウト2,1塁。今江。投ゴ3回表:ロッテの攻撃ノーアウト。西岡。四球ノーアウト1塁。荻野貴。投犠1アウト2塁。井口。中越ニ/適時打/打点11アウト2塁。金泰均、右翼ニ/適時打/打点11アウト2塁。大松。左安1アウト3,1塁。サブロー。空振り三振2アウト3,1塁。福浦、中安/適時打/打点1----------------------------------------------------■本家ブログの過去記事はこちらをクリックして下さい。----------------------------------------------------現在ブログ村のランキングに参加中！ぜひみなさんの御協力をお願いいたします。本家ブログでは皆様のご支援のおかげで、ブログ村「楽天イーグルス部門」長らく1位でした！厚く御礼を申し上げます。(^○^)/にほんブログ村

  2010年04月21日

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  【戦評】 2010年4月20日(火) ○楽天イーグルス８-２千葉ロッテマリーンズ この日6試合で最多の観客動員となった楽天初の東京ドーム主催試合

  東北楽天ゴールデンイーグルスは千葉ロッテマリーンズとの3連戦のアタマをとり、4月月間成績を7勝10敗、通算9勝15敗としました。千葉ロッテは今季初の2連敗です。楽天初の東京ドーム主催試合となったこの試合、観戦してきましたよー。なんと！この日行われたプロ野球6試合の中で観客動員数最多だそうです。その数、40,421人。確かに沢山入っていました！▼ベイビーブラウン、ナマで観ちゃいました(こんな写真しかございません。。ぼくのあいぽん、ランディ･ジョンソンの始球式直前にバッテリー切れになったのです！あいぽんに喝だー！) ○楽天イーグルス８-２千葉ロッテマリーンズこの試合、2つのシーンが特に印象に残りました。まずは山崎武が2点適時打を打った5回裏です。その前にロッテの先発・唐川は、打たれちゃいましたから好投ではないですが、そんなに悪いピッチング内容でもなかったような印象を持ちました。初回にストレートでも変化球でもストライクが取れていましたし。調べてみたら、直球がストライクゾーンにいった割合は61.9％、変化球がストライクゾーンにいった割合は55.3％で極端に悪い数字でもないと思います。○=ストライクゾーンの直球、61.9％●=ボールゾーンの直球◇=ストライクゾーンの変化球、55.3％◆=ボールゾーンの変化球※ボールゾーンの変化球で空振りが1あり。聖澤2○◇渡辺直5◇●○◆◇高須1○山崎武3●◇○鉄平4○●◆◆中村紀3◇●○草野5◇●◆◇◇嶋5◇◆○●◇横川2◆◇聖澤6○●◆◆○○渡辺直5◇●●◇○高須4●○○○山崎武3◆◆○鉄平1○中村紀3●○◇草野5◆●◇○○嶋7◇◆◆●○◇○横川2○●聖澤1◇渡辺直2◆○高須7◇●◆◆○○●山崎武2◇○鉄平2◆◇さて、話を元に戻して、5回裏のロッテの攻撃です。直前の5回表にロッテ打線が1点を永井から取り、2-2の同点としました。先頭の8番･嶋を右飛に討ち取るも、続く9番･横川を死球出塁させてしまい、さらに1番･聖澤に初球を右翼へ運ばれて1アウト3,1塁になりました。2番･渡辺直は三ゴロでアウトにするも、2アウト2,1塁です。迎える打者は高須です。直前に味方打線が同点に追いついたのです。失点は避けなくてはなりません。アウトあと1つです。高須、山崎武と続くイーグルス打線です。ご存じのように得点圏打率が例年高い勝負強い高須と真っ正直に勝負して打たれるよりも、ここまで打撃不調の山崎武との勝負を視野に入れつつ、組み立てていくのが、普通だと思います。おそらく里崎も唐川もこのような考えでいたに違いありません。クサイところの投球が続いた結果、高須を四球で歩かせます。ここまでは里崎-唐川バッテリーの想定内だったはずです。僕は観戦していて高須が歩いた時「あぁ、これで点入らないかもな」と思ってしまいました。ところが、前日、40分の打撃練習を行ったという悩める鷲の4番が仕事をしてくれました！ 唐川が投げた甘く入った2球目のストレートをセンター方向へはじき返すライナー性の打球！ 唐川はグラブにあてるも、打球の勢いは失速することなくセンターへ抜けていきました。唐川はこの後、鉄平にも打たれて、そこでお役御免となります(2塁走者の高須が良い走りをみせたんですね。現場ではクロスプレーが良く見えませんでした)四球で歩いた高須も自分の立場をよく知っていたと思います。自分には正直なストライク球を投げてこないだろう、山崎さんとの勝負を選択するかもしれない、と、この状況をよく認識していたと思います。だから慎重打法でボールを見極めることができたのだと感じました。もう1つ印象に残った場面は、8回裏のロッテの攻撃です。1アウト後、大松に二塁打を打たれ、サブローをフライアウトにし2アウトで左の福浦を迎えたところで、ブラウン監督が継投に出ました。ここは左のワンポイントの場面です。僕はてっきり有銘がくるだろうと思っていました。この場面で辛島を起用したことが、ブラウン監督の辛島に対する評価が(もちろん期待値も込めてだと思いますが)思っていた以上にかなり高い、ということを示していると思います。辛島はナイスピッチングでした。低めの変化球を投げて暴投になり三塁へ進まれるも、さらに低めの変化球で空振り三振にとるという度胸の据わった内容で、見ごたえがありました！今日はこのくらいで。。。◎◎◎メモ◎◎◎○永井は初回失点なし！被本塁打なし！の課題をよくクリアした。しかーし、永井はナガーイ！(←感覚でだよ) ボールスリーにしてしまう場面が、打者33人中9人もあった。○しかし、この日は低めのフォークボールが良かったのでは？ 3回のピンチ、荻野貴、井口を空振り三振にとったのもフォークだった。続く金泰均には初級直球で入るもののそこからフォーク6連投で三振にとっています。○ロッテの最後の打者、神戸の応援が凄かった！あの組織化された応援は敵ながら見ごたえがある。○三塁側で観戦、まわりがロッテファンで少々怖かった(理由はマリンでのオープン戦のときにチケット買ったから)。○東京ドームの球場メシを堪能しようと思ったが、結局、ケンタッキーフライドチキン。。。■楽天・永井の球種別割合124球St…64、Cur…11、Sl…18、Fo…23、Sh…8■楽天・辛島の球種別割合4球St…1、Sl…1、Ch…2■楽天・川岸の球種別割合18球St…12、Cut…1、Sl…3、Sin…2■ロッテ・唐川の球種別割合80球St…42、Cur…3、Sl…21、Ch…14■ロッテ・伊藤の球種別割合18球St…9、Sl…9■ロッテ・コーリーの球種別割合32球St…13、Ch…8、Cut…8、Sl…3赤紫の網掛け=空振り、黄緑の網掛け=ファウルストレート･･･St、カーブ･･･Cur、スライダー･･･Sl、カットボール･･･Cut、シュート･･･Sh、フォーク･･･Fo、シンカー･･･Sin、チェンジアップ･･･Ch、パーム･･･Pa、ナックル･･･Kn、ストライク-ボールの順です。--------------------------------------------------------------------------------------------------------■本家ブログの過去記事はこちらをクリックして下さい。----------------------------------------------------現在ブログ村のランキングに参加中！ぜひみなさんの御協力をお願いいたします。本家ブログでは皆様のご支援のおかげで、ブログ村「楽天イーグルス部門」長らく1位でした！厚く御礼を申し上げます。(^○^)/にほんブログ村

  2010年04月20日

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  【記録/前評】 ブラウン監督の采配を考える！「先発投手編」

  早くも開幕1カ月を迎えようとしている。昨年2位だった我らが東北楽天ゴールデンイーグルスは、ここまで苦しい戦いを余儀なくされている。最大の原因は、投打がなかなかかみ合ってこない点だ。どれだけ投打がかみあっていないか？データをもとにみてみよう。先発投手が試合を作ったかどうかを測るクオリティスタート(QS)では、ここまで23試合のうち12試合あり、パーセンテージになおすと52.2％になる。決して悪い数字ではない。大げさに言えば、僕はクオリティスタートをマークした試合で負けたのは、打撃陣の責任だと思っている。打線が得点をあげることができなかった、というわけだ。ちなみに、2009年はシーズン通して52.8％、4月月間ではQS11個で50.0％だった。QS11試合の勝敗は10勝1敗だった(4月月間成績は13勝9敗の貯金4)。じつに理想的な勝ち方をしていた、といえる。ところが、今年はQSの記録がついた12試合で勝利を収めたのは、3/28西武戦、4/6日本ハム戦、4/10オリックス戦、4/11オリックス戦、4/17ソフトバンク戦のわずか5試合のみ、5勝7敗なのだ。QSを記録(先発陣がゲームメイク)したにも関わらず負け越しているのが実態なのだ。この数値だけをみても、いかに投打がかみ合っていないか？がおわかりいただけると思う。さて、話を本筋に戻して。ブラウン監督の采配、特に先発投手陣の球数問題について考えてみたい。よく解説者や評論家がブラウン監督は球数を気にする監督さんだと言う場面を多く見かける。実際にそうなのだろうか？というのも、ブラウン監督はバントをあまり好まない監督さんだと解説氏や評論家が異口同音に言うものだから、先日調べてみたら、実はそんなことはなかったという意外な事実が判明している(こちらの本家ブログ過去記事参照)。球数のことも印象論で語ってはいやしないか？そんな疑問を持ったので調べてみた。『週刊ベースボール』2010年3/8号「記録の手帳」によると、昨年の(広島での)ブラウン監督は先発投手に110球前後の球数制限を敷いていたという。先発が110球以上投げた回数は広島はわずか26回でセリーグ最下位だった。確かに昨年はそのような傾向があった。しかし、セリーグからパリーグに場所を移しての今季はどうか？110球以上投げた試合を抽出してみる。3/22　永井 128球3/27 岩隈 128球3/28 田中 118球3/30　永井 123球4/4　 田中 134球4/6 永井 128球4/11 田中 124球4/13 永井 127球4/17 岩隈 120球4/18 田中 121球昨年は広島で26試合だったものが、はやくも10試合もある。さらに、107球の3/20岩隈と3/21田中、109球の4/3の岩隈を含めると13試合になる！ちなみに、昨年4月の楽天では先発が110球以上投げた試合は9試合だ。先発が完投した試合も、3/20岩隈、3/28田中、4/4田中、4/11田中、4/17岩隈、4/18田中、と6試合もある。ちなみに、昨年は5試合だった。昨年の広島は、救援陣にシュルツ(73試合登板、防御率2.28、5勝3敗1セーブ35ホールド)横山(69試合登板、防御率3.52、3勝8敗31ホールド)梅津(26試合登板、防御率1.82、2勝1敗9ホールド)永川(56試合登板、防御率2.73、3勝6敗36セーブ3ホールド)と充実していて、昨年の楽天と比較して勝利の方程式が確立していた。つまり、先発をあえてひっぱる必要もなかった。そのようなチーム事情もある。こうしてみると、ブラウン監督が球数制限に固執している、という見方は、どうやら疑問符がつきそうなのだ。■楽天イーグルス先発投手陣 ここまでの投手成績 ※投手名の太字は完投を、球数の赤字は120球以上をしめしています。■2009年 楽天イーグルス先発投手陣4月月間投手成績----------------------------------------------------■本家ブログの過去記事はこちらをクリックして下さい。----------------------------------------------------現在ブログ村のランキングに参加中！ぜひみなさんの御協力をお願いいたします。本家ブログでは皆様のご支援のおかげで、ブログ村「楽天イーグルス部門」長らく1位でした！厚く御礼を申し上げます。(^○^)/にほんブログ村

  2010年04月19日

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  【戦評】 2010年4月18日(土) ●楽天イーグルス０-１×ソフトバンクホークス 白熱の投手戦の行方は、サヨナラでマー君ヤフードーム初黒星.....

  東北楽天ゴールデンイーグルスは、今季ソフトバンク戦を2勝4敗とし、4月月間成績は6勝10敗、通算8勝15敗としました。なんと...サヨナラ負けです。9回裏が始まる前までは0-0の息がつまる投手戦でした。▼9回裏ノーアウト1塁、小久保の打席。代走で出た1塁走者･城所が果敢に二盗を試みる。嶋もすかさず二塁送球するが、大失態の悪送球...球がテンテンとしているうちに城所は三塁へ。ノーアウトで絶対絶命サヨナラのピンチ！写真は「やってしもうた～」の嶋。▼9回裏1アウト3塁で明石。セーフティスクイズが失敗、球が転がってからスタートをきった三塁走者・城所が三本間に挟まれ、憤死。相手の痛恨のミスで、サヨナラのピンチを脱出したかに思えたが...(明石はこの間に2塁へ進塁)▼9回裏1アウト2塁。多村を敬遠策で松田との勝負を選択するも、真ん中に甘く入った2球目のチェンジアップを左翼フェンス直撃のサヨナラ打を被弾...マー君、ヤフードームで初黒星です(>

  2010年04月18日

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