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カテゴリ:読書 児童文学
![]() 秘密の花園(上) ![]() 秘密の花園(下) フランシス・ホジソン・バーネット 作 山内玲子 訳 シャーリー・ヒューズ 挿絵 岩波少年文庫 この物語、何度読んだことでしょう。 初めて読んだのは中学に入ったばかりの頃だったでしょうか。 この物語が、自分にとってとても大事だと実感したのは、ずっと後に 再会してからのこと。娘の絵本を選ぶために本屋へ通うようになって からです。 春が来る浮き立つ気持ち、植物の成長を飽きずに眺める喜び 動物と心が通ったらどんなに幸せだろうと歯がゆく感じること、また つむじ曲がりな意地悪気分も含めて メアリやコリンに共感することが山のようにあります。 子供たちが生まれてからずっと、就寝前には何かしら読んできましたが、 このふた月ほどかけて秘密の花園を読み進め、昨夜読み終わりました。 小3と小2の娘たちには理解できない言葉や言い回しもありますが、 そこは聞き上手な子供たちのこと、時には尋ね、時には丸ごと聞き流し、 楽しい魔法のお話として飲み込んだようです。 それに、つむじ曲がりな気分や野生動物や小さな自然と触れ合う 美しく細かな描写は充分満足のいくものだったようです。 毎日のように、つむじ曲がりのメアリーさん♪と歌っていました。 100年もの間読み継がれてきた物語。 いつか自分で読んでみてほしい本です。 次に読む本、娘たちのリクエストはナルニア国物語。 ずっと前に読んだ「ライオンと魔女」の続きを聞きたいそうです。 布団にもぐって本を読むのは楽しいひと時なのですが、盛り上がってくると 寝不足になるのが玉にキズです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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