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カテゴリ:読書感想文(08年11月まで)
読んでみたいとずーーっと思いながらなかなか手にとれず、ようやく今回読めました。
感想・・もっと早く読みたかった。 それくらいすばらしい作品だった。 涙をながしたところもあり、考えてしまうところもあった。 永遠の仔(1) 人間、大事なのはやっぱり誰かに認めてもらうこと。 それも「そのままでいいんだよ」って認めてもらうことなんですね。 「頑張った結果」を認めるのは簡単だし、 「頑張っている」ことを認めるのも割とできる。 でも「そのままでいいんだよ」って認めるのはなかなかできないと思う。 特に小学生のように、「勉強」っていう評価軸があるとどうしても「結果」に目を向けてしまう。 結果が芳しくないと、「努力」に目がいく。 「そのままでいいんだよ」って認めるのって難しいなあ。 子供へのいろんな虐待がテーマだったのだけど、 いろいろ考えてしまいました。 私は、ちゃんと三人の子どもたちに「愛情を注いでいる」のだろうか、と。 この本みたいな虐待はもちろんしていないけど、 ふと気がつくと次女をひざにおいたまま携帯でメールをしていたり、 長男の話を上の空で聞いていたり、 長女にきつい言葉をかけたりしている。 うーーん自信ないなあ。 でもこの本を読み終えたときは、 傍らで昼寝していた次女に涙ながらに「みんなかわいいよ」と語り、 抱きしめてしまった。 その気持ちをたまーーに思い出して、また子育てをしていこうと思う。 ああーー本っていいなあ ↓ドラマもあったんですねー。知らなかった。 時期的に、長女の育休が終わって仕事復帰した時期。 それど頃じゃなかったってことね!! 130万部を超える天童荒太の大ベストセラー小説をドラマ化!【ドラマ特別セール】■永遠の仔<全5巻セット>■ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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