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テーマ:海外生活(7787)
カテゴリ:出来事
この間申請していた新しいパスポートを、今日日本領事館まで取りに行ってきた。
や~~~っと10年前の写真のついたパスポートにおさらばできる。 10年前は「歳をとっても若い頃の写真が付いてるなんて嬉しい」って思ってたけど、実際に10年も前の写真が付いているパスポートを持ち歩くのは結構嫌だった。 誰にも見せられないし。 今回は10年パスポートではなく、5年用のものを申請した。 というのも、2006年の3月から新しく電子ナントカ情報が入ったパスポートに変わるらしく、 将来アメリカに入国するときにその電子ナントカパスポートじゃないと入国できなくなる可能性があるらしいのだ。 なので今10年パスポートを取ってしまうと、古いテクノロジーのパスポートをこれから10年間も持っていなければならないので、領事館が5年用を取得するように勧めていた。 実際、外国の領事館でパスポートを申請すると、日本本国で申請するよりもテクノロジーの一歩遅れたパスポートを取得することになることが多いようだ。 バンクーバーに結構長く住んでいる日本人の知り合いが、 何年か前に、念願のシアトルに車で旅行に行ったらしい。 シアトルはバンクーバーから結構近いのだが、 彼は一度も行った事がなかったらしく、 「いや~、バンクーバー在住8年目にして、やっと初シアトルだよ」なんて喜んで出かけていったらしい。 ところが・・・・。 はりきってアメリカ国境にたどりついたものの、 そこで彼はアメリカの入国を拒否された。 というのも、彼のパスポートにはバーコード(普通のバーコードとは少し違うけど、スキャンできるシステム)がついてなかったらしい。 そのシステムがついてない日本パスポートは有無を言わず「入国不可」だったのだとか。 でももちろん、彼のパスポートは本物。 当時日本で発行された全てのパスポートには、そのスキャンシステムがついていた。 私の前回のパスポートも1996年に取得したものだけど、それがついている。 でも彼は、それ以降に申請したパスポートにもかかわらず、 バンクーバーの日本領事館で申請したために、 古いテクノロジーのパスポート(バーコードの無いパスポート)しか取得できず、 結果的にアメリカへの入国ができなかったのだ。 「8年目にしても、シアトルにはたどり着けなかったよ~」なんて言いながら、かわいそうにバンクーバーにトンボ帰りしたらしい。 今日も領事館の窓口で、 今日取ったパスポート(電子ナントカがついてないやつ)は、2006年の3月以降は他の国への渡航に支障がでるようになるのか聞いてみたら、 とりあえずは大丈夫だとのこと。 でも数年のうちに、アメリカへの渡航に支障がでるようになるかもしれないとのことだ。 私は4年半ほど前、アメリカのイミグレーションでとっても嫌な思いをしたことがあり、 それ以降アメリカへの入国は避けている。 でもさすがに、これから5年のうちにアメリカに行く事はあるような気がして、アメリカの入国に支障がでるパスポートを持ってるのは少し不安だ。 ![]() 今回の新しいパスポートには、私のカナダでの苗字(ダンナの苗字)をカッコ書きで入れてくれました。 これでカナダの移民カードの名前とパスポートの名前が一致するようになったので、入国の時に少し楽です。 日本のパスポートは10年用と5年用で色が違うので、 この間5年用のパスポートを持ってるmunchちゃんと旅行したときは、 「なんで同じ国のパスポートなのに色が違うんだ」 と、空港のカウンターのお姉さんは少し不思議そうでした。 ![]() 私のパスポートではありませんが、 カナダのパスポート。 日本のマークよりも、かなり手が込んでますよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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