春分のお茶会のご案内
春のお茶といえば、花茶。中国ではジャスミン茶を飲んで、開竅(体の重要なツボを開く)します。暦の上では春ですが、人によっては、まだ心身ともにエンジンがかからず、ズルズルとまだ冬の感覚を引きずってしまい、外向的な切替が難しいと、なんとなく取り残される感じがして、少しずつ精神にも影響してきます。春に鬱っぽい症状が出るのは、もしかしたら身体が冬眠状態で、活動についていけていないのかもしれません。ジャスミン茶(疎肝理気化湿)、バラ茶(理気活血疎肝)、菊花茶(清肝明目、清熱)などの花系は春の木のエネルギーをスムーズに伸ばしてくれるので、少し取り入れてみると、徐々に気分も穏やかになってくるはずです。花粉症がひどいという方は、体内の痰湿、寒がたまっている証拠ですから、朝起きたら、「生姜棗茶」「生姜湯」「生姜黒糖茶」などで胃を温めます。生姜3枚、大棗5個、水500㏄を鍋に入れ、20、30分煮詰めて飲むと徐々に緩和してきます。3月と言えば、「桃花」。桃花は、性は苦、平。心、肝、大腸に入る。効能は、活血調経。血液の流れをよくし、生理を調節する。生理不順の改善。瀉下通便。老廃物を排出し、便通よくする。身体の痰湿や余分な水分を除き、血の流れ、便通ををよくする。利水消腫、水腫、腹水、便秘、脚気などに効く。今回は、白茶に合わせて飲みます。福鼎太姥山の白牡丹。完全な天日干しなので、グリーンとシルバーのみの色彩です。ほとんどの白牡丹は香りを高め、保存がきくように、烘乾(温風乾燥)の工程が入っているため、茶色や灰色の葉が混ざります。花の香、青々とした草の香、スイカの皮のような爽やかな瓜香…何度も何度も深呼吸してしまうほどです。美しすぎて、このお茶に出会えた感動で、涙が出そうになります。そして、「黄金芽」は一年間、四季を通じて黄色く、乾茶も明るい黄色で、水色も透明感のある黄色で、味は旨みが凝縮されています。 黄茶のアミノ酸含有量は大体5.8%で、最高9,6%と一般の緑茶の2%や安吉白茶の6%よりも高いのです。さらにビタミンCも0,11%高いそうです。ということで、3月は、「体質と季節の特徴で選ぶ養生茶」アレルギー疾患(湿熱、燥)精神安定、神経症(肝)糖尿病、高血圧などの予防効果、便秘解消。豊富なポリフェノールにより血糖値を下げる。カリウムは血圧を正常に保つ。WelcomeTea 黄金芽白茶:桃花白茶 福建省福鼎 清熱、活血、アレルギー抑制 野生月光白 雲南省南糯 古樹月光白 雲南省南糯青茶:岩茶 大紅袍99年 岩茶 雪梨2022年 安渓鉄観音 茶請け:さつま芋チップス、ドライライチ、サーチ―マ、緑豆饅頭、殻付き胡桃日時 2023年3月18日土曜日10時から場所:広島県福山市神辺町川北508 ゆかり治療院お問合わせ先 ☎084-966-6455神辺駅から徒歩5分まだ2席空きがありますので、お気軽にどうぞ。