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今日は、定期的に会議を行っている、JAGDA(日本グラフィックデザイ
ナー協会)の福岡地区幹事会の会議。 いま福岡と云えば、北九州空港の開港、ホリエモン氏の故郷、偽証問題の 総研の四カ所氏の事務所の所在地(これは渋いかな)、そしてオリンピッ ク候補地立候補と、なにかと話題提供では事欠かない街である。 そのオリンピック誘致について、デザイナー仲間からもいろいろ意見がで ました。 ただ、諸情報で、ライバル市の東京が、ロンドン大会の賛成のバーターと して、2016年は東京での票頼みが了解済みだとか、IOCでの日本人理事 が居なくなっての日本としての立候補に疑問が持たれたり、騒がしい事態 になっている。 そこで、ふと気がついたのは、国内のライバルの東京のこと。 当然皆さんご存知のように、「東京都」ですね。「東京市」じゃありませ ん。 行政地区としての都道府県の単位として「東京都」「大阪府」「北海道」 がある。 他国では、州制度をとっているところや、中国の省や、韓国の道などがあ るけど、世界各国の首都は殆どが特別行政区としても「市」なんですね。 アメリカの「ワシントン市」を含めて「パリ市」「ロンドン市」「北京市」 「ローマ市」「ベルリン市」。 よってそれぞれの首長は「市長」となります。 そのような「市」という行政単位で他の国は営まれているということですね。 そこから導きだされるのは、東京は行政単位としては肥大し過ぎているとい うことでもあるのかも知れない。 日本のあらゆる良いとこ取りをしている「東京都」。 首都としての「東京」と、行政単位の「東京」をもう少し区別して考えな いと、道州制の論議が世界とずれた結果しか出ない感じがする。 このような過度な集積がなされた街で、ひとたび地震を含めたアクシデント が派生したらと思うと、誰もが危うい積み木都市でしかないと感じるんじゃ ないかな。 要するに今日云いたかったのは、オリンピック誘致に関して、「東京は辞退 して欲しいなあ。」と云う願望です。 1極集中は何ごとでもいけません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.08 16:44:41
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