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近頃はちょっと、本を買い過ぎて、読めずに困ってます。
書店を覗いたら、新しい本を1冊はつい買ってしまう。 この前も待ち合わせをしていたら、なんとその前に古本店があるではな いか。 こんな時も、つい入ってしまい、本を選んでいたらすっかり待ち合わせ のことを忘れてしまっている。 そんなこんなで、やっと1冊読み終えました。 文春新書の「拒否できない日本」、関岡英之著のけっこう書店の全面平 置きの話題の本です。 著者の経歴がけっこうユニークで、銀行マンから、工学部の大学へ行直 して、建築家になった履歴の持ち主。 今の日本におけるアメリカの影響力の凄さが、政治、経済、金融、司法 といろいろな視点から解き明かされている。 日本の制度をどのようにすべきかは、モデルの参考書もない。 自分の頭で考えろ。 そのための日本とはなにか。 そのような日本論がこの関岡英之氏や、ベストセラーの「国家の品格」 の藤原正彦氏や、養老猛司氏たちに共通していると、なんとなく思った。 ただこれらの書籍のなかでは、今回の「拒否できない日本」は秀逸。 ジャーナリスト顔負けの深みがある内容になっている。 アメリカを通して「日本」をみているわけだけど、その当事者の日本が 「だらしない」と感じる世界というのは、なんと「なさけない」ことか。 「日本人」にとって、病気を宣告してくれている役割を勇気をもってやっ てくれている。 一度読んでみてください。 ただし、一番新しい店頭の分は、石原慎太郎氏のPR帯が巻いてある。 これはいただけないけど。 と云いながら、これから、ある書店へ注文していた本が到着したとのこと、 受取りに行ってきます。 しかし、ちゃんと読めるのかなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.10 19:18:42
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