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カテゴリ:しつこいけど、食のおはなし
今年もよろしくお願いいたします。
さて、元旦から我が家は、(ウチにとってはですが)ごちそうを食べ続けています。 年末に買いだめをしておいた食材で、冷蔵庫はパンパン。 肉、魚、野菜、果物、何でもありです。 あ~、お腹いっぱい。 シ・ア・ワ・セ! ・・・っとばかり言ってはいられません。 私は今年から、「食の現状を伝える伝道師」として活動をすることに決めましたので、 楽しいお正月だからこそ、ごちそうを食べるお正月だからこそ、日本の食事情を書いて 行きたいと思います。 さて、「残飯量が世界一」で、飽食の国と言われる日本ですが、日本は本当に、 「食が豊かな国」なのでしょうか? その答えは・・・、実は「いいえ」です。 「豊か」どころか、日本はいつ食べ物がなくなってもおかしくない国なのです。 これは、様々なところで公表されているにもかかわらず、実際にはあまり知られていない ことのように思います。 なぜ日本が、「食が豊かな国」ではないのかと言うと、まず日本は「食料自給率が非常に 低い国」ということが挙げられます。 日本の自給率は、カロリーベースでいうと40%と言われています。 つまり60%は輸入に頼っているということになるのですが、この40%という数値は、諸外国 と比べると、どれ位低いのでしょうか? 比較していただくために、他国の数値を下記に記載してみます。 ・米国 120% ・英国 72% ・仏国 130% ・独国 91% そして、 ・日本 40% こうして見ると、日本の自給率が先進国としては最低レベルだということが判ります。 現在は、正常に輸入がなされているため、日常生活で不安を感じる機会はほとんどありませんが、 もし、世界で大規模の飢饉があったり、食材の価格が高騰したりしたら(すでに魚が危険 な状況ですが)、日本への食料輸入は激減する可能性があります。 そうなった時、危機感を感じてもいない日本は、食料不足にどう対応すればいいのでしょうか? おめでたい新年に暗いお話かも知れませんが、ぜひ一緒に考えてみていただきたいなと思って います。 ちなみに、こういった食の問題の解決に向けて、すでに内閣府・厚労省・農水省が取り組みを 始めています。下記のページなんかは面白いので、よかったら見てみてください。 農林水産省「食料自給率の部屋」へGOGO★ ただいまお勉強中。漢字が多くてツライっす・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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