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テーマ:読書日記(1662)
カテゴリ:偏り気味な読書日記
弥勒シリーズの第6作目「地に巣くう」です
本作は、私のお気に入りの信次郎の父親にまつわる話ということで、 かなりの期待を持って読みました その結果は・・・? 地に巣くう [ あさのあつこ ] 悪くはない! 悪くはないんだけど、このシリーズの中では、一番不作だったかも 他のが良すぎたのか。。。 読んでいる途中では、 父親が関わっていたのは、ある藩の存亡に関わる悪事ということで だいぶスケールが大きくなり、びっくり 信次郎の木暮家も何らかの沙汰を受けるのではないか、 話はどこに着地するのかなどと心配してしまった が、終わりは意外にこじんまり 小さなお話というか、大急ぎで終わった感じ 更に、信次郎が、ブレなさ過ぎなのもいまいちだった 親に関わる事件であろうと、自分の家がどうなろうと全く意に冠さず (↑でもここはそんなに問題ない) 「とにかく自分がおもしろく感じるかどうかにしか興味がない」というのが どこまでも現れる ちょっとだけブレてくれる部分があると、読み手がしびれるのではないかと思った でも、このシリーズがいいことには変わりない 間違って、次の7作目は先に読んでしまったので、 8作目を期待しています 丁寧な暮らしブログランキングはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.09.02 17:40:02
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