カテゴリ:その他のBL小説
「楽園の囚われ人」を読みました。
これまでに出版されている六青小説は全部で5冊。 全体的にファンタジー色が強く、ダメ攻と可哀想受がほとんど。 でも、今回の「攻」は大そう我慢強くまとも。 が、「受」は超悲惨な運命です~・・。 6冊中1番イタイ話とゆーか・・ 六青さんは「受」に対してSだと確信しました(笑)。 <物語> 国王の寵童だったキリアは成長とともに王に飽きられ、臣下である将軍・ファリードに下げ渡されてしまいます。 キリアは王にかなり傾倒していたためにショックを受け、ファリードになかなか心を開きません。 ファリードは元々キリアに片想いをしていたため、非常に優しく我慢強い。 彼の気持ちがキリアに伝わるまでのやりとりは切なく、ストイックでとてもイイ感じ でも、下げ渡しの儀式は勘弁してほしかったです~ キリアが完全にファリードの物になったか初Hを監視する人物が居て・・ つまり人前で○○するとゆー・・(どーゆー制度なんだ!!) 「悪趣味だ」とファリードもぼやいてましたが・・とにかく王国全体が腐敗しているので、キリアを狙う変態さんも多く・・ 王の稚児になる時のレクチャーとか、罠にはまったキリアが輪○されるシーンとか 心だけでなく体が痛くなってくるよーな場面が非常~に多かった 中でも1番イタイ人物が宦官・トゥール。 宦官と言えば、アレですよ・・想像しただけでもイテテテな感じが・・ で、実はこの物語の主題は『宦官の呪い』なので なんだか悲惨で痛かった・・。 「楽園の囚われ人」は国の弱体化やトゥールの陰謀に翻弄される二人に最後までドキドキさせられ、ほとんど爆走読み~。 が、読み終わって後味がイイかとゆーと・・ウ~ン。 そう言えば最近やっと届いた同人誌「君がこころの月にひかれて」も後味がウ~ン・・。 六青小説は悲惨さの匙加減が自分に合わないと体が痛くなってきます。 (好きな作家さんなんですけどね・・クセになるんですけどね・・/ハハ)。 そして体が痛いと言えば『蒼い海に秘めた恋』がドラマCDになるようです。(「蒼い海」感想はここ) キャストは福山・鳥海・森川さん他。 鳥海×福山さんって最近よく見かけます~(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.01 17:10:03
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