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December 9, 2007
カテゴリ：子どものものは、おれのもの
ウォルドルフ人形のお話。
ウチには、ミニラ用の小さい「アカチャン」と、チビ用の大きめ「オクタン」がいる。 ミニラがチビ姉の真似をして、自分の人形も「オクタン」と改名して以来、そんな日が遠からず来ることは覚悟してはいた。 就寝時間。いつもよりちょっと不機嫌なチビが、自分のオクタンを見つけ、「オクタン♪」とはがいじめしながら布団に入る。そこへ、ミニラもＭｙオクタンを抱えてやって来た。 「チビネェノオクタント、クラベル」 だから貸してくれと言い始めるのだけど、チビに貸してやる気はない。しつこく迫られるうちにプツンときて、ミニラのオクタンをひったくり、自分のと一緒に遠くへぶん投げる……寸前に、腕をつかんで止めた。 チビには、「ミーを説得するから」と説明する。 ミニラの事情も聞こう。 「ミーチャン……オオキイノガイイノ」 はあ。やっぱりなあ。 作ってあげてもいいけど、小さいのも大事にする？ と尋ねてみた。 「ミーチャン、フタツガイイノ」 そうかそうか、二体とも大事にしてくれるか。 もちろん作ってやるのは構わないとして、だ。 二体目のほうが経験を積んだ分上手くできるのは必至だし。ミニラのほうが所有数が多くなっちゃうし。チビって、あんがい「周囲の中の自分」って立場に敏感だし。 そうだなあ……チビのウォルドルフにちゃんとした服を作ってやるとか、何かそういうフォローが必要になるよなあ。 ちなみに小鬼も、人形遊びとかしないからたぶん自覚さえしてないけど、「作ってもらう」事柄に関しては羨ましいと感じている気配がある。 ええいっ。今年の冬休みは、手芸の日々でいくか……ってことで、ふと検索を入れたら、一年のうちに時代は変わった。楽天でウォルドルフ人形のキットの扱いがあるじゃないですか！  ミニラに髪の色を選んでもらって、そしたら否応なしに製作スタートだな。 そしてまた、スパムまとめ買いが遠くなるのだった……。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
December 12, 2007 06:33:53 AM
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