カテゴリ:広報、はじめました
面白い事態になってきたので、こっそり書く。
春の異動シーズンにあわせて、広報に絡んでくるメインのセクションに、優秀な社員さんがやって来た。 お金のあるセクションからの異動で、キレモノっぽい立ち居振る舞いのやり手中堅である。 さて、いよいよ本年度のWEBページの更新作業がスタートするということで、さっそくキレモノさんが「こんな告知をしたい」と仰って、キワモノの俺が指示書をつくるのだが。 「これ、どなたが作業されるんですか?」 「業者さんにお願いします」 「この程度、社内で修正できませんか」 「うーん、微妙ですねー」 キレモノ氏の前にいらした部署では、基本的にすべて部内で修正していたらしい。まあ、ここでも確かに小さなテキスト修正で「このままだとあまりにみっともないっっ」という際は、自分で修正する。 が、ちょっと別のhtmlが入ったりすると、微妙怖い。文法の間違いが出るかもしれないし、修正のルールに沿ってるかもわからないし(たとえば、リンク先の文書を更新したとき、古いほうをサーバに残しておくか、などのルールが細かく決まってる)。 そしてもうひとつ、問題がある。社内で修正したときは、差分を業者さんに送る手間が生じる。同時進行してる修正箇所によっては、気をつけないと、古いデータをベースに書き起こすことになり、先祖返りや齟齬が発生する恐れもある。 「気をつけれぱいいだけの話」と言われるかもしれないけど、気をつけなくちゃいけないってのは、リスクを増やすってことだ。 しかしキレモノ氏の仰りたいことは、じゅうじゅう承知でございますよ。業者さんにお願いすると、データを受け取るまでに最短1日、平均で3日くらいのタイムラグが出るわけでねえ。 「たったこれだけの告知ですよ。もっとスピード感をもって更新したいんですが!!」 ……すぴーどかん…………。 それは空き地の土管の仲間でしょうか。 と、ジャイアンを見つめるスネ夫の心境。 午後、業者さんと打ち合わせする機会があったので、「スピー土管をもって進めたい件」と相談しておいた。キレモノ氏も、べつに業者さんに依頼したくないとか、それくらいのhtmlは広報が書けとか、そういうことを仰ってるわけではない。WEBによる情報告知の基本/本質的なところを指摘されてるわけで。 オイラの前任にはあまり求められてなかった部分でもある。せっかくだから工夫してこう。変えてくのって、楽しいもんな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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