テーマ:障害児と生きる日常(4429)
カテゴリ:それでもチビはチビ
ちょっと前まで、日曜日のスーパーへチビを買い物に連れ出していたのだが、行けなくなった。理由は、おそらく知的障害者と思われる男性が買い物客としていて、チビに話しかけてくるから。どうもチビは人なつこく話しかけられるのが苦手なようで、「名前は? 相撲好き?」などと質問されるうちに、「しつこい!」とキレた。
チビ自身も知らないひとに自分から話しかけたりするのに、それは不公平ではないのか……という気はするのだが、それはそれ。 そして今日だ。 月イチの障害者水泳教室へ向かう道すがら、バスを待っていたら、すかさず話しかけられた。 「こんにちは。ぼくは○○といいます。あなたは何というお名前ですか」 「もうイヤだ! かえる!」 「あっ、チビ、チビ」 思わず名前を呼んでしまったので、相手は「へえ、チビさんというんですか」などとトドメを刺す。ダメだこりゃ。案の定、チビは完全にキレて相手を突き飛ばした。 とにかく謝って、駅までダッシュで逃げ帰ったチビを追いかけ、しばらく待って「バスに乗らず歩いてこう」と提案してみる。 歩きながら、さらにいろいろ話をする。すぐ立ち直れるようになったね、チビだってよく知らないひとに話しかけてるよね、相手も悪い気持ちで声をかけたんじゃないよ、突き飛ばしたりはダメだよね……。 この苦手、いつか克服できるのかなあ。「障害者に話しかけられるのがダメ」って、障害者向けサービスがほぼ利用できないってことだもん、 頭の痛い問題だが、何かできるわけでもなく。 悩んで今日は終わる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 14, 2017 07:36:36 PM
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