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2023年12月05日
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全357件 (357件中 1-10件目) 自然素材・摂理を考えた施工
テーマ:家を建てたい!(10335)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
![]() こちらの写真は、基礎の外側に断熱材のスタイロフォームを施工して あったおうちがシロアリの被害に遭った様子です。 スタイロフォームとは、発泡スチロールのような素材で食べても栄養 にはなりませんが、柔らかいのでどんどんかじって進むことは可能です。 ですから、真っ白なスタイロフォームの中は縦横無尽にシロアリの蟻道が 走っていますし、蟻道を作る為にシロアリが持ち込んだ土が断熱材を 変色させています。 スタイロフォームの表面には、基礎幅木と同じように化粧モルタルが きれいに塗ってありますから、まさか中でシロアリが巣くっているとは お客様も思ってもみませんでした。 敷地の土の中にいたシロアリが、スタイロフォームの中に入り込み、 何年も掛かって建物の床根太や柱材にまで侵入していくということは よくあることです。 勿論、シロアリや光や乾いた空気を嫌いますから、決して人間が見える ような場所には現れません。 5月の連休くらいにシロアリが羽アリとなって飛び立ちますが、それよりも 地面からの侵入の方が侵入経路としては多いかも知れません。 基礎の断熱材が土の中に埋もれているようなおうちは、いくら防蟻処理を 実施してあっても無駄な努力だと思います。 外壁周辺の室内からシロアリ被害が確認されたおうちは、一度専門家に 相談してみることが大切です。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
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2023年11月04日 18時07分49秒
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2023年10月14日
テーマ:家を建てたい!(10335)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
![]() 日本のサッシは、引き違い窓にしても掃出しサッシにしても、2枚ある 建具(ドア)の両方共開閉することが出来ると思います。 でも、よ~く考えてみて下さい。お庭に出たりベランダに出たりする時、 皆さんはどちらか一方のドアしか開け閉めしないはずです。 つまり、もう片方のドアは常に閉まったままという人が100%ですよね。 ですから、欧米のサッシはどちらか一方をはめ殺しにして、開け閉め 出来ないように作られています。 どっちも開けられるようにしておいた方が便利じゃんという方も いらっしゃるかも知れませんが、20年以上開けないドア(窓)を 開けられるようにするなんて、お金も手間も無駄ですよね。 また、片側しか開けられなければ、防犯上もどちらか一方だけを 対策すればいい訳ですから、家の安全対策もシンプルです。 写真は、北米で入手出来る防犯用のバー製品。長さ調整が可能ですから、 掃出しサッシや片引きの引き違いサッシの大きさに合わせて幅を変える ことが可能です。 これを可動建具(ドア)のレールに載せて固定すれば、建具は開閉 出来なくなります。勿論、簡単に取り外しも出来ますから、庭などに 出るにも支障はありません。(防犯バーを縦使いすれば、シングルハング サッシの防犯にも使えます) (輸入サッシの場合、可動側の建具ははめ殺し側の建具よりも室内側 に位置することが殆どですから、防犯バーも室内側に取り付けられます) 日本人は防犯に対してはやはり意識が低いからか、窓についても 欧米ほどの合理性がありません。 輸入サッシはメンテナンスが面倒だと考えて、国産サッシにする人も いらっしゃいますが、輸入サッシの手入れさえ出来るようになれば、 メリットの方が大きいかも知れませんよ。 因みに、輸入の掃出しサッシは、強化ガラスを2重にしたペアガラス ですから、その点も素晴らしいですよね。 (その殆どが、遮熱型のLOW-E断熱ペアガラスでもあります) 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
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2023年10月14日 15時03分28秒
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2023年09月03日
テーマ:家を建てたい!(10335)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
![]() こちらのサッシは、浴室に取り付けられたオーニングと呼ばれる 下側が開く窓で、ペラ(Pella)社製の輸入サッシです。 室内側が木製のアルミクラッドサッシですから、木枠が腐らないように 常に窓を開けた状態で湯気や湿気を逃がしたいというのがお客様のご希望 でした。 実は、このサッシの建具は以前私たちが交換したことがあるのですが、 それは建具の下枠が腐っていて脱落寸前という状態になっていたからでした。 それは、窓ガラスを伝った雨が下枠のアルミの隙間から入り込んで、 木製の下枠を腐らせてしまったのが原因でした。 勿論、湿気で一杯になった室内側からも水が下枠に入り込んだのも、 もう1つの原因ではあります。 新しい建具に交換した際、私たちは屋外側だけでなく室内側のガラスの周囲 を防水処理しただけでなく、室内(浴室)側の木部にもパラのティンバーケア を使って防水塗装を行いました。 (ですから、写真でお分かり頂けるように、それ以来全く雨漏れや木の腐り といった損傷は見受けられません) でも、お仕事で全員外出される機会があるお客様としては、浴室を乾燥させる 為に窓を少し開けた状態にしておきたいということで、窓上に雨除けのヒサシ を追加したいという相談を頂きました。 そこで今回取り付けたのが、この白いアルミ鋳物フレームのヒサシです。 ブラウンの屋根材も丈夫なポリカーボネートで出来ていますから、耐久性や 耐紫外線もバッチリです。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
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2023年09月03日 21時26分06秒
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2023年08月24日
テーマ:家を建てたい!(10335)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
![]() 先日、静岡県藤枝市の輸入住宅で、玄関ドア周辺のメンテナンスを 行ってきました。 ドアが下がり気味でしたので、ドアヒンジを新しくしてドアの位置を 少し上げると共に、気密パッキン材(ウェザーストリップ)も交換 しました。 また、ドアの表面にひび割れも見受けられましたので、そういった場所を 透明の防水パテを塗って雨が入らないようにしました。 (後日、地元のペンキ屋さんにその上から塗装をしてもらう予定です) そして、最後に玄関ポーチの土間に埋まっているドア枠を補修しました。 タイル土間の中まで木製のドア枠が突き刺さっているような状態ですから、 土間下の枠材がシロアリにやられていないか心配でした。 ドア枠の下の方をカットして、土間下の部分まで取り出してみたのですが、 幸いシロアリはまだ到達していないようでしたが、雨がドア枠に染み込んで ボソボソに腐った状況になっていました。 こうなってしまうと、シロアリが食べにやってくる恐れがありますから、 枠が刺さっていた場所に駆除剤を吹き付けて、その後形状が近い枠材を 差し込んで加工しました。 新しい枠材は、木くずと樹脂とをハイブリッドさせた材料で出来ていますから、 腐らないばかりか木のように塗装も可能です。 つなぎ目のパテ処理は1日経たないと乾きませんから、紙やすりを使った 最後の仕上げはお客様にお願いして作業を終了しました。 木製のドア枠がタイル土間の下まで入ってしまっている輸入住宅は 結構多くありますから、皆さんのおうちもシロアリ対策の為に一度チェック しては如何でしょうか? 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
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2023年08月24日 17時31分15秒
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2023年07月26日
テーマ:家を建てたい!(10335)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
![]() 岐阜県のお客様の処で、シロアリ被害の改修工事を行っております。 新築した当時の図面もなく、構造もよく分からない中でほぼ手探りの 状態で、どうしたらシロアリの被害を食い止められるか、そして将来の 被害を予防出来るかという問題に取り組んでおります。 当初は玄関ポーチの上にあるバルコニーの床がフワフワしているという ことに端を発し、バルコニーの壁や床を剥がしてみたら、水が入り込んで シロアリの食害も確認出来ました。 単なる雨漏れが原因で、シロアリを誘引したのかというふうに考えたのですが、 シロアリがどこから入り込んでいるのかがはっきりしません。 ただ、このおうちの床下は空間がない構造(スラブ床)になっていることが 分かっていましたから、立ち上がり基礎(布基礎)と床下に張った薄い コンクリートとが接する部分に亀裂が入ってそこからシロアリが上に 上がってきたのかと考えていました。 でも、それだけでここまで大きな被害になるのか、ちょっと疑問にも 思っておりました。(シロアリ駆除は、何度か行っていたようです) そこでお客様が新築工事の様子を撮影した写真を見せてもらった処、建物の 立ち上がり基礎の外周に断熱材のスタイロフォームが隙間なく張ってある ことを発見しました。(尚、スタイロフォームの表面には「シロアリ駆除済」 と記載がありました) 建物の外壁よりも基礎が大きくはみ出しているので、どうしてこんなに 幅広の基礎を作ったのか疑問に思っておりましたが、厚さ50mm以上の スタイロフォームが張ってあって、そこの上に仕上げの化粧モルタルを 塗ってあったということでした。 スタイロフォーム自体は何の栄養もありませんが、発砲スチロールのように 柔らかいので、どんどん食べてそこに蟻道を作るなんてことが簡単に出来て しまいます。 それも化粧モルタルで覆われていますから、いくら食べてもお客様には 何も見えません。 食べられて穴が明いたスタイロフォームを一部外してみたら、シロアリの蟻道は 立ち上がり基礎とスタイロフォームとが接する面で土の中から土台の木へと つながっていました。 勿論、そこには小さなシロアリたちが動いているのも確認出来ました。 将来シロアリの被害をなくす為には、土にいるシロアリが侵入する経路を 遮断することが最も大切です。 その上でシロアリが食べづらくなるような施工や仕事を施すことで、 更なる被害を止められるかも知れません。 尚、シロアリ駆除業者は何度もここで仕事を行っていましたが、全く 被害を止められませんでした。 原因調査もしないで薬を撒くだけの駆除は、住人に健康被害があるだけ ですから、反ってやらない方がましだと思います。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
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2023年07月26日 14時14分45秒
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2023年05月07日
テーマ:家を建てたい!(10335)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
![]() 豊田市のお客様から輸入の玄関ドアが下がってきたので、ドアヒンジの 交換とドア調整をお願いしたいというご相談を頂きました。 木製の玄関ドアは、メーカーの確認が出来ておりませんが、恐らく シンプソン(Simpson)製ではないかと思います。 ドアが下がってきている割には敷居にドアが擦った跡もなく、比較的 きれいな状態ですから、このくらい早めの時期にメンテナンスをしておく ことはいいことだと思います。 新築から15年ということで、この機会にウェザーストリップも新しい ものに交換しておきたいというご希望を頂いておりますので、一緒に メンテナンスをすれば手間や交通費も省けますね。 ただ、頂いた写真を見ると、ご相談頂いた箇所以外の部分で施工上の リスクを感じる場所があるように思います。 それは、玄関先の土間の納め方。まず、外壁材の一番下に付けられる 水切りの鈑金材なんですが、通常水切りの下はオープンになっていて、 そこから外壁内の通気層へ空気が入ることで構造体の乾燥を保つ工夫が されています。 でも、そこがタイル床で塞がれてしまうと、空気が十分流入せずに 湿気が滞留する恐れが生じます。(床に溜まった雨水が入る心配も?) また、土間と立ち上がりの基礎とが一体ではありませんから、シロアリが その間から上へと上がってくる可能性があるかも知れません。 上がってきても水切りで隠れていますから、人に気付かれずに外壁内に 侵入することが可能です。 そして、土間に木製のドア枠が埋まっていると、同様にシロアリが枠の中に 入り込んでしまうかも知れませんから、こちらもあまりいい納まりとは 言えないと思います。 勿論、私が指摘しているのはリスクがあるということだけですから、 シロアリがそこに気付かなければ何も問題は起こりません。 でも、そういうことを知った上で生活をしていれば、将来リスクを 排除する改修メンテナンスが可能となるでしょうから、注意をお願い したいと思います。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
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2023年05月07日 16時45分32秒
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2023年04月30日
テーマ:家を建てたい!(10335)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
![]() 静岡県藤枝市のお客様から、木製玄関ドアのメンテナンスをしたいという ご相談を頂きました。 玄関ドアは、アメリカ シンプソン(Simpson)社製の親子ドア。 ドアのメンテナンスを何度か行ってきたのでしょう、塗り潰しの油性ペンキ を使った為、木目が見えなくなっています。 この塗料だと木の呼吸作用も阻害してしまいますから、木が無理に呼吸 しようとして塗膜が剥がれる状況が起こります。 今回、ご相談頂いたのは、ドアヒンジの摩耗によるドアの傾きを調整したい ということやウェザーストリップ(気密パッキン材)にへたりがあるといった ことでした。 また、写真のように屋外側のドア枠の下端が劣化してきているということで、 何とかしたいというご希望も頂きました。 木製の飾りドア枠が玄関ポーチのタイル土間にベタ付けされていますが、 これだと雨がポーチの床に溜まった時に枠の下端から水が入り込んで、 そのうち腐ってくるということが往々にしてあります。 また、この写真からだけでははっきりしませんが、このドア枠が土間の中 にまで埋め込んであるといった施工の場合は、土間下にも水が入り込んで シロアリを家に誘引してしまうという心配もあります。 こういう場合は、ドア枠を一定程度カットすることで、ポーチ床との縁を 切って浮かせるという方法があります。 そうすることで、ドア枠が常に乾燥出来る状況を作り出すことが可能と なりますが、切り取った後の土間の処理やドア枠等の防水・防蟻処理を 現状に合わせてフレキシブルに行うということも忘れてはいけません。 ただ、既に家の中や構造にまで何らかの被害が及んでいるという場合は、 更なる補修や部材の交換も必要となりますから、早めの対応が 求められます。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
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2023年04月30日 16時57分30秒
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2023年04月04日
テーマ:家を建てたい!(10335)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
![]() 春日井市のお客様からケースメントサッシの木製建具が腐ったので、 交換したいというご相談を頂きました。 サッシは、ペラウィンドウ(Pella)製のアルミクラッドサッシ。 状況を調査しに伺った処、確かにペアガラスの周囲から雨が入り込んで 木枠が腐ってきていることを確認しました。 それも、おうちに付いているほぼ全てのケースメントサッシで、同様の ことが起こっていました。 当然それらは交換して防水処理を行うこととなるのですが、更に室内の 壁際の下から水が大量に出てきており、別の大工さんに頼んで屋根の 雨漏れも修理する旨伺いました。 確かに屋根の形状や構造には相当な弱点があって、そこから雨が長年 浸入していたんだろうと推測されましたが、屋根から伝って室内の壁際 までの経路については何も考えていらっしゃらないようでした。 そこで、屋外側に出て基礎部分を見てみたのがこの写真です。 基礎上の水切りの下や上から水が出たような染みや直した跡が見て取れます。 ジョリパットで仕上げた外壁の中で水が走っているようですから、外壁の 表面にはあまりトラブルがないように見えますが、よく見るとジョリパットが 奥から押されて剥がれてきている場所が見て取れます。 室内のカーペットや幅木の損傷具合からすると、相当の水が壁の中に 滞留している可能性がありますから、屋根構造の見直しと共に外壁を 剥がしての木造構造や断熱材の修復も行う必要があると思います。 勿論、それが完了したら、インテリアの復旧もやらなければなりません。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
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2023年04月04日 19時47分23秒
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2023年03月19日
テーマ:家を建てたい!(10335)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
![]() 鎌倉のお客様から、輸入ドアの下に取り付けるボトムウェザーストリップ を調達したいというご相談を頂きました。 ドア下に取付けて、ドアと敷居との間に出来る隙間をカバーする為の パッキン材(スウィーパー)をボトムウェザーストリップと呼びます。 昔はよく取付けがされていたのですが、それを付けるとドアの開閉がしづらく なるということで、今の輸入住宅ではあまり装着されなくなっています。 でも、写真でも分かる通り、こちらのおうちでは敷居材(ボトムシル)が 付いておりません。 敷居材を付ける代わりに、段差を付けてタイルを張ることで戸当たりが 出来るように納めています。 ただそうすると、側枠にも付いているウェザーストリップを敷居部分に 付けることが出来ません。 ですから、敷居ではなくドア下の方にボトムウェザーストリップを装着して 玄関ドアの下端の防雨・防風を図らなければならなくなります。 また、屋外側に木製のモールディング(飾り枠)が付いているのも、雨や シロアリによる被害の心配を考えると、あまりお勧め出来ません。 こうした納まりの背景にあるのが、玄関土間を土やモルタルで埋めてタイルで 仕上げたということなんですが、土間の下は庭と同じ土ですから、シロアリが 建物内に侵入してくるきっかけにもなりかねません。 出来れば玄関内の納まりをやり直して、ウェザーストリップを装着出来る 敷居材を設置し、シロアリや湿気が上へと上がってこないような工夫も 行って欲しいものです。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
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2023年03月19日 19時12分49秒
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2023年03月02日
テーマ:家を建てたい!(10335)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
![]() 横浜のお客様からご相談を頂いた掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の メンテナンス。 サッシは、ハード(Hurd)製のアルミクラッドサッシなんですが、ドアを開閉する 為のレールに付いていたウェザーストリップがなくなっています。 レールに沿って屋外側に付けられているもので、シルシール(Sill Seal)とも 呼ばれています。 英語を訳すと、「敷居気密(防水)材」。つまり、ドアは戸車がレールを走ることで 開閉するのですが、そういう構造の場合どうしてもドアがレールから浮いた状態 になるので、隙間が生じてしまいます その隙間から雨や外気が入り込まないようにする為の部材が、シルシール なんですね。 台風などの強い雨や風は、窓下から浸入しやすいですから、これがあると 室内への雨漏れを防いでくれるというスグレモノです。 ただ、こうしたウェザーストリップは、ハードの掃出しサッシ以外には 装着されていない状況で、ユニークで貴重な部材のように思います。 勿論、これがあると雨漏れが全てシャットアウト出来るという訳では ありませんので、サッシの水抜き穴の掃除や防水材のやり直しといった 日頃のメンテナンスも怠ってはいけません。 輸入窓やドアのウェザーストリップは消耗品ですから、15年くらいで定期的に 交換するようにしたいものです。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
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2023年03月02日 13時00分50秒
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