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カテゴリ:逍遥日記
予定を1時間押しての二日目スタートです。
まずは、銀座から歩いて築地場外市場へ向かいます。 8時台の築地場外市場の風景 昭和10年の開場から75年以上が経過している築地市場は、施設の老朽化、狭隘化が深刻となり 品質管理の高度化や物流の効率化などに十分対応できていないことが大きな要因で 取扱数量が大きく減少しました。 現地での再整備には多額の費用と工事期間が20年以上もかかることから、平成13年に 豊洲(江東区豊洲6丁目5・7街区及び6街区の一部)に移転する計画が策定されました。 最初は今年2014年に移転となっていましたが、地震による豊洲の液状化問題や工場地帯で あったことから有害物質が多く検出されたこともあり、いつ移転するかははっきりとしていません。 これだけの施設が移転するのですから、様々な問題を抱えていることはよくわかります。 時々観光するくらいの我々がどうこう言うことではありませんが、このごちゃごちゃとした 味わいのある市場風景が消滅してしまうことは、ただただ寂しいばかりです。 高い海鮮丼を食べるつもりはありません。海鮮丼なら北海道でしょ! どうせなら、市場で働く人々が毎日通うお店に入りたいじゃありませんか。 イチローばりに「朝カレー」 大江戸線で築地市場から牛込神楽坂へ移動です。 神楽坂の路地には猫が似合います。 入ってみたいけど、夜だけの営業なのでしょうか? 長屋が残っていました。まだどなたか暮らしています。 「逍遙館」がこの燻し銀の味を出すようになるのは何十年後でしょうか? 札幌にはない風景を見たり、感じたりするのがこの旅の目的。 神楽坂の石畳や路地の散策はうってつけです。 Hちゃんも大満足! 「蕎麦」に造詣が深い作家千石涼太郎先生推薦の「蕎麦の膳・たかさご」でお昼にしました。 お江戸の蕎麦は美味しいです! キイトス茶房はちょっと残念・・・ 食事の後はコーヒーということで、雑誌にもよく掲載されるカフェに行きました。 フィンランド語で「ありがとう」という名のお店です。 にしては、ご主人からはホスピタリティが感じられませんでした。 芸能人も多く訪れるお店みたいですが・・・。 場所を湯島に移して、更に散策は続きます。 次に訊ねたのは「旧岩崎邸庭園」です。 三菱財閥岩崎家の茅町本邸だった建物とその庭園を公園として整備したもので、 園内の歴史的建造物は国の重要文化財です。 ジョサイア・コンドルの設計によるイギリスジャコビアン様式を基調にし、二代目岩崎久彌が 留学時代に親しんだペンシルヴァニアのカントリーハウスのイメージも取り入れた木造の建物。 中の写真撮影は禁止だったので、しっかりと目に焼き付けて来ました。 建物の内装と調度品と空間はどれもがパーフェクト! 触れてよいのは階段の手すりのみだったので、上がるときも降りるときも必要以上に 触りました。 ボランティアガイドさんについて歩きながら、たっぷり90分お勉強しました。 ガイドさんは特に岩崎久彌さんの大ファン。 顔も心意気も「男の中の男!」という感じでしょうか。 この建物を寄贈するときに維持費が掛かることを見こして、周辺に賃貸住宅を建て そこも含めて譲り渡したそうです。賃貸のあがりで修繕をするようにとの配慮です。 このような人物は、今の時代にはなかなか出てこないでしょうね。 ここでちょっとアクシデント! 蚊よけのスプレーをしていたにも関わらず、なんと5箇所も蚊に刺されていました!! 同じくHちゃんもです。 ふたりで「デング熱」になったらどうしょう!?とちょっと焦りました。 刺されたものはしょうがないよね・・・。 お江戸逍遙二日目の前半が終了。 後半は次回で・・・。 すでに足の裏がジンジンとしています。 いったい何キロ歩いたのやら。 |逍遙館倶楽部代表| 「逍遙館」のカードはこちら! 100年住宅「逍遙館」のブログを読ん頂きありがとうございます。 入居を考えられているみなさん、こちらをどうぞ! → 逍遙館公式サイト ブログランキングに参加しています。 マークをポチッとお願いいたします! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2014年09月28日 16時15分57秒
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