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札幌の賃貸【逍遙館】の軌跡

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2017年04月22日
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カテゴリ:旅逍遙
おのみち.jpg

2015年文化庁が創設した【日本遺産】に選ばれた尾道。

日本の原風景とうたわれる町並みは、田舎にふるさとを持たないわたしのような人にとっても、どこか懐かしく、郷愁を呼び起こす町なのです。

今回は旅の前に、大林宣彦監督の尾道三部作のうち「転校生」(1982年)と「時をかける少女」(1983年)を何年か振りに見てから出かけました。
さて映画が撮られた35年前の風景と、はじめて訪れた25年前の記憶と、現在の尾道の風景はどう変わっているのでしょうか?

まずは、「転校生」で記憶に残る風景を探してみました。
「転校生」は、山中恒先生の「おれがあいつであいつがおれで」という児童文学が原作で、大林監督が、ふるさと尾道を舞台にメガフォンを取った作品です。

ストーリーは、幼少の頃に過ごした尾道に転校してきた斉藤一美と、再会した幼馴染の斉藤一夫が主人公。その再会を懐かしがる一美と気恥ずかしさからか敬遠する一夫。中学校からの帰り道、ひょんなことから神社の石段を二人して転がり落ちることに。頭がぼーっとしたまま帰宅した二人は、お互いの体が入れ替わったことにようやく気付き慌てふためく・・・。

踏切.jpg
一夫が入れ替わった一美の体で立ち尽くす踏切
ここは、映画がモノクロからカラーに切り替わるという、印象的なシーンとなった場所です。

尾道を歩いていて、何度となく耳にする踏切が下りるときの「カンカンカン」という音は、一瞬にしてわたしを「転校生」という映画の中に引きずり込むのでした。

自転車で.jpg
慌てて一美の家に行くときに、入れ替わった一夫が自転車で登っていた跨線橋
体力があったらレンタサイクルで駆け上ってみたかった!

尾身くん.jpg
浄土寺下の海岸線の際に建つ一夫の家

映画尾美君の家.jpg
今でも当時と同じに建っていました。一夫の部屋からは、尾道の海が一望できるのです。

巨岩.jpg
二人が不良にからまれた千光寺・文学のこみちの巨岩群

komonn.jpg
ワッフルで有名な喫茶店【こもん】は、大林監督ファンが必ず訪れるお店です。
店先のテラス席は、二人が夏休みの水泳合宿のために水着を買う前に話をした場所。

こもん.jpg
逍遙で乾いた喉を潤しました!

階段.jpg
「転校生」といえば、やはり石段を転がり落ちるシーンが有名ですよね。
わたしの尾道逍遙でも、この石段での撮影をクライマックスにしようと考えていました。
ここは、映画が撮られた時と、25年前の記憶の中と、なにも変わらない風景がそのままの姿で残っていました。

おそで.jpg
石段の頂上に立つと、空き缶が空を舞い、山門の瓦にぶつかったあと石段に落ちたカランコロンという音まで再現されるような気がしました。

転校生.jpg

映画を知らない人は「なんのこっちゃ」と思われるでしょうが、できればこの青春映画を見ていただきたいと思います。
ドタバタコメディのように思われますが、多感な中学生が、お互いの体が入れ替わったことで、焦り、異性の体への嫌悪や興味、絶望、様々な思いを経験しながら、お互いを無二の存在として大切に、そしていとおしく思う、そんな二人の成長の物語です。

|逍遙館俱楽部代表|

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Last updated  2017年04月22日 17時50分07秒
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