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~鍼の先から宇宙の果てまで~ 「伝統鍼灸医学 春陽堂」国生み伝説の淡路島より

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2007.02.12
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鍼灸医学の考える、花粉症を発症する人の体の状態をタイプ別に分けると、

1.体の上(頭の方)へ向かって「氣」が突き上げて(上昇しているともいえる)いる人

 これは俗に「のぼせている」状態ともいえるが、もともと、それなりに体力が充実していて、「のぼせて」しまっている場合と、下半身の氣が少ないために、相対的に上の方の「氣」が充実してしまい「のぼせて」しまう2つのタイプがある。

2.精神的なストレスにより「氣」が頭の方へ向かって突き上げている人。

3.先天的に消化器機能が弱いあるいは、平素の飲食の不摂生や運動不足により、消化器機能の低下を招き、水分が体に停滞してしまっている人。

4.腎(鍼灸医学固有の概念でいうところの腎臓をここではいう)機能の低下により、下半身の弱りにより、相対的に上半身の方へ氣が偏ったり、水分の排出がうまくいかず、水分の停滞が生じてしまった人。

5.呼吸器系統の機能の低下がある人。 

6.体がもともと体質的に「熱」の方に偏っている人。

7.飲食の影響により、体が「熱」の方に偏っている人。

8.花粉に暴露した量が非常に多い場合。(場合によっては、大気汚染や、その他科学物質なども、背景に複合要因として関係していることもある)

9.体の表面をガードする「氣」が衰えてしまっている場合。

10.風邪を引いてしまったことがきっかけで、発症する場合。

 これら1~10の要因が1つでもあると花粉症を発症してしまうことがある。

2つ以上の要因が重なってくるとますます発症しやすくなるし、治りにくくもなる。

 






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Last updated  2007.02.26 10:11:25
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