テーマ:こころに響くことば(27)
カテゴリ:心に残る言葉
あたりまえ こんなすばらしいことを、 みんなはなぜよろこばないのでしょう。 あたりまえであることを。 お父さんがいる。お母さんがいる。 手が二本あって、足が二本ある。 行きたいところへ自分で歩いて行ける。 手を伸ばせばなんでもとれる。 音が聞こえて声がでる。 こんなしあわせはあるでしょうか。 しかし、だれもそれをよろばない。 あたりまえだ、と笑ってすます。 食事が食べられる。 夜になるとちゃんと眠れ、 そして、また、朝がくる。 空気を胸いっぱいにすえる。 笑える、泣ける、叫ぶこともできる。 走り回れる、 みんなあたりまえのこと。 こんなすばらしいことを、 みんなは決してよろこばない。 そのありがたさを知っているのは、 それをなくした人たちだけ。 なぜでしょう。あたりまえ。 悪性腫瘍で大腿部切断 37歳で死亡 医師 井村和清氏の詩 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月22日 07時19分24秒
[心に残る言葉] カテゴリの最新記事
|