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2011年03月18日
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カテゴリ:心に残る言葉


最後の瞽女といわれた人間国宝の小林ハルさんは105歳で亡くなられた。

生後まもなく白内障にかかり、両目の視力を失ってから、書くのをはばかるような、ほんとうに筆舌に尽くしがたい苦労をされた。

ハルさんの人生を振り返る時、思わず生きるとは何かを考えさせられてしまう。

幼い体に自分の分と、親方の分の荷物を背負って旅立つ9歳の盲目の娘を見ながら、

母親がいつまでも身をよじって泣いていた事をハルさんが知ったのは後年のことだったそうだ。

瞽女としての旅は楽ではない。

足のマメが痛かろうが辛かろうが、ひたすら山を谷を歩いて行く。

新入りはご飯にもろくにありつけず、やっと見つけた宿にも泊めてもらえないことが幾度か。


「良い人と歩けば祭り、悪い人と一緒は修行。難儀な時やるのが、本当の仕事」


ハルさんの言葉は、僕の胸にずしりと響いてくる。








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最終更新日  2011年03月23日 18時00分16秒
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