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カテゴリ:テレビの話題
今日OAされた「パッチギ!」を観た。
事実と異なる部分もあるのが気になった。 オダギリジョー君扮する坂崎幸之助 (たぶん。実際の坂崎さんはスウェーデンやアメリカには行ってない)が言う内容で 「朝鮮が南北に分断されたのは日本のせい」 そうだろうか。 <金日成と李承晩がそれぞれ樹立宣言したが、ソ連が北の後押しをし武力による南下、戦争が始まった、のが朝鮮戦争。李承晩政府が盛り返すと北の要請を受け中国が志願兵を投入。犠牲者は韓国軍20万人北軍は52万人、国連軍50万人。中国義勇軍90万人の死傷。一般市民の犠牲者は100万人とも200万人とも言われる。>(以上ウィキペディアより要約) だから、劇中坂崎くんのお母さんがいう 「500万人が死んだんだって」 は数字が多すぎ。 でも今だから言えるけどあの当時は言われたら本気にしてたかも。 インターネットという便利なものもなかったし、 教宣で教えられたとうりに受け止めていたし。 当時の資料欲しいね>赤旗とか。 左翼かぶれの教師は面白かったなー。 あのころなかなか入手困難だった 赤い「毛沢東語録」をどうやって手に入れたのでしょう彼は。 (あ、だからあれは単なる自慢?) 神田の専門店まで買いに行ったのか京都にもあるのか。はて。 最後は教師やめてキャバレーだかのオーナー? になるし。 そういう意味ではいい加減な左翼を表現しててそれはそれでいい映画かもね。 オダギリジョーくんが、とってもとってもあの時代の典型的な人間を 演じていて、それが一番面白かったな。 さて、ブログをみていたら面白い記述があったので紹介。 <ところで、先週公開された石原慎太郎・東京都知事製作、 脚本の映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」について、 先月「戦争を美化している」と批判した井筒監督ですが、 会見終盤にこのことに話題が及ぶと、険しい表情をしながら 「こっちの作品を先に観て欲しいんですがね」と言葉を 選びながら発言していたものの、最後には 「おれは忙しいから都知事の映画は観てへんねん」と キッパリ切り捨てると、報道陣に対して「どなたもそなたも ぜひ観て欲しい!」と自分の作品をアピールしていました。>以上引用 そーいうのを「切り捨てる」というのもどうかと。 またまた、観てもいないのに批判してますね~。 つまり石原だから戦争賛美だろうという先入観で。 観てから批判しましょう。 赤旗に映画批評を載せている山田和男と同様。いやちがうな。 山田和男の場合試写会で観ているのにラストシーンを誤解、 あるいはわざとなのかそれゆえ戦争を美化していると 批判しています。 タイトルとチラシのイメージだけで決め付けるのはよくありません。 実際観た観客は反戦の映画と捉えた人が多いようです。 つまり出来がいいってことですが、 石原嫌いの狭量な人は観にいかないだろうな。もったいない。 そうそう。喧嘩シーンを観てて思ったんだけど。 朝鮮高校のケンカスタイルは股間を蹴ることで、 日本の高校生のケンカは、胴づき。 その違いが面白かった。 でも痛そうだし、ケンカの多いのはいやだなー。 熱さの表現だとしても。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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