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テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:2010邦画
『あ~~、夜になると激しく雨が降る。
しかし梅雨明けも近いらしい。 そして梅雨明けすると、猛暑が待ってるらしい~~!! あ~~、考えただけでぞっとする。 職場で夏大好きっていう方がいるけど、今からウキウキしている。 そういう夏を楽しむ気持ちも失せてきたわ。 ┐(´-`)┌ 』 と書いておいたのはつい先週。 あっという間に梅雨が明け、本当に猛暑になった!!!! あち~~~!! そんなことで、先週見た映画をば ☆パーマネント野ばら☆(2010) 吉田大八監督・・「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」 菅野美穂 小池栄子 池脇千鶴 畠山紬 宇崎竜童 夏木マリ 江口洋介 ストーリー 海辺の町に佇む“パーマネント野ばら”。そこは、離婚し一人娘を連れて出戻ったなおこと、その母まさ子が切り盛りしている小さなパーマ屋さん。町の女たちはここに集っては、甲斐性なしの男たちへの不満やグチをぶちまけ合う。なおこの2人の友だち、みっちゃんとともちゃんも男運は最悪。みっちゃんは、浮気と金の無心を繰り返す夫に怒りながらも突き放すことが出来ない。一方のともちゃんは、ギャンブルに溺れたあげく行方不明となった旦那を心配する日々。そんな中、高校教師のカシマとの静かな恋を大切に育むなおこだったが…。 ~~~~~~~~~~~~~~ 原作は未読。 なので、最後に明かされる「なおことカシマの話」は、ええ?そうだったの?って実はびっくりした。 ホント、切ないねえ。 美容室に来るおばさん達のパワーのすごさ(笑) 「はたき込みしてラブホにGO!」 連呼する○○○~~~(⌒▽⌒)アハハ もうすごいんだよ。 このおばさんたちに負けていない、なおこの幼友達みっちゃんとともちゃん。 この町唯一の(たぶん)スナックのママ、みっちゃんは、店の従業員にすぐに手を出す夫に怒り心頭。 追いかけて車ではね飛ばし(ある意味事故だけど)病院に二人で入院しつつもそこでも大乱闘を繰り広げる。 しかしそんな彼女は言うのだよね 「どんな恋でもないよりはマシやき」 恋が生きる原動力という事だね。 ともちゃんだって、いろんな男に振られ続けやっと捕まえた男は結婚してみたらギャンブル狂い。 さらに行方不明になって、どこにいるのやら。 彼女は小高い海の見える丘に秘密の場所がある。 大事なものを埋めておく場所。 埋める事で決別することができるのかな。 「人は二度死ぬ。肉体的な死と人の心から消えてしまう時と。」 誰かの心に生きている間は、死んでいないんだよね。 そんな周りの女たちの濃い恋模様の中で、なおことカシマのシーンが初々しくてね。 そう・・・まるで少女のようななおこの表情。 30過ぎた女性の恋模様なのに、なんでこんなに初々しいの? 生々しくないのよね。 一昔前の少女漫画のようなんだよね(笑) この周りの濃さとの対比がうまかったねえ。 菅野美穂のほわ~っとした雰囲気と、江口さんのほのぼのした所が良かったわよ。 ラストになおこの秘密がわかって、今までのなおこの言動、表情に「なるほど、そうだったのか~」とわかるのだ。 思い返すとあちこちにその伏線を見せていたんだね~。 トンネルのシーンとか・・公衆電話での号泣とか・・ そうだったのかあっ、切ないねえ。 ~~~~~~~~~~ 俳優陣がみな良かった。 小池栄子さん、私は好きなんだよねえ。 パワーのある一途な女を演じさせると、ホントうまい。 池脇千鶴、ごめん、彼女だとわからなかった(笑) どこの普通のお姉さんが出ているんだろう?それにしてはうまいよなあなんて思っていたのだ。 それくらい、ごくごく普通の(と言っても、チト変わってる?)女性を演じているわけ。 夏木マリさん、チリチリパーマしかかけないんじゃないかと思わせるなおこのお母さん。 常に皆の聞き役だけど、彼女の人生だってかなりなもんだよね。 そんな役をさらりと演じる夏木さん。 夏木マリの夫に宇崎竜童さん。 この映画女性のパワーに男性が押されがちだけど、宇崎さんいいんじゃない? しかし、それよりも宇崎さんが同居しているあのおばさんは、誰?素人さん?女優さん? あんまりにもそこらにいるおばさんなんだもん。 女優さんだったら、すごいよね。
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最終更新日
2010.07.19 14:52:19
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