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カテゴリ:観劇・映画関連話
(24日にUPした“その1/3”からの続きです) 三、京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ) 道行より押戻しまで (あらすじ) どこで話を聞きつけたのか、再建される撞鐘を拝みたい、と、花子(勘三郎)が道成寺にやってくる。道成寺は女人禁制なので、所化(修行僧)たちは迷うが、花子が“白拍子(舞を舞える女性(?))”だというので、所化たちは花子を、舞を舞う事を条件に、境内に入れてしまう。 実はこの花子、以前この道成寺の撞鐘を焼失させてしまった張本人である「清姫」の亡霊。舞を舞ううちに徐々にその本性を現すが・・・ その前に立ち塞がったのが、大館左馬五郎(團十郎)・・・ この演目で、まず私が単純に驚いたのは・・・ という事でした。 約1時間に及ぶ上演時間中の大半が、“女形”の舞。役者さんの確かな技術と体力的な“タフさ”が要求されるというこの役を、勘三郎さん、見事に演じられていたと思います。 基本的な“舞の技術”が高レベルである事はもちろんですが・・・ 上演中、二回見せてくれた“早変わり”も見事でしたし・・・ そんな中、演技の途中、自分が使っていた“小道具”を客席へ投げ入れるサービス精神・・・ その役者としての“奥深さ”に、私は、気が遠くなる思いがしました。 そんな一方で・・・ この演目では、所化たちのコミカルな演技や台詞回しも目を惹きました。 10人ちょっとの人数の、所化役を演じていらした役者さんたち。その中には、恐らく「平成中村座」に所属している役者さんもいらしたのでしょうね(もちろん、勘三郎さんもそうですが)。 まさか、あの“某”ハンバーガーチェーンメーカーのCMを意識したと思われる台詞が飛び出すとは、思いもしませんでした ・・・か、歌舞伎でも、こういうのって、アリなんですね。 そんなセリフに笑わせて頂きながらも、またまた単純に驚いた、私だったのでした・・・ (“その3/3”へ続きます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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