カテゴリ:映画
テーブルの上にワイングラスがある。 様々の人がそのワイングラスを見つめるが 人それぞれに見え方が異なる。
ひとり一人が自分の見つめるものに感情をこめて 見る。自分の欲望や気分や思い出や記憶によって 人はそれぞれワイングラスを見るのであって 「ありのままに」見る者などいない。
同じグラスが無数の異なるものになりうるのです。 私は、そのようなグラスを見せてくれる映画をこそ 支持します。ネオリアリズムの作家にとっては グラスはグラスに過ぎず、私はネオリアリズムに 対する違和感を表明します。 ルイス・ブニュエル著 「ポエジーの道具としての映画」より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.04.25 22:18:42
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