テーマ:今日のこと★☆(104555)
カテゴリ:ちょっといい話し
ブログ仲間の新鮮美感さんから
武田社長のお話をうかがったことがありましたが、 今日、初めてお目にかかることができました。 明日から2月末日まで行われる『日本三大地鶏味比べ』を 一足お先に体験させて頂きました。 9年前までは仕事の関係やプライベートで お酒&美味しいものに縁の深い食生活を送っていたので、 日本三大地鶏と称される 比内地鶏・名古屋コーチン・薩摩地鶏とは、 何れも「再会の味」でした。 が、こうして同じテーブルで食べ比べるチャンスは無かったので ワクワクしながら“比内やサスケ郡山本店”をお訪ねしました。 扉の前に立つとセンサーで自動的に引き戸が開きました。 今時当たり前のことなのですが、 これを意外に感じてしまう私自身の気持ちの変化は、 いったい何のせい? どうやら、 漆喰の壁にライトアップされた木製の看板と、 そのすぐ右手の『芭蕉小路』と書かれたアーチをくぐって 数メートル路地を歩いたアプローチで、 すっかり気分が自動ドアの無い時代まで タイムスリップしてしまったようです。 二階の個室に案内してくださったのは、 長身の比内地鶏担当部長:小林正宏さん。 若いけれど折り目正しい接客態度は、 やはり21世紀より大正ロマンを彷彿とさせます。 食べ比べしたのは、串焼きと朴葉(ホウバ)味噌陶板焼きです。 紀州備長炭で焼いた塩味の串焼きは シンプルなので違いがよくわかります。 (串の先から順に)もも肉 葱 胸肉 葱 もも肉 流石は日本三大地鶏といわれるだけあって 「味比べ」を意識して頂くと、 3種類ともに、そのあたりの焼き鳥とは ランク違いの「旨い」領域。 それらに甲乙つけるには忍びがたいと言うか 食べる人の好みに由るところが大きいと思いますが・・・ 私の好みは「比内地鶏」 抜群の食感、香り、脂ののり具合、 コラーゲンもたっぷり含まれていそうですし、 飲酒できないのを(運転のため) これほど残念に思ったのは久しぶりです。 陶板焼きは朴葉味噌の味がなくなるまで噛んでいると かえって肉のうまみを比べることが出来ました。 私の軍配はやはり比内地鶏です。 噛めば噛むほどスルメの如く味わい深くなるのです。 三種の味比べはこの辺にして、 炙った比内地鶏で握った寿司と、 ランチで好評の親子丼の感想も書いておきますね。 まず、ご飯が美味しいんです。 聞けば以前社員だった村上さんが減農薬で作っているお米とか。 酢加減も握りの大きさも私好み。 回転寿司ではガスバーナーですが ここでは皮ももちろん紀州備長炭で 炙られているので香ばしさが違う気がします。 驚いたのは、比内地鶏の親子丼。 卵はこだわりの武田社長の舌に叶った○○卵なので、 厳密に言えば養子丼かな? いろいろ頂いた後なので サイズは小ぶりの「ミニ丼」を食しました。 出てきた丼は・・・漆器の蓋ものと漆器のスプーン。 んっ? 蓋を開けて驚いたのは、卵の半熟度。 まるで卵かけご飯のように見えます。黄身の色が濃い。 スプーンの謎が解けました。 でも、やはり生ではありません。絶妙な火加減なのでしょう。 味付けも甘さを控えた呑ん兵好み。 次回はカウンター席で調理の様子を拝見したいものです。 因みに、私が丼ものを苦手な理由は、 女だてらに丼を口につけて掻き込む真似はしたくないのに 最後まで残さずきれいに食べたい欲求をもっているためです。 比内やサスケさんのミニ親子丼は、 そもそも男女の差無く美しく食べられるのが気に入りました。 漆器のスプーンの口当たりも良。 ・ ・ ・ と、こんな風にコメントすると、 如何にもグルメ好きの食通に思われるかもしれませんが、 残念ながら、人並みはずれた舌を 持ち合わせている訳ではありません。 ただ、この蔵が醸し出す空間と、 蔵に選ばれた武田社長の人柄に触れてみて、 「一見、一験、一献の価値ありですよ」 とこの記事を読んでくださった方にお伝えしたくなったのです。 しかも、2月末日までは、 日本三大地鶏を食べ比べることができます。 前述の新鮮美感さん調べに由ると、 同時に食べ比べできるのは、横浜のお店だけらしいとか。 とくに、蔵や古民家に興味のある方には、 2-1の席をおススメしておきます。 梁に書かれた棟梁の書は一見の価値ありですから。 75坪に75席=1人当たり1坪 余裕のある贅沢な空間は、 大切なお客様でも胸を張ってご案内できます。 店内を彩る渡邊俊明先生の絵もじっくりお楽しみください。 では、こちらから、比内やサスケ郡山本店のHPへお出かけくださいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.02 23:15:33
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