"80's bike " vol.2

イベントの自制、自制、自制・・
新聞記事には自制の文字が並ぶ。
本当にそれでいいのだろうか？

今回　被災された52万人の方々を長期的に支える為に我々がする事は
エネルギーを最大限節約しつつ・・なおかつ経済を効果的に回してゆく。
コレが最優先ではないだろうか。

東京の夜の街が死んでいる。
首都高3号線下り、22時にもなると三軒茶屋に帰宅する方々の渋滞が出来ていたが、今は渋滞が全くない。
人々が街に繰り出さなくなっているのだ。


”空車”の赤いランプをつけたタクシーが東西南北から街に集まり、行くあてもなくさまっている。
24時間営業のスタンドには深夜にもかかわらず100台以上の車が列をなす。


被災された方を救いたいならガンガン呑みに街に繰り出し、カネを使え！
・・とまでは言わない。
今の自分には残念ながら、とてもそんな気にはなれない。


しかし、こういう時だからこそ、”賑やか”でなくてもいい。
気の合う仲間が集まり、一緒に飯を食い、被災して避難所生活をしている仲間の為に
自分達が何が出来るか、互いに情報収集し、交換しあう場も必要ではないだろうか。


飛びこみのボランティアが被災された方々の足を引っ張っている事例が過去にあったそうだ。
では今の自分の住んでいる場所で何が出来るだろうか？



義援金は何処に募金するのが効果的なのか。

東京でも援助物資を集めて現地に送り届けてくれる団体もある。
では何処にどんなモノを持っていけばいいのか。。

互いに情報交換して、ひとりでは小さい力ならば、何人かで集まって大きな力にすればイイ。




大震災の前に仲間のひとりと久しぶりに会う約束をしていた。
だが、残念だが・・とりやめになった。




以下、仲間のメールより抜粋



”　良かったよ、ひと安心

今回の震災はハンパないね・・心が痛いよ
俺も東北のために店一体で応援活動を計画中

今日は停電などで交通手段に影響あるし、心苦しいので、またにしましょう。

また状況を見極めて会いたいのでよろしくです　”



彼は飲食店を経営している。
今のような自制ムード満点の東京では被災された方々のフォローをする前に
自分の店を守る事が精一杯になってしまう。。






楽しく飲んでバカ騒ぎ・・まではしろとは言わない。

でも本当に自制一色でいいのか、今だからこそよく考えて欲しい。