今回もグループワークです。
でもあるクラスで「出て行ってもいいんだぞ」
なんていうことを言ってしまい、
あとから自己嫌悪に陥っています。
もっと、コーチングやファシリの勉強をしなければいけないですね。
反省しきり.....。
【今日のテーマ】
インド古典文化とはどんな文化か?
※小テストと問題集の回収をしたクラスもあったので、
40分と50分の二つのパターンがありました。
ここでは、50分バージョンを記しておきます。
【はじめに】5分
グループの作成
(基本は4人グループ。3人のグループもあり。もちろん個人もあり。
ただし、一人の場合は、最後の学び合いのときは私とペアを組むことになります)
プリントの配付
(各グループのリーダーが教卓から持っていきます)
その間、スクリーンとパワポの準備
【説明1】5分
KPシートによる流れの説明(下の写真を参照のこと)
【説明2】8分
◎グプタ朝
各王朝の地図を比較し、北インドに領域が狭まったこと、
マウリヤ朝の都パータリプトラと、グプタ朝の都が同じこと
を理解する。
古典文化の最盛期
チャンドラグプタ2世の治世(4世紀)
サンスクリット文学
二大叙事詩
「マハーバーラタ」と「ラーマーヤナ」のあらすじを紹介
カーリダーサ(インドのシェイクスピアと呼ばれる)
「シャクンタラー」の簡単な紹介
数学の発達
・十進法
・ゼロの概念
【問い1】2分
現在のインドで、ヒンドゥー教と仏教の信者の割合は?
ヒンドゥー教は80%を超え、仏教は1%未満
インドの国旗に仏教の象徴である法輪が描かれているのは皮肉
【説明3】5分
◎インド古典文化
ヒンドゥー教は多神教で、『マヌ法典』に信者としての生活の規範が記されている
仏教は一般民衆の信者は減ったが、学問としての仏教は栄えた。
ナーランダー僧院はグプタ朝に建立され、東晋から法顕が訪問。
純インド風のグプタ様式も流行し、アジャンター石窟寺院の壁画が名高い。
◎ヴァルダナ朝
事実上、ハルシャ王一代
仏教を保護し、多くの僧侶が唐などから来印
例)玄奘と義浄
◎チョーラ朝
インド洋交易によりインド洋を介して他国家との交流が活発
「海の道」を利用
【考察】15分
グループを二つに分け、ペアごとに下の二つを調べ、学び合いを行う。
・ヒンドゥー教にはどんな神々がいて、どんな規範があるのか?
・古典文化期以降の仏教はどんな状況だったのか?
【今日のゴール】10分
インドの古典文化期以降のヒンドゥー教と仏教の特徴は?
◎学び合い
・上の二つを互いに解説し合う(1分×2)
・グループで補足し合う(3分)
・ゴールシート(解説)を持っていき、重要なところをグループで指摘し合う。
時間に余裕があれば、プリント裏の「雑学コーナー」を読んでみる。
次回の授業は前期の最終回。
文章作成能力と自己分析能力を高めるために、80~100字の作文と振り返りを行う予定です。