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マヤ夫の世界史授業(平成)

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2018.09.15
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今回もグループワークです。
でもあるクラスで「出て行ってもいいんだぞ」
なんていうことを言ってしまい、
あとから自己嫌悪に陥っています。
もっと、コーチングやファシリの勉強をしなければいけないですね。
反省しきり.....。

【今日のテーマ】
 インド古典文化とはどんな文化か?

※小テストと問題集の回収をしたクラスもあったので、
 40分と50分の二つのパターンがありました。
 ここでは、50分バージョンを記しておきます。

【はじめに】5分
 グループの作成
 (基本は4人グループ。3人のグループもあり。もちろん個人もあり。
  ただし、一人の場合は、最後の学び合いのときは私とペアを組むことになります)
 プリントの配付
 (各グループのリーダーが教卓から持っていきます)
 その間、スクリーンとパワポの準備

【説明1】5分
 KPシートによる流れの説明(下の写真を参照のこと)



【説明2】8分
 ◎グプタ朝
  各王朝の地図を比較し、北インドに領域が狭まったこと、
  マウリヤ朝の都パータリプトラと、グプタ朝の都が同じこと
  を理解する。

 古典文化の最盛期
  チャンドラグプタ2世の治世(4世紀)
  サンスクリット文学
  二大叙事詩
  「マハーバーラタ」と「ラーマーヤナ」のあらすじを紹介
  カーリダーサ(インドのシェイクスピアと呼ばれる)
  「シャクンタラー」の簡単な紹介

 数学の発達
 ・十進法
 ・ゼロの概念

【問い1】2分
 現在のインドで、ヒンドゥー教と仏教の信者の割合は?
  ヒンドゥー教は80%を超え、仏教は1%未満
 インドの国旗に仏教の象徴である法輪が描かれているのは皮肉

【説明3】5分
 ◎インド古典文化
  ヒンドゥー教は多神教で、『マヌ法典』に信者としての生活の規範が記されている
  仏教は一般民衆の信者は減ったが、学問としての仏教は栄えた。
  ナーランダー僧院はグプタ朝に建立され、東晋から法顕が訪問。
  純インド風のグプタ様式も流行し、アジャンター石窟寺院の壁画が名高い。

 ◎ヴァルダナ朝
  事実上、ハルシャ王一代
  仏教を保護し、多くの僧侶が唐などから来印
   例)玄奘と義浄

 ◎チョーラ朝
  インド洋交易によりインド洋を介して他国家との交流が活発
  「海の道」を利用

【考察】15分
 グループを二つに分け、ペアごとに下の二つを調べ、学び合いを行う。
 ・ヒンドゥー教にはどんな神々がいて、どんな規範があるのか?
 ・古典文化期以降の仏教はどんな状況だったのか?

【今日のゴール】10分
 インドの古典文化期以降のヒンドゥー教と仏教の特徴は?
 ◎学び合い
  ・上の二つを互いに解説し合う(1分×2)
  ・グループで補足し合う(3分)
  ・ゴールシート(解説)を持っていき、重要なところをグループで指摘し合う。
   時間に余裕があれば、プリント裏の「雑学コーナー」を読んでみる。

次回の授業は前期の最終回。
文章作成能力と自己分析能力を高めるために、80~100字の作文と振り返りを行う予定です。






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Last updated  2018.09.16 08:58:44
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