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タクシー業界の用語で、長距離のお客さんを運ぶ仕事を「ロング」という。
こういうロングの売り上げが1発あると、運転手は当たりくじのように喜ぶ。 私はこういう使い方はしないだろうなぁと思っていたのだけれど、やむをえない事情で明け方それをやることになった。 ただ会社のカネなんてもちろん出ないし、自腹だけど仕方ない。 ただ、県境を越え、深夜料金、高速使用。 ざっくり1万5000円は超える距離。財布には1万1080円しかない。 カードは理由あって月の限度額いっぱいまで使っていたのでただのプラスチックの板と化していた。 というわけで運転手さんと交渉する。 「すみません、××まで行きたいんですけれど、お金がこれだけしかありません。連れて行ってもらうことは可能ですか。長距離で乗ったことがないので、むやみなお願いかどうか自分でも判断がついていないので、ダメだったらダメとおっしゃっていただければ」 と聞くと、最初のタクシーさんが本日既に小ロング(1万円相当)を引き当てていたようで、OKが出た。 「お客さんが持っている金額、多分、かかる料金の2/3だけど仕方ないよ」といいつつ、乗せてくれた。 ただ、東のほうに行きたかったのに、運転手さんは西に走ったりして超迂回。ナビがおかしかったこともあり、思ったよりも時間がかかった。 1時間あまりタクシーに乗るなんてことがなかなかないので、運転手さんと懇懇と話をするのもはじめて。和ませるためにどんな話題がいいかなと、どっぷり深夜だったがあれこれ考えてお話しをした。 しかし、メーターはびゅんびゅんあがるし、行き先の道路には詳しくないから寝ていられないし、なかなかお互いにつらいですね。ロングって。 とにもかくにも運転手さんに感謝です^^ <お酒メモ> アサヒスーパードライ生 中ジョッキ 1つ 赤ワイン 2/3本 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年09月04日 13時24分07秒
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