カテゴリ:健康~こころとからだ
気温の変化が激しいこの季節は、体温コントロールのために自律神経が緊張しやすい。
そのため、ちゃんと寝ているのに眠くなったりする人もいれば、逆に眠れなくなる人も増えるのだそう。 うつ病の人が「春先はしんどい」というのも、自律神経が影響しているのではないかと思う。 私は「とにかく眠い」体質で、2月半ばからそれはそれはよく眠っている。 時間があれば半日眠ることもざらで、時間が無くても食事の時間を削って昏々と眠っている。空腹の飢餓感より睡魔が勝るのである。 もともと眠りは得意(?)みたいで、だいたい布団に入ってから10分かからずに寝てしまう。「なかなか寝付けない」という人からは「いいなぁ」と言われるけれど、布団に入ってから眠れない人は、しばらくどうしているのかな?と考え込んでしまう。 寝るときは「眠りの入り口」みたいなものがあって、そこに飛び込む(落ちる)イメージ。飛び込めばもう眠っている。毎日その繰り返しである。 よくよく考えてみると「眠りの入り口に飛び込む」というのは、死ぬときのイメージに近い。「寝ることは死の予行練習」だと聞いたことがあるけれど、確かに納得できるなぁと思う。 その昔車にはねられて走馬燈を見たことがある。 死にかけてたんだと思うけれど、そのときはものすごく気持ちよくて、走馬燈を見ている最中に「ああ、これを見ているということは私死ぬんだ。でも悪くなかったな、今まで」などと、人生が終わることを自分自身納得してしまった。あの時の快感は、寝る瞬間と似た感覚に近い。 齢をとると眠れなくなる、というけれど、それは「人生の終わり」が近いから、起きている時間を長くして、余生を楽しみなさいという身体のサインなのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年03月25日 11時22分22秒
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