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母親の確定申告書類を作るのは毎年恒例のことだが、彼女はそれなりの齢なので、総合課税にして株の配当金も申告したうえで、医療費控除の還付金を増やす作戦をとっている。
彼女は以前からパートタイムジョブをやっているけれど、そもそも住民税0円の境目となる103万円の壁は超えているし、年金も少額だが受け取っている。これに株の配当を加えて総合課税にすると住民税非課税になるかはギリギリのライン(今年は非課税に押し込むことができそう)。仮に非課税ラインを超えて住民税を支払え、ということになっても、医療費控除が結構な金額になっているので、株の配当所得を申告して、とりあえず還付金を受け取ったほうが、実質的にはプラスになるという判断。 そういうわけで、母のポートフォリオの配当金も前年に比べて増えたことだし(^^)、パートタイムジョブの年収もちゃっかり1割くらい増えていたので、配当の申告もすることにした。 もちろん私は60歳以下だけれど、昔から母の申告をやっていて思うのは、齢をとればとるほど、税の知識が必要になってくる仕組みっておかしいんじゃないかということ。やれ退職金だ、年金だ、何だと項目が増えて、それを取り戻そうとすると頭を使わなければいけないのに、基本は脳は衰える一方だし、くるくると税金の仕組みも変わる。覚えきれないし、複雑だ。 申告しない仕組みにしようと思うと、「稼ぐのをやめなさい」と言わんばかりに上限規制も入る。これでは高齢者活用でGDPの底上げなんてできないと思うのだけれど、どうなんだろうか。 母の書類を作るのは面倒は面倒なんだけれど、これも将来の自分の勉強だと思って「まぁ、いいか」というスタンスでいる。ただ問題は、私自身がそこまで長生きはできなさそうな気がしているということだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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税制が分かりにくい国は何か信用できないなぁ。
納める方もですが、税金(社会保険料も含めて)の使い道もよくわかりません。 エリートの人達の利益になっているとしか感じられないのが残念です。 (2018年03月07日 14時01分00秒)
翁小僧さん、こんにちは。
官僚さんたちはみなさんが思っているほど豊かな暮らしではない気がします。 財務省の友人知人も少なくないですが、なんでそんなに収入に比して税金を払うことを嫌だと思わないの?と感じるくらい。つましいところで呑んでますよ。 東大出て、民間に行ったほうがよっぽどクリエイティブに自分の能力を発揮できるので、文字通り奉公といった感じです。 私は無理ですね(入るのも無理ですが>笑) (2018年03月14日 11時12分46秒) |
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