鍋料理のエコ
阪急電車の車内広告に「うちエコ応援団」というのを見つけました。見つけたのはある料理研究家が鍋料理でエコできているというお話。
アトピーのお子さんがいて、食事制限、化粧もやめ、洗濯も粉石鹸になったという前置き。その上、寒い季節には、家族で囲む食卓にはお鍋。妻のことじゃないかと一瞬確かめてしまったほど、我が家にそっくりな状況でした。我が家ではアトピーだった上の娘も、独り暮らしを初めて、私と妻と、時々下の娘といった状況で家族団欒とは言えなくなって来ましたが、妻も私もあきもせずに、ほとんど毎晩、アルコールを口にしながら鍋をつついています。野菜たっぷり、最後になると野菜の甘味がスープに溶け込んで本当に美味しくなって、ついつい、うどんを入れたり、雑炊にしたりダイエットを意識して野菜を山ほど食べているはずなのに、結果として逆効果になってしまっていることも良くあります。
広告の料理研究家の方はべつにきっかけがあったようですが、子供がアトピーだったことがきっかけでエコを意識するようになる人も多いようです。
下の娘がクラブで、黒ずみがついているシャツをクラブの仲間に指摘され、「うちは、合成洗剤も漂白剤も使わないから」と言い切ったという話を聞いて、彼女の価値観が高いことに感心しました。