ある蕎麦屋の庭物語

秋晴れが美しい。
すーっと意識が遠のきそうな青。風もなく穏やか。
その反動か夜は寒い。
厚着しているのに、部屋が寒いので気温をみたら８℃だった。
外がそうなら、内も寒いわけだ。
日中は暖かく、２１℃まで上がった。
やっと一念発起して、三度目の種まきをした。
直まき
・クリムゾンクローバー
・オンファロデス（自家採取）
・アスペルラ（自）
・リナリア（自）
・サポナリア
・アキレア
・カネコ種苗のミックスフラワーLowtype

ポットまき
・ミックス種から選り分けたファセリア　カンパニュラータ
確実に咲かせたくて種を探したが、よく分からなかった（汗）
検索した種の写真と実物を見比べてみても、これっ、というものは見つけられず。
入ってなかったら、残念だな。
この花を咲かせたいがために、ミックス種を買ったから。
それらしいものを、過保護にポットまき。
みんな、ちゃんと発芽しますように。
オンファロデスなどはこぼれ種ですでに発芽していて、本葉もでているので、まき時を逃してしまったかも。
まだ咲いていたジニアを数本残して、他は全部抜いた。
来年また咲かせてくれるように、花ガラをくしゃくしゃしておく。

たまたま通りかかった近所の人が、入り口近くで咲いている花はなんて言うの？と挨拶を交わした後に聞いてくれたので、側まで案内した。
どの花のことだろうと思っていたら、ピンクの矮性ガウラ・ロリポップとブータンルリマツリのことを聞きたかったらしい。
特にガウラの方を気に入ったように見受けられたので、挿し木をして着いたら差し上げますと言ったら喜んでくれた。
嬉しかった。
通るたびに花の名前が気になってくれていたのかなと思うと、微笑ましい。
目上の方なのでこの場合において、適切な言葉ではないのかもしれないが、そう思ってしまった。
他に、ダリアもきれいによく咲いているねと、褒めてもらった。
今日はいい一日だった。


角のブータンルリマツリを挟んで、矮性ガウラを植えた。
ガウラの植栽は難しい（特に矮性ではないガウラ）と以前書いたが、高い所から枝垂れさせるのが、一番簡単で見栄えすると思う。地植えの場合。




種まきついでに、花ガラをカットする。
花期が長くて本当にありがたい。