保険仲立人の一言

オオイチョウ茸の人工栽培2年連続
三重県美杉町などの杉林に自生し、スギタケの通称で珍重されているキノコの人工栽培に地元のキノコ研究開発会社が2年連続成功した。味や香りの良さから珍重されており、三重県の新たな特産品にと期待されている。
オオイチョウタケはキシメジ科で、光沢のある白さとさわやかな香りと歯ごたえが特色で、秋の隠れた味覚だ。松茸と同様、このキノコの自生地は親子でも教えないと言われている。

ひこにゃんの童話人気絶頂
国宝・彦根城築城４００年祭の彦根市の出版社が、全国的に人気が広がっているキャラクターひこにゃんの童話（ひこねのよいにゃんこのおはなし）が､16000部を突破し、増刷も視野に入っている勢いだ。郷土ゆかりの本を地道に出版しているが、４００年祭関連の出版物は高い評価を受けている。地域活性化のヒントがある。

初の醤油サミット開催
醤油発祥の地とされる湯浅町で、２７日と２８日に「第１回全国醤油サミット」が開かれる。全国から、醤油産地１８市町の首長・醸造業１０社・団体などが集まる。日本食文化の根幹調味料である醤油の歴史と魅力を再認識し、醤油を生かした町おこしをするという「共同宣言」を採択する。サミットは、湯浅町、愛知県武豊町、千葉県野田市、同銚子市、兵庫県龍野市、香川県小豆島町、群馬県館林市、静岡県大井川町などが参加し、各醸造会社のトップ、生産団体の代表らも集まる。サミットでほかの産地の状況を知り、まちづくりの知恵を得ようとの試みだ。日本酒とともに醤油の魅力を世界に発信してもらいたいものだ。