カテゴリ:元気の出る言葉
気象庁気象研究所は、来年5月に高知県の早明浦ダム周辺で人工降雨実験を予定している。実験は飛行機から雲に塩やドライアイスをまいて人工的に雨量を増やせるかを観測する。それに先立ち30日、公開シンポジウム「変わりゆく気候と水資源-人工降雨は四国の渇水対策に有効か?」を開く。
人口降雨は気象に手を加えて、自然な降雨を促すもので、降雨を促進する物質の散布や、降雨を促す衝撃波の照射といった作業を行う。しかし人工降雨はある程度発達した雨雲がある場合に有効で、雲のない場合には、雨を降らせるのは不可能である。また本来の雨量を10数%増加させる程度で、自由に降水量を制御できるレベルにはまだ達していないのが実情だ。 環境に影響を与えることなく、ある程度時場所も降雨量も自由に操れる技術の開発を期待したい。日本が実験を繰り返しながら、先端技術を開発し、世界中の砂漠化防止に貢献できる日がくるかもしれない。給油貢献などよりも遥かに高い評価を得られるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.23 07:35:23
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