1235457 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2007年01月08日
XML
Jリーグが始まる前は、僕はアメリカンフットボールが大好きでした。

高校のとき、10チャンネルでマイアミ・ドルフィンズの試合を放送していて、夢中で見ていました。

O.Jシンプソン(前妻殺人事件、灰色無罪の)が活躍していたのもあの頃です。

’72年のドルフィンズのスーパーボウル優勝から、毎年スーパーボウルは録画していたのですが、そのコレクションも去年、うつ病の発作で、映画のコレクションと共に全部捨ててしまいました。

たぶん、持っていても見直すことは無かったと思いますが、コレクションと言うのは手にしていることに価値があるので、今となっては残念です。

その分部屋が広くなって活用しているので、良しとしてはいますが。

さて「天国から来たチャンピオン」のクライマックスはスーパーボウルです。

この作品は、’41年の「幽霊紐育を歩く」というひどい邦題のリメイクです。

オリジナルの主人公はボクサーだったのですが、リメイク版ではアメリカンフットボールのクォーターバックに変わっています。

たぶん、主演・製作・監督のウォーレン・ビーティがQBをやりたかったんだと思います。

邦題が“チャンピオン”となっているのは、オリジナルのボクサーの名残でしょうか。

ということで、本作品はウォーレン・ビーティのものです。

ウォーレン・ビーティといえば「俺たちに明日はない!(第2回)」です。

アメリカン・ニュー・シネマという名前が誕生した、記念すべき作品の主演者です。

あれから10年。

あのショッキングな、先端を切り開くような斬新な作品から、一転このようなハートフルな名作を作るようになりました。

このコラムは、僕が青春時代に見たアメリカ映画の中で、大好きな100本を選んでいるのですが、本当は“重い映画”は好みではありません。

いい映画と好きな映画は違うものです。

で、この「天国から来たチャンピオン」は大好きです。

死ぬ前に一本見せてやる、と言われたらリクエストするかもしれません。

話はスーパーボウルを目前に控えたQBのジョーが交通事故にあってしまい、天国へ向かう途中、それが見習い天使の間違いと言うことが判明します。

急いで下界へ戻ると、体はすでに火葬されてしまっていた、ということから代わりの肉体探しが始まると言うコメデイです。

コメデイの場合、筋を説明しても面白さはなかなか伝わりません。

プロットのしっかりした、心が温まる作品といっておきましょう。

さて、ここで問題にしたいのは、題名にもある“天国”についてです。

原題は「HEAVEN CAN WAIT」

天国は待ってくれる、でいいのでしょうか。

キリスト教徒は、死ぬと天使に連れられて天国へ行きます。

TVアニメの“フランダースの犬”のネロも、天使に囲まれて天に昇っていきました(涙)

本作品のジョーも見習い天使に連れられて、雲の上で何か乗り物を待っていました。

その待合所には他の人たちもいたのですが、おしなべて暗かった。

少なくとも楽しそうではない。

ということは、彼らは“天国”を楽しいところだと思っていないのでは?

考えてみれば、聖書の中にも天国についての記述はないような気がします。

日本人は天国について“帰ってきた酔っ払い”のように、♪酒はうまいし姉ちゃんはきれいだ~と思っていますが、これは間違いです。

キリスト教における天国(=神の国)はまったくの未知数。

それも、そこにいけるのは、最初から選ばれた者のみ。

生前、良いことをしたとか、信仰に励んだとか一切関係なし。

そもそもキリスト教では、人は皆“罪びと”。

その罪を償いに天国へ行くのなら、そこは“刑務所”じゃん。

そりゃ、死ぬのはやだよね。

先ほどの♪酒はうまいし~はむしろイスラム教。

現世では酒は禁止なのに、天国では飲み放題。

姉ちゃんも飛び切りの別嬪。

その他娯楽設備完備。

歌のように神様に怒られる事もない。

天国へ行くには、イスラムの戒律を守ってさえいればいい。

聖戦(ジハード)で命を落とすのは尚いい。

どうせ死ぬんだから、死ぬ時はイスラムに改宗してから死のうかしら。

昨今、自爆テロとかはやってますが、彼らの死後はこんなに楽しいことが待っているから、喜んで死にますよね。

出来ればジハードのお墨付き付きで。

“輪廻転生”思想のベトナムに負け、今度はイスラムにもやられて、アメリカはまず敵を研究した方がいいんでないの?








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年01月08日 22時47分08秒
コメント(0) | コメントを書く
[青春時代「アメリカンシネマ」] カテゴリの最新記事


PR

プロフィール

WoodyPapa

WoodyPapa

フリーページ

サイド自由欄

設定されていません。

カテゴリ

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

楽天カード

ニューストピックス

お気に入りブログ

木工屋さん【WOO… woodypapa37さん
カントリーの自宅S… yumiyumi39さん

© Rakuten Group, Inc.