1235441 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2014年07月04日
XML
カテゴリ:サッカーの話

中部大学・武田邦彦教授のメルマガに、ブラジル・ワールドカップについて書かれていました。

武田先生はこのブログでも何度も紹介しているように、数学的に冷静に物事を分析できる先生です。

http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/201403090000/

http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/201403020000/

先生のメルマガは”引用はご自由に”となっていますので、まるっとコピペさせていただきます。

 


 私の性癖なのか、それとも私がおかしいのか? 時に日本社会の誰もが言っていることが私にはどうしても奇妙に感じることがある。STAPもそうだったが、今度のサッカー・ワールドカップも私には違和感がある。

 コロンビア8位、ギリシャ12位、コートジボアール24位、そして日本47位。これがFIFAの世界ランキングである。だから、日本は「順当に言ったら」全敗のはずで、それから言えば、コートジボアールの1失点がやや悔やまれるが、ギリシャと引き分けたのはあっぱれであり、コロンビア戦も、「力尽きた」という感じはあったが、選手の闘志、戦略、前半の善戦など見るべきところはあった。

 選手が「上を目指す」のは結構なことだし、それを戦いの前に「そんなに頑張らなくても良い」と言わなくてもいい。だけど、戦いが終わったら、ランキングとしても試合内容としても良かったのだから、「ご苦労さん。よく戦った!」と健闘をたたえたかったが、日本の指揮者やマスコミはザックジャパンを叩いた。違和感があった。

 オリンピック100メートルで、ランキング47位の選手が、予選で頑張って32位以内に入ったと言うだけで、それは立派なものだ。そして選手一人一人が、自分にはまだ無理なものを大きな大会でつかみ取ろうとする意欲もかえる。だから、ブラジルに行っただけでたいしたものだ。

 日本人は背の高さばかりではなく、体のガッチリさも外国の選手と比べものにならない。今度ワールドカップにでた国で、残念ながら体格はもっとも貧弱ではないか。その日本はこの8年ぐらいかけて、チームプレー、ワンタッチパス、走り込みなど、高さとパワーでのぞむ外国とは違った作戦をとってきた。それがまだ「未完」なだけである。

 かつてオリンピックで銅メダルを取り、先回のワールドカップではベスト16までいった。スポーツにはそういうことがあるというだけで、おおむねランキング通りになる。でもランキングを大きく超えようとする選手を励まし、それがならなくても健闘をたたえるようなファンでいたい。

 ところでコロンビア戦で精も根も尽き果てた長友のところに、外国のチームメイトが駆け寄って慰めた。長友は試合が終わって立ち上がれず、ピッチに座り込んでいることをコロンビアのチームメートが気がついて駆け寄ったのだ。戦いは終わり、勝敗は決まった。でも、スポーツに全力を挙げる人間の魂は崇高なものだ。

 

Bandicam_20140626_052550029

そして、長友を抱き、慰めている間に、コロンビアの他の選手も駆け寄って、みんなで長友を抱えようとしていた。まさに「友情」であり「武士道」である。日本選手はすべてがっくりきていたので、長友を慰めることはできなかったが、ゲームが終わって「ノーサイド」になったのだから、相手の健闘をたたえることこそ日本の誠なのだが、それをコロンビアの選手が実行していた。胸が熱くなった。

 

Bandicam_20140626_053233933

 もともとサッカーはスポーツとしての特殊だ。私は平和主義なので、サッカーのようにスポーツがあまりに国別対抗になるのは嫌いだ。スポーツはそれ自体で価値があり、どちらかというと国境を下げてくれるから好きだ。でも、もしサッカーでも全力を挙げた後、ノーサイドになるなら、私はサッカーを見直したい。

 でも、日本では監督の責任を問い、エースクラスはまるで罪人のように肩を落としていた。そうではない。君たちは立派だった。サッカーのような力と力の勝負の中で、よく内容の濃いゲームを見せてくれた。君たちの戦いはやがて日本の多くの子供たちがサッカーを楽しむインセンティブになるだろう! ご苦労さん!!


実際には、帰国した日本代表の選手を成田空港で待っていたのは、約1000人のファンの歓声と「ありがとう」というありがたい言葉でした。

ほとんど同じ成績だった韓国代表は、「韓国サッカーは死んだ」という横断幕をかかげられ、飴を投げつけられたそうです。

そういえば日本も1998年フランス大会では、城彰二がペットボトルの水をひっかけられていましたから、歳月は国民も成長させるようです。

サポーターがそんな甘ちゃんだから強くならないんだという意見ももっともですが、勝負は時の運ということもあります。

たかがサッカーごときで心を枯らしてもつまらないのでは。

幸いワールドカップは4年後もあります。

次はロシアですから、猛暑でコンディションを崩すこともないから(今回の惨敗の原因の第一は、調整の失敗でした)、走れる選手を揃えればもう少し期待も持てますよ。

きっと鹿島アントラーズからも柴崎岳が出るだろうし、昌子源、植田直道、伊東幸敏、土居聖真、赤崎秀平、豊川雄太、山村和也・・・優秀な若手がそろってますから。

カイオも帰化しないかなあー。

 

追伸ーイタリアに帰国したザッケローニは、地元記者のインタビューに答え、

「日本ではいろいろな経験をさせてもらった。私の方が金を払わなけらばならないほどだった」

と語っています。

facebookには、感謝のメールが続々と寄せられ、

「まるでワールドカップに優勝したかのようだった」

そうです。

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014年07月05日 19時59分27秒
コメント(0) | コメントを書く
[サッカーの話] カテゴリの最新記事


PR

プロフィール

WoodyPapa

WoodyPapa

フリーページ

サイド自由欄

設定されていません。

カテゴリ

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

楽天カード

ニューストピックス

お気に入りブログ

木工屋さん【WOO… woodypapa37さん
カントリーの自宅S… yumiyumi39さん

© Rakuten Group, Inc.