翔建築設計の所長日記

市街地再生の参考！


　下野新聞の記事から・・・

　松江天神町商店街（松江市）

　「お年寄りがゆっくり買い物ができる天神にしたい」

　老舗のお茶屋の社長・中村寿男さんを先頭に約４０軒の店主が動いた。

空き店舗を改装して通行者が自由に休める「天神町ふれあいプラザ」
バス停前にはマッサージ室もある交流館「いっぷく亭」

施設にはいつも老人のボランティアがいて話し相手やお茶の接待をする。
毎月２５日は天神市でにぎわう。

商店街にある白潟天満宮は「学問の神様」「ぼけ封じになる」と境内に菅原
道真の幼児期の像「おかげ天神」を安置したところ、高齢者らがお参りし買
い物客も増えた。

ことし、精神障害者によるクッキー製造販売、自然食レストランのある社会復帰施設とクリニックもできた。

商店街での小中高生らの物品販売体験は、高齢・障害者との交流で世代を超
えた社会勉強、人間教育の場になっている。

１階に病院や店舗、低層階に市営の高齢者住宅、上層に民間住宅が入る７階
建ての集合住宅も通りにできる。

天神町商店街は江戸の大通りを目指してるかのようだ。

（H17.10.12下野新聞　早川和男・長崎総合科学大教授の文を引用）

今市市の商店街活性化にも参考になる事例だ。
私が思うに、市街地の役目が大きく変わってきたのだと思う。
現在とこれからの役目は何なのかを見つめ直さないと市街地活性化は果たせ
ないと思う。


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