テーマ:今日の出来事(287607)
カテゴリ:まちづくり
県主催の講演会に行ってきた。
講師:木下敏之(元佐賀市長・元栃木県農業経済課長) テーマ:地域再生とパートナーシップ 場所:栃木県総合文化センター「特別会議室」 出席者のほとんどが県・市町村職員・商工会議所職員のようだった。 民間人は、たまたま隣に座った早川君。 東大法学部出で、39才で佐賀市長になって2期務めた木下氏は、 県庁所在地の佐賀市で大胆なまちづくりを進めてきたそうだ。 残念ながら抵抗勢力の反撃にあい、3期目の市長選で落選した。 私が感銘を受けたかいつまんだ内容 ・本質的課題はなにかを考えることが、リーダーとして一番大事なこと。 ・少子高齢化の現実を知ったうえで考えることが重要。 ・今後50年間で、人口が3~5000万人減る時代。 ・1975年・・・成人12人で、70才以上の高齢者1人を支える ・現在 ・・・成人 4人で、70才以上の高齢者1人を支える ・15年後 ・・・成人2.4人で、70才以上の高齢者1人を支える ・我が日光市は、2040年に成人と高齢者とが同数になる。 ・東京都心に人口が集まる傾向にある。 ・地域再生は不可能!「再生」ではなく、人口の減少と高齢化が50年続く ことを、明確に受け入れて、ではどうするかを全住民が考える。 ・佐賀市では、中心市街地の空き店舗、駐車場を地図上に赤く塗りつぶした 地図を作成したら、30%を超えていた。 ・全国回って感じたことは、まちに個性がない。理由は、地域の旦那衆の 元気がんばい。だから祭りもイベントも魅力がない。 ・佐賀市の活性化政策 1.住む人を増やす。・・・空き店舗の賃貸促進、幼稚園・保育所の整備、 市営住宅の中心部へ再配置 2.働きにくる人を増やす・・公的施設を中心部に配置。病院・教育施設を 誘致。NPO拠点の整備 3.遊びに来る人を増やす・・・老人大学などを中心市街地で開催。演劇・音楽 の練習施設を中心市街地に。神社・仏閣を活用。 なにかにかこつけて、イベントをでっちあげる。 おもしろいものをでっちあげる。 ・ランチェスターの第1、2法則・・・一点集中! ・地権者の役割・・・家賃を下げても決して空き店舗をつくらない。 ・商店主の役割・・・街をきれいにする。 ・行政の役割・・・中心市街地を活性化しようとする団体を支援する。 小中学校の教育にまちなかの題材を取り入れる。 ●具体的な目標と、それぞれの役割分担を定めておかないと、力が結集されない。 ●市民の協同という前に、当事者である商店主とそこに住む人達の努力が必要 である。 ・最大の抵抗勢力は・・・商店街・市民の無関心・無気力。 私の感想 これから日光市で中心市街地活性化協議会が本格化する。 人口動態をみると、やはりコンパクトなまちづくりが重要と感じた。 インフラがすでに整備してある中心市街地に、人口を公的施設も集中させるように誘導 していくべきだ。 限界集落をたくさん抱える日光市。大胆な計画が必要だな~。 私が作ったブログです。ヒマな時のぞいて見てください。 ●健康住宅は健康家族から ●古民家再生プロジェクト ●起業して会社経営を楽しむ ●日光近郊の日帰り温泉 ●うつ病を乗り越えろ ●老後の年金獲得大作戦 ●そば通の記録 ●高気密高断熱住宅 ●快適二世帯住宅 ●不動産業界 ●専門職の求人 ●フラット35は良い住宅ローンか? ●アパート経営 ●我が家の耐震診断 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.06 09:21:12
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